「マルちゃん 日本うまいもん サバだしラーメン」を実食レビュー！宮城県石巻市のご当地ラーメンをカップ麺で再現

栄養成分表、原材料

1食93g（めん70g）あたり

エネルギー	385kcal
∟めん・かやく	∟330kcal
∟スープ	∟55kcal
たん白質	9.2g
脂質	16.2g
炭水化物	50.7g
食塩相当量	7.0g
∟めん・かやく	∟2.0g
∟スープ	∟5.0g
ビタミンB1	0.33mg
ビタミンB2	0.34mg
カルシウム	195mg

スープ

豚鶏をベースに、サバなどの魚介を効かせたしお味のスープです。

サバの旨みがやわらかく太く感じられるしお味スープ

• キレのあるしお味

鶏と豚をベースに、サバなどの魚介を効かせたしお味のスープです。スープに油分はあまりなく、あっさり系です。ベースの鶏豚も控えめで脇役に回っていますが、しお味にはキレがあり、結構強めでエッジの立ったスープでした。ただ、塩辛いというほどではなく、食べやすい味です。

• やわらかいのに太い魚介の味

今回は魚介だしとして、主役のサバを中心に、かつおやムロアジも入っているようです。魚粉がたっぷり入ったスープのような、ガンガン攻めてくるタイプとは違いますが、スープとよく馴染みながらも、やわらかく太く魚介を効かせています。旨みが濃くて魚の味をガッチリ堪能できました。

サバのあらを使ったスープだそうですが、サバのクセみたいな部分はうまく消されています。あくまでサバが中心ですが、後味にかつおをほのかに感じられ、サバ一辺倒ではない旨みがありました。じわじわくる味で、かなりよくできたスープなのではないでしょうか。とてもおいしかったです。

麺

湯戻し時間3分の、中太よりはやや細く見える油揚げ麺です。緩やかに縮れのついた角麺となっています。

麺とスープのバランスがよく取れている

やや平打ち形状の、中細と中太の中間程度の油揚げ麺が使用されています。縮れは緩やかで、同じ東洋水産のタテ型カップ麺「本気盛」シリーズでよく使われている太くて縮れのしっかりついた油揚げ麺とはだいぶ形状が異なっています。太く見える割には主張は穏やかで、今回のスープと合わせると油揚げ麺臭はあまり感じませんでした。

麺とスープのバランスもよく取れています。油揚げ麺臭が控えめなので、今回の香りものであるサバだしスープの邪魔をしていなかったのはとても良いところでした。東洋水産のタテ型カップ麺というだけで、どんな麺が出てくるのか身構えましたが、今回はまったく問題なしの、素晴らしい麺とスープの相性です。

具

細切れの豚肉チップ、メンマ、ねぎの組み合わせです。

豚肉とメンマ中心の具の構成

• 細切れの豚肉

「本気盛」シリーズほどではないですが、具にはそれなりにボリュームがあって充実しています。豚肉は細かいカットながら結構量は入っています。やや甘く味付けられているため、スープの中でもしっかり映えています。細かくてもしっかり肉感があり、肉を食べていると実感できました。

• メンマがたくさん入っている

メンマもたくさん入っていて、大きさと量で言えば豚肉よりも目立っています。メンマの風味は魚介ととても相性が良く、今回もスープとしっかりマッチしていました。大きいためメンマらしいかための食感があり、良いアクセントになっていました。ネットを見ているとラーメンにメンマは要らないなんてことが書かれていることがありますが、私は魚介系やしょうゆ系のスープにはぜひとも欲しいと思っています。

オススメ度（標準は3です）

• 東洋水産 「マルちゃん 日本うまいもん サバだしラーメン」

だいぶ以前の話ですが、2014年12月に東洋水産から「マルちゃん サバだしラーメン」が発売されていました。ハンサム氏が★7をつけています。当時のカップ麺もおいしかったんですね。