このページでは、まるか食品のカップ焼そば、「ペヤング やきそば 青じそやきそば」を食べてレビューしていきます。



「ペヤング やきそば 青じそやきそば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング やきそば 青じそやきそば」。2019年7月8日発売の、「ペヤング」シリーズの新商品です。なぜかメーカーサイトでは新商品の告知がされていませんでしたが、今週もペヤングの新商品が登場です。



ドレッシングのようなパッケージの「青じそペヤング」


今回のペヤングは「青じそ」。スーパー等でよく見かける「青じそ」ですが、カップ麺コーナーではなく、ドレッシングコーナーでよく見ますよね。今回の商品パッケージもちょっとドレッシングを思わせるものがあります。青じそドレッシングって「ノンオイル」なことが多いのに対し、今回のパッケージには「インオイル」と書かれています。いやー今回もふざけてますね。カップ焼そばにオイルが入っているなんて普通は書かないですからね。

先々週と先週発売されていた「GIGAMAX」ではないのは胃袋にやさしくて良かったですが、「インオイル」の今回の一杯は果たしてどんな味になっているのでしょうか。インゴット並の価値ある一杯に期待したいところ。



過去に発売されていた「青じそペヤング」と似ている商品


青じそ」を使用したカップ麺はこれまであまり見られませんでしたが、ペヤングからは類似品として、2016年12月に「ペヤング パクチーMAXやきそば」が発売されていました。まったく似てないだろとツッコまれそうですが、同じ青物がメインの一杯ということで、似てますよね?青じそもパクチーも青物なんて言ってるの聞いたいことないですがw

まるか食品 「ペヤング パクチーMAXやきそば」

今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング パクチーMAXやきそば」。ついにきましたねペヤング×パクチー。いつかくるんじゃないかと思っていましたが、いざきてみると期待と不安が半々です。遊び心をうまく味に昇華できているのか、とても楽しみです。ペヤングの遊び心はあんまり失敗している印象がないので、今回もたぶん大丈夫でしょう!ちなみにペヤングは私の住む地域では基本的に売っていないのですが、最近ブログではすっか...


内容物、価格、購入額など




別添袋は、「やきそばソース」と「かやく」の2袋。



先入れの「かやく」を開けた状態。青じそとキャベツが入っていますが、主役の青じそはちょっと地味なような?

品名ペヤング やきそば 青じそやきそば
メーカーまるか食品
発売日2019年7月8日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ2袋(やきそばソース・かやく)
定価不明
取得価格税別168円(ドン・キホーテ)


栄養成分表


1食116g(めん90g)あたり
エネルギー536kcal
たん白質9.4g
脂質27.1g
炭水化物63.7g
食塩相当量3.8g



「インオイル」なので脂質は27.9gありますが、カップ焼そばとしては特別多いわけでもなさそう。やはり「インオイル」はオイルを主張しているというよりは、「ノンオイル」じゃないよということ、もしくはふざけているということなんでしょう。



お湯を入れると・・・地味だった青じそが猛烈に膨らんできました!一気にインパクト大!これは面白い具ですね。なぜ今まで他社は青じそに着目してこなかったのか不思議に感じてしまうレベル。

ソース


ソースは、しょうゆベースに酸味を効かせ、青じそや梅の香りを効かせています。



青じそドレッシングのようなソース


  • 「青じそドレッシング」の味そのもの
しょうゆベースに酸味を効かせ、青じそや梅の味をつけたソースです。油は入っていますが、これはパッケージデザインと同じように、青じそドレッシングを意識した味だと思われます。うちでも青じそドレッシングは常備されていますが、今回のソースはまさにその青じそドレッシングそのもの。「インオイル」ドレッシングとしてサラダにかけても違和感なさそう。

  • なぜかあまりさわやかではない
具として大量の青じそが入っていますが、ソースにも青じその味がつけられており、強く効きすぎない程度に強く感じられます。さわやかな味のはずなのに、なぜかまったくさわやかに感じられないのは、油揚げ麺と合わせていたり、「インオイル」だったりするのが原因でしょうか。



  • 青じその香りや酸味
焼そばソースとしてはかなり独創的な青じそや酸味で、ソースだけ舐めるとこれは面白いなと思わせる存在感でしたが、油揚げ麺と合わせてしまうとせっかくの良い味がだいぶ消えてしまう感じがしました。特に酸味はもうちょっと粘ってくれると良かったんですが、油揚げ麺のカップ焼そばに使うなら、もっと思い切った強い味にする必要がありそう。ちょっともったいない感じがしました。



麺は、中細で縮れのついたいつものペヤングの油揚げ麺です。



いつものペヤングの麺(量も)


中細で縮れのついた、いつものペヤングの油揚げ麺です。同じカップ焼そばでも、「UFO」や「一平ちゃん夜店の焼そば」あたりと比べると油揚げ麺臭の強い麺で、通常ペヤングならその油揚げ麺臭を別添スパイスで抑えるのですが、今回はその役目をソースの酸味や青じそ風味が担っていました。ただ、麺と合わせるにはソースの味が強くなかったため、暴れる麺を制御し切れていない印象でした。オルフェーヴルの阪神大賞典ほどではないですけどね。

それにしても、ここのところ立て続けに「GIGAMAX」を食べてきていたので、同じペヤングでも麺量がいつもの90gになっただけでずいぶん気持ちが楽になります。いつもよりあっという間に食べ切ってしまいました。私にはこれくらいの量が適正なようです。ちょっとGIGAMAX恐怖症に陥っているかもしれません。




具は、キャベツと青じそが入っています。



青じそとキャベツの組み合わせ


  • 青じそはインパクトある
湯戻し前のかやくの段階では粉状に見えた青じそですが、お湯を入れた途端に膨れ上がり、細切れの葉状に変化します。いやー膨らみますねこれ。ザボアザギルかと思いました。ちょっとバジルっぽくもあり、イタリアンな雰囲気も漂っているようないないような。実際食べてみるとイタリアンなんてことはまったくなく、見た目ほどのしその味もなかったように感じましたが、とても面白い具なのは間違いないです。さらに大量にするとインパクト増しそうです。

  • キャベツは多くない
キャベツは少ないです。ペヤングといえばキャベツがたくさん入っていることもひとつの特徴ですが、今回はその面影はなく、青じそに比べると控えめな存在です。肉系の具も入っていないので、ひょっとすると青じそにかなりコストが割かれているのかもしれませんね。これなら青じそのみでも良かったかも。


オススメ度(標準は3です)


  • まるか食品 「ペヤング やきそば 青じそやきそば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
まるで青じそドレッシングのようなパッケージとソースの味で、かなり面白い商品でした。青じその風味と酸味を効かせたソースはドレッシングの味そのものでしたが、油揚げ麺と合わせると、特に酸味が目立たなくなってしまうのは残念でした。そして一見地味に見えたかやくの青じそが、お湯を入れることで膨れ上がり、存在感抜群になるのが面白かったです。味は惜しい部分が多かったですが、遊び心たっぷりの良品だと思います。一度食べておくと良いネタになるかもしれません。

ペヤングのおもしろ商品をまとめています。

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