このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「火炎辛麺 赤神 神増し」を食べてレビューしていきます。



「火炎辛麺 赤神 神増し」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「火炎辛麺 赤神 神増し」。2019年6月10日発売の新商品です。福岡県北九州市と京都府京都市にお店のある「博多火炎辛麺赤神」の味を再現したカップ麺です。パッケージがちょっと怖いです。



「博多火炎辛麺赤神」は小倉にある激辛ラーメン店


博多火炎辛麺赤神」は、小倉と京都に店舗を構える、激辛ラーメンの専門店です。辛味を強く効かせたみそラーメンが主力メニューで、看板メニューは「火炎辛麺」。文字通り辛いみそラーメンだそうです。今回の商品もこの「火炎辛麺」が再現されています。



「辛さ」4倍「痺れ」4倍の「神増し」


お店では、辛さ、痺れ、野菜(もやし)が無料で調整でき、今回は「神増し」という、「辛さ」4倍「痺れ」4倍の味が再現されているそうです。パッケージ上では両方合わせて「8倍」と記載されてます。お店ではさらに上の辛さがあるようで、今回の「神増し」がカップ麺としていかほどの辛さなのか気になるところです。激辛カップ麺列強と比べてどれくらいの位置づけなのでしょうか。

サンヨー食品のお店再現系激辛カップ麺といえば・・・


この商品を見て、何かに似ていると思ったんですが、2019年5月に発売された「サッポロ一番 野郎ラーメン 激辛大爆発野郎」が似ているように思います。「野郎ラーメン」はとんこつしょうゆスープだったのに対し、今回はみそ味スープですが、メーカーが同じことに加え。カップサイズやお店再現激辛カップ麺というところがとても良く似ています。この商品は★5でしたが、今回は果たしてどうでしょうか。

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内容物、価格、購入額など




別添袋は「仕上げの小袋」の1袋。カップにはスープ粉末とかやくが入っていますが、かやくはかなり少なそう。

品名火炎辛麺 赤神 神増し
メーカーサンヨー食品
発売日2019年6月10日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(仕上げの小袋)
定価税別220円
取得価格税別168円(ドン・キホーテ)


栄養成分表、原材料


1食97g(めん70g)あたり
エネルギー435kcal
∟めん・かやく∟324kcal
∟スープ∟111kcal
たん白質8.4g
脂質17.8g
炭水化物60.3g
食塩相当量6.2g
∟めん・かやく∟1.7g
∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.75mg
ビタミンB20.59mg
カルシウム232mg




スープ


スープは「赤みそ、白みそのコクに、ポークやチキンのうまみ、ガーリックやジンジャーの香味野菜を合わせ、唐辛子の刺激的な辛みと花椒の痺れをきかせた辛口みそ味スープ」とのこと。

ガーリックを強く効かせたみそ味のスープに、別添「仕上げの小袋」によって辛味とシビレが加わります。



唐辛子と花椒を強く効かせたみそ味スープ


  • とんこつベースのみそ味
とんこつベースのみそ味スープです。油脂はそれほど多くなく、ベースのスープにはあまりこってり感はありません。商品説明には「赤みそ、白みそのコク」と書かれているものの、みその味にそれほど濃さはなく、スープのパンチはガーリックによってつけられていました。ガーリックやジンジャーでスープにパンチを加え、エッジが立てられています。



  • 主役の辛味とシビレ
スープ粉末に唐辛子や花椒が入っていますが、別添の「仕上げの小袋」にも辛味やシビレが入っており、合わせることで結構な辛さに仕上がります。激辛レベルはあるでしょう。辛味もシビレもどちらも強く、バランスが取れていました。ベースにしっかりガーリックを効かせていることで、激辛激シビレであってもベースが死んでなかったのは良かったです。

ただ、「火炎辛麺」という商品名、そして半ば脅しをかけてくるパッケージデザインを考えれば、もっと辛くても良かったように思います。激辛レベルにはあるものの、カップ麺ではもっと辛い商品がいくらでもあるように思います。辛味とシビレのバランスはお見事でしたが、辛さで勝負するなら全体的な底上げが必要だと感じました。

  • 「鬼金棒」と同系統
みそ味スープに辛味、シビレで、味は「鬼金棒」と同系統ですね。「鬼金棒」はファミマ限定でカップ麺化されています。タテ型とどんぶり型の違いがあり、価格もだいぶ異なるため比較するのはフェアではないですが、「鬼金棒」カップ麺に比べると刺激はだいぶ物足りないと感じました。

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麺は「もっちりとした食べ応えのある食感の太めん」で、「めんにちぢれをつけることでスープの絡みがよくなって」いるとのこと。

湯戻し時間5分の、もちもち感のある太い油揚げ麺です。縮れが強くつけられた角麺となっています。



辛さの中で感じられる麺の甘みが印象的


太くて縮れのついた油揚げ麺です。太いためもちもち感があり、噛み応えがあります。スープはベースこそそれほど強くないものの、唐辛子や花椒が強く効いているため、麺とスープのバランスはしっかり取れています。刺激が強いスープの中で、麺の甘みが感じられ、バランスのみならず両者の相性の良さも感じました。この麺の甘みなかなか良いです。

お店の麺を見てみると、ストレート形状で太さはそこまで強調されておらず、今回の麺はお店のものとはだいぶ異なっているように見えます。そもそもタテ型カップ麺では、日清食品以外に太い油揚げ麺でストレート形状のものが出ていないように思うので、ひょっとすると技術的な問題かもしれません。



具は「キャベツ、肉そぼろ、唐辛子の組み合わせ」とのこと。

キャベツ、肉そぼろ、唐辛子の組み合わせですが、いずれもかなり量が少なく物足りません。



肉そぼろ、キャベツ、唐辛子の構成


  • 肉そぼろとキャベツは物足りない
キャベツ、肉そぼろ、唐辛子の組み合わせですが、かなり量が少ないです。お店の「火炎辛麺」も具に大きな特徴があるわけではないですが、それでもだいぶ違い、カップ麺では具を再現するつもりはまったくなさそうです。

以前発売されていた、「野郎ラーメン 激辛大爆発野郎」とまったく同じ構成、量の具で、麺も同じものが使われていたため、やはり兄弟商品というか、スープを替えただけの商品のように思われます。具が売りの商品ではないので良いのかもしれませんが、価格を考えるともうちょっと頑張って欲しかったです。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「火炎辛麺 赤神 神増し」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
小倉と京都にある激辛ラーメン店、「火炎辛麺 赤神」の味を再現したカップ麺でした。唐辛子や花椒を強く効かせたスープが特徴でしたが、それ以外に大きな特徴がなく、激辛商品としては刺激が少し物足りないのも気になるところでした。そして具の物足りず、貧弱な印象も受けました。辛味の中に感じる麺の甘みがおいしかったので★4で。

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