このページでは、セブンプレミアムとローソン限定のカップみそ汁、「セブンプレミアム カップみそ汁 ひきわり納豆汁」と「旭松食品 生みそずい濃厚ひきわり納豆汁」を食べて比較していきます。



カップ納豆汁を比較!


セブンvsローソンのカップ納豆汁対決!


今回は、セブンイレブンなどで購入できる「セブンプレミアム カップみそ汁 ひきわり納豆汁」と、ローソン限定商品の「旭松食品 生みそずい濃厚ひきわり納豆汁」を食べて比較していきます。前者は2019年6月24日、後者は2019年7月2日発売の新商品です。

大手コンビニのセブンとローソンから同時期にカップ納豆汁が発売されたということで、カップ麺ではないですが、せっかくなので比較してみることにしました。私もカップ麺だけではなく納豆も食べたいし、ちょっとお腹も休めたいしということで、どうかお付き合いいただければと思います。

神州一味噌と旭松食品もライバル関係


今回紹介する「セブンプレミアム カップみそ汁 ひきわり納豆汁」は神州一味噌、「生みそずい濃厚ひきわり納豆汁」は旭松食品が製造を担っていますが、ともに長野県発祥のメーカーです。それぞれ看板商品が味噌、豆腐という違いはあるものの、即席みそ汁をはじめ多くの商品で競合しており、ガチンコのライバル関係にあります。コンビニ同士もライバル関係なら、メーカー同士もライバル関係。とてもおもしろい比較対象なのではないかと思います。

カップの納豆汁に味の違いなんてそれほどないのではないのではないかと思いつつも、面白い違いがみられると良いなと希望しつつ、食べてみたいと思います。



内容物、価格、購入額など




ともに別添袋は「調味みそ」と「具(の袋)」の2袋。

品名セブンプレミアム カップみそ汁 ひきわり納豆汁
メーカーセブンプレミアム(製造は神州一味噌)
発売日2019年6月24日(月)
麺種別みそ汁
かやく・スープ2袋(調味みそ・具)
定価税込116円
取得価格税込116円(セブンイレブン)

品名生みそずい濃厚ひきわり納豆汁
メーカー旭松食品(ローソン限定商品)
発売日2019年7月2日(火)
麺種別みそ汁
かやく・スープ2袋(調味みそ・具の袋)
定価税込151円
取得価格税込151円(セブンイレブン)

コンビニで売っているカップ納豆汁ということでパッと飛びついたものの、結構価格差があるんですね。35円差はこの価格帯だと結構大きいので、ローソンの方がだいぶクオリティが高くないと釣り合いません。

栄養成分表、原材料


  • セブンプレミアム カップみそ汁 ひきわり納豆汁
1食31.3gあたり
エネルギー61kcal
たん白質5.4g
脂質2.3g
炭水化物5.5g
∟糖質3.6g
∟食物繊維1.9g
食塩相当量2.3g



  • 生みそずい濃厚ひきわり納豆汁
1食32.8gあたり
エネルギー88kcal
たん白質7.5g
脂質3.2g
炭水化物7.2g
食塩相当量2.1g



内容量にそれほど差はないですが、栄養成分は価格差を反映してか、相応分にローソンの方が上回っています。食塩相当量はセブンプレミアムの方が大きいです。



内容物の比較


納豆の形状がだいぶ違う!




左がセブンプレミアムで右がローソン。「具(の袋)」を入れた状態。ともに納豆が入っていますが、セブンプレミアムはひきわり納豆のみなのに対し、ローソンはひきわり納豆に加えて粉状の納豆も入っています。これはだいぶ納豆の味の濃さに影響が出そうですね。

納豆の他に、セブンプレミアムはねぎが入っているのに対し、ローソンは小松菜が入っているという違いがあります。納豆との組み合わせを考えるとイメージ的にはねぎが優位ですが、小松菜と納豆の相性は果たしてどうなのでしょうか。

納豆の形状がだいぶ違う!




同じく先入れの「調味みそ」を入れた状態。セブンの味噌は赤っぽいのに対し、ローソンの味噌は白っぽいという大きな違いがあります。原材料を見ると、セブンプレミアムは米味噌とともに豆味噌が入っているのに対し、ローソンは米味噌のみのようです。風味の強い豆味噌が入っているセブンプレミアムの方が味噌が強そうなイメージです。

食べ比べても両者味はたいしてかわらないのではないかという当初の不安は、この時点でもう吹っ飛びました。同じカップ納豆汁でも、両者はまったく違う商品のようです。これは食べ比べるの楽しみになってきました。



カップ納豆汁食べ比べ!


味噌重視か納豆重視か




  • 納豆の味が濃いのはローソン!
内容物をみて、入っている納豆の違い、味噌の色の違いが明確になりましたが、食べてみてもその違いが大きく感じられました。粉末の納豆が入っているローソンの納豆汁は、やはり粉末の納豆がみそ汁に溶け出すことで、だいぶ納豆の味が濃いです。

ひきわり納豆の粒はセブンプレミアムのほうがむしろ立派で、セブンプレミアムの納豆はみそ汁の具として、ローソンの納豆は粉と粒ともに味付けの中心として機能していると感じました。設計思想の段階からだいぶ違いがありそうです。

  • 味噌が強いのはセブンプレミアム!
一方で、味噌の味が濃いのは断然セブンプレミアム。セブンプレミアムの味噌は米味噌とともに入っている豆味噌の効果が大きく、味も香りも強いです。食塩相当量が多いのも味噌の味が濃いと感じる一因かと思われます。セブンプレミアムはやっぱり味噌の味をメインに据えているように思います。

一方で、ローソンの味噌は米味噌のみが使われており、豆味噌の入っているセブンプレミアムに比べると主張は控えめです。こちらは味のメインを納豆に据えている印象で、この味づくりの違いはとても面白かったです。

  • ねぎと小松菜の違い
セブンプレミアムにはねぎが、ローソンには小松菜が入っていますが、この違いも結構大きかったです。納豆にはねぎが合うのではないかと思って食べ始めましたが、ねぎの主張があまり強くないため、濃い味噌味や納豆の前で埋没している印象でした。

それに対しローソンの小松菜はカットが大きいこともあってほろ苦さがしっかり感じられ、濃い納豆の味の中でとても映えていました。小松菜と納豆の相性がとても良く、これは家で食べる納豆ごはんでも是非試してみたいレベルでした。



両者にごはんを入れてみました!




どうせやるんでしょ?と予想されていた方もいらっしゃるかと思いますが、ごはん入れてみました。納豆にはごはんですよね!

納豆の濃いローソンの方が当然ごはんとの相性が良いだろうと思って食べましたが、これは互角、もしくはセブンプレミアム優位と取りました。というのも、ローソンの納豆汁は単体で食べるのに最適化される程度にしか味噌の濃さがないのに対し、セブンプレミアムは味噌の味が濃いため、ごはんを受け入れる余地があるんですよね。

セブンプレミアムは何も考えずにごはん入れてもおいしいですが、ローソンはごはんを入れるつもりなら、ちょっとお湯を少なめにしておく方が良いと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • セブンプレミアム(神州一味噌) 「カップみそ汁 ひきわり納豆汁」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
  • ローソン(旭松食品) 「生みそずい濃厚ひきわり納豆汁」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

セブンプレミアムとローソンでそれぞれ最近発売された、カップ納豆汁の比較を行ってきました。味噌が濃くて納豆はあくまで具として入っているセブンプレミアムに対し、粒と粉末の両方で納豆の味を押し出したローソンという大きな違いがみられました。「納豆汁」という共通の題材に対し、両者違うアプローチで攻めたとても面白い比較対象だと感じました。価格差はありますが、ガツンと納豆を楽しめるローソンの納豆汁が、価格差を考えてもオススメできると判断しました。

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