
このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺」と「創味シャンタン 中華風野菜タンメン」を食べてレビューしていきます。
「創味シャンタン」の「かに玉風醤油 刀削風麺」と「中華風野菜タンメン」はどんな商品?
今回のカップ麺は、サンヨー食品の「創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺」と「創味シャンタン 中華風野菜タンメン」。2019年7月15日発売の新商品です。中華だし「創味シャンタン」を使ったカップ麺2品です。
中華だし「創味シャンタン」を使用したカップ麺
「創味シャンタン」は多くのスーパー等で店頭に並んでいる、中華だしの定番商品です。店頭では「味覇」と並んでよく見かけるかと思います。「創味シャンタン」や「味覇」は、肉や野菜、スパイスなど約20種類を配合しており、これを使うことでスープやチャーハンの味に厚みが増します。ラーメンに使うと中華風のおいしいスープが仕上がります。
2018年7月に今回と同じサンヨー食品から2種の「創味シャンタン」を使ったカップ麺が発売されていました。「かに玉風醤油ラーメン」と「八宝菜風塩ラーメン」で、「かに玉風」は今回、「刀削風麺」として再び登場しています。
サンヨー食品 「サッポロ一番 創味シャンタン かに玉風醤油ラーメン」
「創味シャンタン」を使った「かに玉風」のカップ麺今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 創味シャンタン かに玉風醤油ラーメン」。2018年7月16日に発売された新商品です。「味覇」とともにスーパーで定番の中華調味料「創味シャンタン」を使用したカップ麺です。同時発売の「サッポロ一番 創味シャンタン 八宝菜風塩ラーメン」はすでにこのブログでレポ済です。レポ済の記事の方で「創味シャンタン」に関する能...
サンヨー食品 「サッポロ一番 創味シャンタン 八宝菜風塩ラーメン」
「創味シャンタン」使用の「八宝菜風」カップ麺今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 創味シャンタン 八宝菜風塩ラーメン」。2018年7月16日に発売された新商品です。スーパー等でよく見かける中華調味料「創味シャンタン」を使用したカップ麺です。「サッポロ一番 創味シャンタン かに玉風醤油ラーメン」も同時発売となっています。「創味シャンタン」は、創味食品から出ている中華調味料の定番商品で、もともと...
競合品である「味覇」も、エースコックからカップ麺化されています。最初に登場したのは2016年8月で、セブン&アイグループ限定商品でした。
どうもオサーンです。今回のカップ麺は、エースコックの「廣記商行監修 中華風野菜タンメン 味覇味」。エースコックとセブン&アイグループの共同開発商品で、味覇の製造元の廣記商行監修です。これは面白い商品が出ていましたね。中華調味料で有名な味覇(ウェイパー)のデザインそのままのカップ麺の登場は衝撃的です。私は今でこそ違う調味料を使っていますが、以前は家でチャーハンを作る時によく使っていました。中華調味料と...
内容物、価格、購入額など

左が「かに玉風醤油」で、右が「中華風野菜タンメン」。別添袋はともに2袋で、「液体スープ」と「かやく」の組み合わせも同じです。

どちらも先入れの「かやく」を開けた状態。右の「中華風野菜タンメン」の具の量の方が多いですが、キャベツ中心となっています。左の「かに玉風醤油」は麺が太めです。
品名 | 創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺 |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2019年7月15日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 2袋(液体スープ・かやく) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別128円(ドン・キホーテ) |
品名 | 創味シャンタン 中華風野菜タンメン |
---|---|
メーカー | サンヨー食品 |
発売日 | 2019年7月15日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | 2袋(液体スープ・かやく) |
定価 | 税別193円 |
取得価格 | 税別128円(ドン・キホーテ) |
栄養成分表
- 創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺
エネルギー | 311kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟238kcal |
∟スープ | ∟73kcal |
たん白質 | 7.4g |
脂質 | 12.4g |
炭水化物 | 42.5g |
食塩相当量 | 5.3g |
∟めん・かやく | ∟1.1g |
∟スープ | ∟4.2g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.58mg |
カルシウム | 199mg |

- 創味シャンタン 中華風野菜タンメン
エネルギー | 321kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟259kcal |
∟スープ | ∟62kcal |
たん白質 | 6.1g |
脂質 | 13.0g |
炭水化物 | 45.0g |
食塩相当量 | 5.0g |
∟めん・かやく | ∟1.4g |
∟スープ | ∟3.6g |
ビタミンB1 | 0.34mg |
ビタミンB2 | 0.59mg |
カルシウム | 218mg |

どちらも麺量は55gでちょっと少なめ。カロリーは300kcalちょっとで、やや低めとなっています。
創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺
まずは「創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺」から。以前も出ていた「かに玉風醤油」ですが、今回は「刀削風麺」になったことが大きな変化です。

スープ
「創味シャンタン」を使った鶏ガラベースのしょうゆ味のスープに、かにや椎茸の風味を加えています。「創味シャンタン」を使うことによりガッシリしたベースとなっており、それに加えて鼻に抜けるかにの風味が香ばしく感じられます。かにの風味は食べ進めて後半に差し掛かるとよくわからなくなってきてしまいますが、ガラの太い旨みが最後まで楽しめます。この価格帯のスープとしては十分に楽しめるのではないかと思います。
麺
やや平打ちの太めの油揚げ麺です。「刀削風麺」とのことですが、それほど刀削麺っぽさはなく、画一的な太さの縮れ麺です。カップの大きさの割に麺のボリュームはやや物足りないですが、縮れているためスープのりがよく、太めの割には麺とスープに一体感があります。
具
一応、4種類の具が入っていますが、いずれも量が少なくて物足りないです。特に今回は「かに玉風」なので、かき卵とかに風味かまぼこはもう少し欲しかったところ。この価格帯のサンヨー食品のどんぶり型商品は大概こんな感じなんですけどね。税別193円の商品と考えるともうちょっと頑張ってもらいたいところです。
創味シャンタン 中華風野菜タンメン
続いて「創味シャンタン 中華風野菜タンメン」。こちらは以前は「八宝菜風」の枠だったところに入ってきた新味です。「創味シャンタン」を使ったタンメンということで、鉄板感が漂います。

スープ
「創味シャンタン」を使った鶏ガラベースのしお味スープで、野菜の甘みが加えられています。「創味シャンタン」自体の味を活かすという点では「かに玉風醤油」よりも勝っており、中華だしの味が強く主張してきます。野菜の甘みも強く、「創味シャンタン」の味をしっかり活かしたタンメンの味に仕上がっていました。「創味シャンタン」がしっかり前面に出ています。
麺
中細で縮れのついた油揚げ麺です。特に特徴を感じない汎用麺かと思われますが、スープとの相性は良く、あっさり系スープをしっかり引き立てています。こちらも麺量55gでボリュームに欠け、麺だけならば100円程度で買える商品と大差がないように見えます。
具
キャベツをメインに、キクラゲやニンジンが入っていますが、キャベツはそれなりに入っているものの、キクラゲやニンジンはかなり量が少ないです。麺同様、具も100円程度で買えるカップ麺レベルなのではないでしょうか。キャベツは甘みがあり、野菜の甘みが効いたスープの味を増強していました。
オススメ度(標準は3です)
- サンヨー食品 「創味シャンタン かに玉風醤油 刀削風麺」
「創味シャンタン」を使うことによりベースの強さを感じるスープで、かにの風味もきちんと感じ取れます。麺は刀削麺っぽさはないものの、縮れをつけることでスープとの一体感がありました。麺量や具のクオリティは価格を考えると物足りないですが、スープのおいしさはさすが「創味シャンタン」といったところでしょうか。
- サンヨー食品 「創味シャンタン 中華風野菜タンメン」
「創味シャンタン」を使ったタンメンでしたが、「創味シャンタン」の味がしっかり前面に出ており、創味シャンタンが主役とわかるスープです。「創味シャンタン」の味の中で野菜の甘みもあり、タンメンのスープとしても秀逸です。麺や具は定価税別193円のレベルにはなかったように思いますが、スープのおいしさが際立つ一杯でした。
今回、定価相当で購入を前提に評価しましたが、おそらくこの商品は卸値が抑えられた商品で、実際に定価で売られることがあまりないものと思われます。100円台前半で手に入れられるのであれば、どちらも★1つずつくらいプラスしたいです。