ローソン限定「トナリ監修 辛激焼そば」を実食レビュー！辛激揚玉たっぷり

栄養成分表、原材料

1食171g（めん130g）あたり

エネルギー	782kcal
たん白質	10.6g
脂質	37.6g
炭水化物	100.3g
食塩相当量	7.4g
ビタミンB1	0.60mg
ビタミンB2	0.36mg
カルシウム	268mg

以前発売されていた「辛激焼タンメン」と比べるとだいぶ栄養成分に変化があり、単なる焼き増し品ではなさそうです。

ソース

豆板醤などで辛味をつけたみそ味ベースのソースで、別添の「特製マヨ」によってマヨネーズのコクや酸味と唐辛子の辛味が加わります。

ソースとマヨネーズのどちらも辛い

• みそ味ベース

みそ味ベースのソースです。みそはそれほど張り出してきませんが、カップ焼そばで多いソース味やしょうゆ味、しお味のソースと比べると明らかに別物感はあります。このソースに野菜などでつけられた甘み、ニンニクのパンチが加わるとともに、豆板醤などによって強い辛味が付けられています。

• 十分に激辛レベル

辛味は十分に激辛レベルですが、最強に辛いというほどのレベルではありません。通常商品の「辛激タンメン」と同じくらいの辛さかと思います。激辛好きの方は過度な期待をしてはいけませんが、多くの人にとって満足できるレベルの辛さにはあるのではないかと思います。

• マヨの唐辛子は結構強い

別添の「特製マヨ」は酸味の強さと唐辛子による辛味が大きな特徴。カップ焼そばのマヨネーズだと、酸味が強いとソースの味を阻害する場合がありあまり歓迎できないのですが、今回はソース自体の味が強い上、辛味と甘みのあるソースと組み合わさることて、味の一翼を担っていて、マヨネーズの酸味がないと成田成り立たない味のように感じました。酸味とソースのマッチングが良好です。

• マヨの酸味が強め

また、マヨに付けられている辛味が強めで、ソースの豆板醤を後方支援しています。ちょっと舐めてみましたが、なかなか辛かったです。これ単独ならさほどではなくとも、辛いソースと気味合わせることで威力を発揮していました。それにしてもこのマヨネーズ、2018年10月に発売されていた「明星 千里眼監修 辛辛辛まぜそば 大盛」で使われていた「唐辛子マヨ」とよく似ている気がします。

麺

湯戻し時間5分の、太くて縮れの強い油揚げ麺です。食べ応えのある角麺形状となっています。

太くて縮れのついた油揚げ麺を使用

明星食品のまぜそば商品などでよく用いられている、太くて縮れの強い油揚げ角麺です。がっしりした噛み応えのある主張の強い麺ですが、今回合わせるソース、マヨネーズもかなり強い味なので、バランスはしっかり取れています。好バランスです。

ちなみにお店で再現された「辛激焼そば」の麺は、タンメンと同タイプの縮れのない麺のようです。麺量130gで大盛なのはありがたいし、ソースとのマッチングも良いのですが、いつもこう変わり映えしないというのもどうなのかと少し思ってしまいます。特に明星食品はこういったお店再現系の焼そば、まぜそばカップ麺を量産しているので、もうちょっと麺にもお店ごとの特徴が欲しいところ。

具

細かい具がたっぷり

• キャベツ、ニラ

先入れの「かやく」に入っているのはキャベツとニラ。キャベツはカップ焼そばとしてはありふれた具ですが、ニラが特徴的。量はそれほど入っていなかったものの、ニラ独特の強い風味が漂っていました。キャベツはしっかり量が入っています。

• 大量の「辛激揚玉」

「あといれかやく」には「辛激揚玉」とネギが入っています。「辛激揚玉」は唐辛子の入った赤い色の揚玉で、これも「特製マヨ」と同様、結構辛いです。単体で食べても口の中がちょっとヒリヒリするレベル。個性の強い素晴らしい存在感のある揚げ玉だと思います。量が多いのもうれしいところ。

ただ、これも一連の「千里眼」カップ麺で使われている、お店の「辛揚」を模した「激辛揚玉」とおそらくまったく同じものが使われていました。「千里眼」名物を他の店の商品で流用するのはちょっと疑問を感じる部分で、差別化できていないのが気になりました。今回の「特製マヨ」や「辛激揚玉」に太い縮れ麺の組み合わせだと、パッケージを「千里眼」と替えても何ら違和感がないものに感じてしまいます。

オススメ度（標準は3です）

• ローソン 「トナリ監修 辛激焼そば」

セブンの「蒙古タンメン中本」とローソンの「トナリ」を比較した記事はこちら。