このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル レッドシーフードヌードル」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル レッドシーフードヌードル」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル レッドシーフードヌードル」。2019年7月8日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。毎年夏の時期の恒例商品となっている「レッドシーフードヌードル」が今年も登場です。



毎年夏の恒例商品「レッドシーフードヌードル」


レッドシーフードヌードル」は、毎年夏に発売される恒例商品です。2013年に最初に発売され、今年で7回目の登場となります。「カップヌードル シーフードヌードル」が今年35周年を迎えたことで、パッケージには「夏はシーフード!!35th」のロゴが入っています。

私が幼い頃に、シーフードヌードルの発売でかなり話題になったのを覚えているので、そりゃ私も年を取るわけですよね。小さい頃からシーフードヌードルのスープにごはんを入れるのが大好きでした。母に買ってとせがむお気に入りのカップ麺が、カップヌードルカレーからシーフードに代わったのを覚えています。

昨年発売されていた「レッドシーフードヌードル」は、「EXILE TRIBE」がパッケージに描かれていました。

夏の定番!!日清食品 「カップヌードル レッドシーフードヌードル」は今年で6回目の登場!!

今年で6回目の発売となる「カップヌードル レッドシーフードヌードル」は「EXILE TRIBE」が目印今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル レッドシーフードヌードル」。2018年7月2日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。今年で6回目を数える「カップヌードル レッドシーフードヌードル」ですが、今年は「EXILE TRIBE」のメンバーがパッケージに描かれていること以外は中身は昨年の物と同じのようです。ちなみ...

辛い中でしっかりシーフードの太さが感じられた「レッドシーフードヌードル」ですが、今年バージョンの味は果たしてどう仕上がっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。「カップヌードル」シリーズらしく、イカやたまごなど具だくさんです。スープ粉末もたくさん入っています。

品名カップヌードル レッドシーフードヌードル
メーカー日清食品
発売日2019年7月8日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別193円
取得価格税込198円(セイコーマート)


栄養成分表


1食75g(めん60g)あたり
エネルギー348kcal
 ∟めん・かやく∟308kcal
 ∟スープ∟40kcal
たん白質9.3g
脂質14.7g
炭水化物44.6g
食塩相当量4.8g
 ∟めん・かやく∟2.0g
 ∟スープ∟2.8g
ビタミンB10.82mg
ビタミンB20.24mg
カルシウム96mg



栄養成分を見ると、昨年発売された「レッドシーフードヌードル」とまったく同じ数値でした。もう数年同じなので、この味が完成形ということなのでしょうか。確かにおいしいんですけどね。


スープ


スープは「ポークと魚介のうまみをきかせたシーフードスープに、唐辛子、粗びき黒こしょうでアクセントを加えた "辛うま" なスープ」とのこと。

イカなどシーフードの味の強いいつものシーフードヌードルのスープに、唐辛子や胡椒で辛味を加えています。



辛口のシーフードスープ


  • 味の中心はシーフード
豚ベースに魚介の味を加えた、「シーフードヌードル」のいつものスープがベースとなっています。ちゃんぽんのスープの雰囲気を漂わせつつ、イカを中心としたシーフードの風味を強く感じる味わい。「レッドシーフード」なので辛味が加わるスープですが、味の中心はあくまでシーフード味となっています。

  • 辛さは辛口程度
唐辛子や胡椒によって、辛味もしっかり効いています。激辛とか大辛クラスの、テンちゃんよろしく口から火が出るような辛さはないですが、しっかりずっしり感じられる辛さレベルにはあります。そういや、最近の日清食品や明星食品のパッケージに書かれている辛さレベルはこの商品に書かれていないですね。辛口くらいのレベルだと思います。レベル3程度でしょうか。シーフードヌードルらしさを失わない程度の辛さがこれくらいという判断なんだと思われます。



  • 辛味があってもシーフード味が損なわれていないのが肝
しっかりした辛さでありながら、シーフードヌードルらしさが損なわれていないのがこのスープの肝で、辛味が脇役に徹しているのが良いところだと思います。激辛がブームを超えて当たり前になった昨今、「RED」と名乗る割には物足りない辛さではあるのですが、だからこそ7年も続いて発売される商品になったのかなとも思います。激辛バージョンを出すなら、また別の商品として出す必要がありそうです。



  • 3年連続で中身に変化なし
これで3年連続で栄養成分がまったく同じで、実際食べても味の変化を感じませんでした。もう改善の余地がないということなのでしょうが、まったく同じというのは、進取の精神、フロンティア的なイメージのある「カップヌードル」シリーズからすると、ちょっと物足りなくはあります。

「今年のレッドシーフードはここが違う!」みたいなキャッチーな売り文句は欲しいところ。35周年のパッケージロゴだけが違いというのはあまりカップヌードルらしくはないと思います。安心安定の味ではあるんですけどね。



麺は「カップヌードルならではの、しなやかでコシとつるみのある麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、ヌードルタイプの中細油揚げ麺です。いつもの「シーフードヌードル」で使われている麺と同じタイプかと思われます。



いつもの「シーフードヌードル」と同じ油揚げ麺


縮れの強い、ヌードルタイプの中細油揚げ麺です。「カップヌードル」や「シーフードヌードル」で使われている麺と同じタイプかと思われます。麺量も「シーフードヌードル」と同じです。油揚げ麺臭の強いスナック感のある麺で、この油揚げ麺臭がカップヌードルらしさの大きな要素となっています。今回の辛味の効いたシーフードスープと合わせても、カップヌードルらしさはしっかり感じられます。

主張の強いスープと合わせても麺の存在感がしっかりあり、麺とスープのバランスは良好です。カップヌードルの麺はどんなスープでもカップヌードル化してしまう万能麺ではありますが、濃いめの味のスープの方が相性は良いように思います。あっさり味の「カップヌードル」シリーズってあんまり食べたことないですけどね。




具は「イカ、キャベツ、たまご、カニ風味かまぼこ、ネギ」とのこと。

イカやかに風味かまぼこなど、「シーフードヌードル」と同じ構成の具が入っています。



「シーフードヌードル」と同じ具の構成


  • 「シーフードヌードル」に比べてイカやかに風味かまぼこ、キャベツが少ない
イカ、かに風味かまぼこ、たまご、キャベツ、ネギといった、「シーフードヌードル」と同じ構成の具が入っています。ただ、イカやかに風味かまぼこは少なめで、具だくさん感は「シーフードヌードル」に比べて幾分かボリュームダウンしています。さすがにスープにコストが割かれていることを考えると致し方ない部分でしょうか。それでも一般的なカップ麺としてはなかなかの具だくさんです。

  • 甘い具がアクセント
「シーフードヌードル」の具ではたくさん入ったイカが特徴的だと感じていますが、「レッドシーフード」では、かに風味かまぼこやたまごの甘みが、辛味の中でアクセントになっているように感じられました。「シーフードヌードル」でもそうですが、具を含めちょっと甘いところも大きな特徴ですよね。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル レッドシーフードヌードル」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
夏の定番「レッドシーフードヌードル」を食べてきました。3年連続で栄養成分がまったく同じ数値で、変化は外装のみの寂しさはありましたが、今年も安定の味です。辛味をしっかり効かせながらも、シーフードヌードルらしさをまったく失っていないスープが肝で、辛味を効かせすぎないのがポイントかと思います。でも、激辛のシーフードもいつか食べてみたいですね。

夏の「シーフードヌードル」といえば「レッドシーフード」ですが、冬は「ミルクシーフード」が定番。2018年バージョンは「北海道ミルクシーフー道」という商品名でした。今年は元に戻してほしいですね。

日清食品 「カップヌードル 北海道ミルクシーフー道ヌードル」

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