このページでは、ファミマ限定発売で日清食品のカップ麺、「ラ王 黒タンタン」を食べてレビューしていきます。



「ラ王 黒タンタン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ファミリーマート限定で発売されている、日清食品の「ラ王 黒タンタン」。2019年7月9日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。昨年も発売されていた「ラ王 黒タンタン」が今年も登場しました。



昨年も発売されていた「ラ王 黒タンタン」


ラ王 黒タンタン」は、ファミマ限定の商品。タテ型カップ麺ながら「ラ王」シリーズらしくノンフライ麺を使用し、濃厚な練りごまのスープを「黒ラー油」で仕上げた一杯です。「黒ラー油」を使用していることが「黒タンタン」の由来となっています。花椒が練り込まれた麺も特徴となっています。

昨年2018年11月にも「ラ王 黒タンタン」が発売されており、濃厚な練りごまに黒ラー油の風味が香る、完成度の高い一杯でした。今年も昨年バージョンのパッケージデザインが踏襲されており、ブランシュアップバージョンなのでないかと思われます。

このデザイン、どう見てもユヴェントスですよね。ジダンが・・・と書こうとして、もしやと思って昨年の記事を見返したら、昨年もユーヴェカラーからジダンの流れで同じこと書いていました。もうおじいちゃんです。ジダンがユーヴェにいたのってもう20年も前の話なんですね。今のユーヴェはCロナですもんね。まさかCロナがイタリアでプレーするとは思いませんでした。

昨年発売されていた「ラ王 黒タンタン」はこちら。

「ラ王 黒タンタン」(ファミマ限定)は濃厚練りごまでまったりな一杯!

ファミマ限定の「日清ラ王」ブランドのタテ型担々麺!今回のカップ麺は、日清食品の「ラ王 黒タンタン」。2018年11月13日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品で、ファミリーマート、サークルK、サンクス限定です。現在のタテ型ラ王ラインナップはヘルシー志向的な商品が多いですが、今回のタテ型ラ王はそれらとは一線を画しそうな「黒タンタン」。しっかりカロリーありそうです。黒地に白の縦縞パッケージ。ユーヴェカラー...



内容物、価格、購入額など




別添袋は「黒ラー油」の1袋。カップにはたくさんのスープ粉末とともに、ひき肉やチンゲン菜が入っています。

品名ラ王 黒タンタン
メーカー日清食品(ファミリーマート限定商品)
発売日2019年7月9日(火)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(黒ラー油)
定価税込216円
取得価格税込216円(ファミリーマート)


栄養成分表


1食115g(めん75g)あたり
エネルギー492kcal
 ∟めん・かやく∟329kcal
 ∟スープ∟163kcal
たん白質10.9g
脂質18.0g
炭水化物71.5g
食塩相当量6.7g
 ∟めん・かやく∟2.5g
 ∟スープ∟4.2g
ビタミンB10.25mg
ビタミンB20.29mg
カルシウム247mg



栄養成分を見ると、昨年バージョンと多少数値が異なっています。おそらく少しは手が入っていると思われます。


スープ


スープは「濃厚なゴマの風味に黒ラー油の辛味が特徴の担々スープ」とのこと。

しお味ベースで濃厚な練りごまが特徴の担々麺スープに、別添の「黒ラー油」で香りと辛味を加えています。



練りごまと黒ラー油の濃厚担々麺スープ


  • しお味ベース
しお味ベースで濃厚な練りごまが特徴の担々麺スープです。担々麺のスープはみそかしょうゆがベースになっていることが多いですが、今回はどちらでもありません。おそらく、練りごまや別添の黒ラー油の味を前面に出すためと思われ、スープからは練りごま以外の強い主張は感じられません。

  • 濃厚な練りごま
「黒タンタン」という「黒」を強調した商品ですが、昨年同様、今年のスープも濃厚な練りごまが主役だと感じました。担々カップ麺としてはトップレベルに濃厚です。ベースの味をみそやしょうゆにしなかったことで、練りごまの香ばしさやコクがいっそう強く感じられました。結構ドロドロしていてとろみが強く、このとろみも練りごまの濃厚感を強く演出しています。



  • 別添「黒ラー油」は黒ごまの風味
別添の「黒ラー油」は、熊本ラーメンなどとんこつラーメンに入っている「黒マー油」のような見た目ですが、黒マー油のようなにんにくの風味はついておらず、ごまの風味と辛味のついたまさしくラー油です。黒ごまを使っているのか、製造の過程で黒くなるのかはわかりませんが、食べてみた感じは黒ごまの風味を感じます。



  • 「黒ラー油は」練りごまのスープの中でアクセントに
練りごまも黒ラー油も同じごまですが、風味は結構違っていて、練りごまの強いスープの中で、黒ラー油の風味と辛味が良いアクセントとして効いています。濃い練りごまだけでも価値あるスープですが、黒ラー油によって重層な味に仕上げていました。辛味はピリ辛程度ですが、存在感は大きかったです。

昨年バージョンから多少栄養成分が異なっていましたが、味に大きな変化はなかったように感じました。



麺は「花椒のシビれがクセになる」「ノンフライ麺」とのこと。

湯戻し時間5分の、花椒が練りこまれた中太のノンフライ麺です。ストレート形状の角麺となっています。



花椒が練り込まれたノンフライ麺


タテ型カップだと油揚げ麺を使用しているものが多いですが、この商品は本家の「日清ラ王」シリーズと同じように、ノンフライ麺を使用しています。タテ型で小さく見えますが、麺量や全体量はどんぶり型のラ王カップ麺と同程度で、しっかり量が入っています。タテ型だからといって食べ応えは劣りません。

表面につるみがありながら、低加水食感の麺となっています。麺は太いですがスープを吸ってよく馴染んでおり、麺とスープの一体感が強いです。また、スープを吸ってずっしりした重みがあるのも特徴で、思いのほか食べ応えがありました。

花椒が練り込まれており、強いシビレを感じるわけではないものの、食べ進めていくうちに徐々に口がシビレてきます。食べ終わる頃には口の中がピリピリしており、濃い練りごまとともにこの商品の担々麺としての本格感を演出していました。タテ型だからといって侮るなかれな味になっています。




具は、味付肉そぼろ、チンゲン菜、ごま、赤唐辛子が入っています。



チンゲン菜と肉そぼろが具の中心


主力の具はチンゲン菜と肉そぼろで。具の総量はタテ型カップ麺としては多めに入っています。特にチンゲン菜はカット大きめで目立っており、練りごまの甘みととろみが特徴のスープの中で、ほろ苦さとシャキシャキした食感で目立っていました。肉そぼろは粒が大きいので、担々麺の肉味噌感はあまり出ていませんでした。

他には粒ごまやすりごまが入っていましたが、具としての存在感ではあまり目立っていなかったものの、スープの練りごまの味を増強しています。これ白ごまじゃなくて黒ごまだと、「黒タンタン」らしさがいっそう強くなるかもしれませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • ファミマ限定 「ラ王 黒タンタン」
★★★★★★☆☆☆☆(6)
ファミマ限定の、ユーヴェカラーの「黒 タンタン」を食べてきました。昨年バージョンとそれほど変化は感じませんでしたが、濃厚な練りごまに黒ラー油の黒ごま的な風味でアクセントを加えたスープが低加水麺としっかりマッチした、とてもおいしい一杯でした。今年は初出ではないので昨年感じたインパクトはないものの、最近はシビレ系に主眼を置くカップ担々麺が多い中で、これだけ練りごまの強い商品は貴重な存在だと思います。

黒い担々麺といえばこんな商品もありました。セブンプレミアムの「黒ごまたくさん担々麺」。すでに何度かブラッシュアップして発売されています。下のリンクは2018年12月に発売されたバージョンです。

「セブンプレミアム 黒ごまたくさん担々麺」は黒練りごまと黒粒ごまの安価なのにリッチなカップ麺

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