このページでは、明星食品のカップ焼そば、「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 辛辛辛 (カラカラカラ) カラムーチョ味」を食べてレビューしていきます。



「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 辛辛辛 カラムーチョ味」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、明星食品の「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 辛辛辛 (カラカラカラ) カラムーチョ味」。2019年7月8日発売の、「明星一平ちゃん 夜店の焼そば」シリーズの新商品です。湖池屋の「カラムーチョ」と「一平ちゃん夜店の焼そば」がタイアップした商品で、先月6月に発売され、すでにレビュー済の「明星 一平ちゃん夜店の焼そば カラムーチョホットチリ味」の大盛激辛バージョン商品となります。



「一平ちゃん夜店の焼そば カラムーチョホットチリ味」の大盛激辛バージョン


今回の「大盛 辛辛辛 カラムーチョ味」は、先月6月24日に発売された「カラムーチョホットチリ味」を大盛で激辛にした商品です。麺量が90gから130gに増やし、激辛味にバージョンアップした一杯となっております。価格は定価税別193円と220円で、27円の差があります。

「辛辛辛」とはまた大胆なネーミングですが、明星食品はすでに「辛辛辛辛辛」なんて商品も出しているので、それに比べると辛くないのかも?なんて想像もできます。下のリンクは2018年12月に発売された「明星 千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」。「千里眼」の味を再現したカップ麺。スープと「激辛揚玉」によって激辛に仕上げた一杯でした。

「千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」は「辛」が5つ並んで激辛なカップ麺!

このページでは、明星食品のカップ麺、「明星 千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」を食べてレビューしていきます。「明星 千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、明星食品の「明星 千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」。2018年12月17日発売の新商品で、東京駒場のラーメン店「千里眼」監修のカップ麺です。今回は、「辛辛辛辛辛」という「辛」が...



辛さレベルがひとつ増えて「5」に




明星食品や日清食品の辛いカップ麺のパッケージで最近表示されることの多い辛さレベルですが、今回は「5」の最高レベルとなっています。先月の「ホットチリ味」の時は「4」だったので、ひとつ増えて辛くなっているようです。「ホットチリ味」は「4」というほど辛かったイメージはないのですが、今回は果たしてどうでしょうか。今回の「辛辛辛」を「ホットチリ味」と食べ比べながら検証していきたいと思います。


内容物、価格、購入額など




左が「辛辛辛」で右が「ホットチリ味」。ともに別添袋は、「液体ソース」、「特製マヨ」、「ふりかけ」の3袋となっています。麺量増に伴い、「液体ソース」や「ふりかけ」は相応に増えているようですが、「特製マヨ」はパッケージも重量も同じで、まったく同じものに見えます。



内容物の確認。左の「辛辛辛」の麺が、右の「ホットチリ味」よりもだいぶ太いことがわかります。これは大きな違いでしょう。キャベツは「ホットチリ味」の方が多く見えます。

品名明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 辛辛辛 カラムーチョ味
メーカー明星食品
発売日2019年7月8日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体ソース・特製マヨ・ふりかけ)
定価税別220円
取得価格税込232円(ローソン)


栄養成分表


1食162g(めん130g)あたり
エネルギー698kcal
たん白質11.1g
脂質27.1g
炭水化物102.3g
食塩相当量7.1g
ビタミンB10.89mg
ビタミンB20.36mg
カルシウム199mg



麺量が「ホットチリ味」の90gより40g多い130gなのが大きな違い。相応に、栄養成分の数値が大きくなっています。食塩相当量が「ホットチリ味」より特に増えていました。


ソース


ソースは「レギュラーサイズより辛さが2倍程度 (官能評価による) に感じるように調整し」た、「濃口醤油にビーフの旨みとガーリックを効かせ、チリ、オニオン、ガーリックオイルを合わせた激辛ソース」に、「唐辛子のピリッとした辛さの刺激とマヨのコクが特長の一平ちゃん夜店の焼そば特製の唐辛子マヨ」を別添とのこと

「ホットチリ味」の2倍の辛さになるように調節されたしょうゆベースのソースに、「唐辛子マヨ」を組み合わせた構成です。



「辛辛辛」の完成写真。

唐辛子とガーリックの強いふりかけが味の中心


  • 2倍の辛さはないように感じる
ビーフベースに牛脂を効かせたしょうゆ味のソースです。官能評価で「ホットチリ味」の2倍の辛さになるように調整されたとのことですが、「官能評価」って私は初めて聞いた言葉でした。私なんかは、黒い表紙のピンクな小説を思い浮かべてしまいますが、当然ながらそれではなく、人の感覚で味を分析する技術のことを「官能評価」というそうです。体感的に2倍の辛さだという解釈で良いんだと思います。

確かに唐辛子の風味を強めに感じたものの、これが2倍の辛さというのはちょっと疑問。合わせる麺が太くなったため、ソースの味が伝わり難いことが大きな要因と思われますが、私の感覚ではせいぜい1.2倍くらい辛くなったかなという程度。辛さレベル「5」とのことですが、私なら「4」にしたい辛さですかね。これでも本家の湖池屋「カラムーチョ」に比べると辛いですけどね。激辛とは言い難く、辛口~大辛という印象です。



「ホットチリ味」の完成写真。相対的にマヨネーズの分量が多く見えます。

  • 唐辛子マヨは麺量が増えても同じ量


別添の「唐辛子マヨ」は、麺量が40g増えて130gになっても同じもの、同じ量でした。麺量が増えた分、唐辛子マヨの存在感が相対的に弱まっていました。それなりに辛さのあるマヨネーズなので、これが相対的に弱くなったことで、ソースの辛味がそれほど強く感じなかった一因になっているものと思われます。



  • ベースの牛脂やしょうゆの味も弱まった
ソースのベースとなっているしょうゆ味や牛脂の風味も、「ホットチリ味」に比べて弱くなっていると感じました。これは麺が太くなったことが大きく影響していると思われ、ソースよりも麺の味の方が強く感じられるようになり、ただ辛いだけのソースになってしまった印象でした。



麺は「適度な弾力があって食べ応えがある中太麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、縮れの強い中太麺です。角麺形状となっています。



上が「辛辛辛」、下が「ホットチリ味」の麺。「辛辛辛」の麺がだいぶ太いことがわかります。

麺量が増え、太い麺に変化


麺量が90gから130gに増えて大盛サイズになっただけではなく、麺の太さが中細麺から中太麺に変わりました。量だけではなく食べ応えも重視した変化です。もちもちした噛み応えが特徴で、「ホットチリ味」で使われていたかための中細麺とはまったく違う印象の麺で、それぞれに良さがあります。ソースとのバランスも悪くなく、「ホットチリ味」と比較しなければ悪い組み合わせだとは思いません。

ただ、「ホットチリ味」が細い麺を使用して、ソースや唐辛子マヨなどの辛味を前面に出すバランスなのに対し、今回は中太麺で麺に強い主張があるため、ソースの辛味が官能評価の2倍ほど高くは感じられず、また、「ホットチリ味」に比べるとベースの味も感じ取りにくいバランスになっていました。辛味が特徴の商品としては、「ホットチリ味」の麺とソースのバランスの方が良かったと感じました。




具は「彩りと食感のアクセントになるキャベツ」に、「ジャンクでスパイシーな香味がスナック菓子のカラムーチョをほうふつさせるカラムーチョシーズニングパウダー、唐辛子、ガーリックパウダーを組み合わせたふりかけ」が別添とのこと。

具として入っているのはキャベツのみで、カラムーチョシーズニングや唐辛子、ガーリックパウダーなどが入った「ふりかけ」を組み合わせます。



キャベツとふりかけの組み合わせ


  • キャベツは大切りだが量に違いはそれほどない
具として入っているのはキャベツのみで、「辛辛辛」と「ホットチリ味」共通です。「辛辛辛」のキャベツの方が大切りだと感じましたが、これが意図的なものなのか、単なる個体差なのかはよくわかりませんでした。分量は両者それほど違いがないように見えます。ちょっと「ホットチリ味」の方が多いですかね。いずれにせよ大きな違いはありません。



  • 「ふりかけ」は麺量相応に増量
カラムーチョシーズニングや唐辛子などが入った「ふりかけ」は、麺量増に相応して増えています。今回、「ホットチリ味」よりも辛いことが売りのひとつなので、もっと増量して欲しかったところですが、唐辛子の風味を舌にダイレクトに伝える役割を担っており、激辛商品のふりかけとして効果の大きい存在です。


オススメ度(標準は3です)


  • 明星食品 「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 辛辛辛 カラムーチョ味」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
先月6月に発売された「ホットチリ味」を大盛で激辛にした「辛辛辛」を食べてきました。官能評価で2倍という辛さはそこまで辛くなった印象はなく、せいぜい1.2倍程度だと感じました。麺が太くなって主張が増したことに加え、麺が増えたのに唐辛子マヨが増えていないことも大きく影響しているものと思われます。辛いことは辛いものの、辛さレベル「5」というほどに激辛には見えません。ソースと麺のバランスを考えると、細めの麺を使用した「ホットチリ味」の方が優れていると判断し、今回はこの評価としました。

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