このページでは、日清食品のカップ麺、「All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」を食べてレビューしていきます。



「All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」。2019年3月27日発売の、「完全栄養食」を謳った新シリーズ「All-in PASTA」の新商品です。3種類の味が発売された「All-in PASTA」のうち、まずは「粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」から食べてみたいと思います。



  • 「All-in PASTA」のカップタイプを購入!
オンラインストアとLOHACOのみで発売された「All-in PASTA」シリーズですが、2018年3月27日に発売されたものの速攻で売り切れ、出遅れた私も手に入れることができませんでした。3月27日に予約注文し、1ヶ月以上経った5月の連休中に無事到着。全部で3種類の味が発売され、2袋のソースのみの商品が3味、ソースと麺が1つずつ入ったカップタイプ3味、そして麺1食のみの商品の、計7種類のラインナップとなっています。このブログはカップ麺を扱っているので、カップ型の3味を買ってみました。

今回、3味をそれぞれ2個ずつ購入しました。定価は1個600円。6個買うと3,600円なんですが、現在オンラインストアで1割引きの3,240円で売られていて、消費税と送料入れて3,844円で入手しました。税金と送料含め1個あたり約640円ということになります。通常のカップ麺だと高くても300円程度なので、「完全栄養食」とはいえ、私のような一般市民にとってはかなり高い価格設定のように思います。



  • 「All-in PASTA」は「完全栄養食」
さて今回の「All-in PASTA」は、「完全栄養食」であることが謳われています。「完全栄養食」とは、1日に必要な栄養素を摂取できる食事のことで、理論上、毎日3食「All-in PASTA」を食べていれば、健やかに生活できることになります。



  • 「完全栄養食」を「簡単」に「おいしく」
「All-in PASTA」は、「完全栄養食」を簡単に、そしておいしく食べられることが大きな特徴です。600円の付加価値はひとえにここにあるのでしょう。「ゆでたときに流出しやすいビタミンやミネラルを麺の内側に閉じ込め、味や食感を構成する外層で麺全体を覆う、日清食品独自の製麺技術」である特許出願中の「栄養ホールドプレス製法」が用いられています。



内容物、価格、購入額など




カップの中には、パスタ麺の袋とボロネーゼソースの袋の2つが入っています。麺は単体で売られているのと同じものが入っているようです。ソースも、2袋入りで売られているものと同じソースが1袋入っていました。単体で買うと麺が税別400円、ソースが600円(1袋なので300円分)なので、両者足すと700円。カップタイプは税別600円なので、麺とソースをバラバラで買うよりも、カップタイプを買う方が安いということになります。



麺の袋を開けてカップに入れた状態。麺の中に「ほぐしオイル」が入っています。袋を開けた時から、漢方を思わせるような強い香りが漂ってきました。一般的なパスタとはだいぶ違う香りです。このあたりが「完全栄養食」たる所以なのでしょうか。

品名All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ
メーカー日清食品
発売日2019年3月27日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ2袋(ボロネーゼソース・ほぐしオイル)
定価税別600円
取得価格税別540円(日清食品オンラインストア)


栄養成分表


1食223g(めん80g)あたり


視力検査みたいになっていますが、真ん中の列が今回の商品。様々な栄養成分が入ってることがわかります。



原材料を見ると、普段のカップ麺ではお目にかからないような成分がたくさん入っています。さすが「完全栄養食」ですね。



「All-in PASTA」の作り方




袋タイプの「All-in PASTA」は鍋調理なんですが、カップタイプはカップ麺と同じように湯戻しで調理します。ボロネーゼソースを温める工程は湯煎やレンジ加熱が推奨されていますが、今回はカップ麺と同じようにフタの上で温めます。湯戻し時間6分というのはこれまでのカップ麺で最長かもしれません。



「ボロネーゼソース」をフタの上で温めている状態。ボロネーゼのパウチが大きいので、フタの上で温めるのは少し無理があるかもしれません。実際、6分置いてもあんまり温まりませんでした。



6分後に湯切りして、麺に「ほぐしオイル」を混ぜ合わせた状態。「ほぐしオイル」は「うま味調味料」無添加とのことです。立ち上る湯気から漢方のような麺の香りが漂っていました。



フタの上で温めていた「ボロネーゼソース」をかけた状態。ほぼミートソースですね。これをかき混ぜて完成です。



ソース


ソースは「粗挽き牛肉のゴロゴロした肉感と旨みを感じるコク深い本格ボロネーゼソース」とのこと。

トマトをベースに牛肉の旨みを効かせたボロネーゼソースです。



牛挽肉や玉ねぎのなどの入ったボロネーゼソース


  • トマトベースに牛肉の旨みを効かせている
牛肉の旨みを効かせたトマトソースです。牛挽肉や玉ねぎなどが入り、それなりに具だくさん。牛の旨みや野菜の存在をしっかり感じることができますが、他の高価格帯商品のような分厚いリッチな味ではなく、良くも悪くも普通の味という印象です。

  • 「完全栄養食」としてのソース
上の栄養成分をよく見ると、「完全栄養食」の所以たる「ビタミン」や「ミネラル」は、その大部分を麺が担っていることがわかります。そのため、「ボロネーゼソース」はカロリーや脂質などがかさんで、「完全栄養食」として無駄にカロリーが高くならないように設計されている印象です。リッチな味にするよりも、糖質や脂質をそこそこに抑える意図が強いのではないかと思われます。600円という価格設定を考えると味は少し物足りないですが、「All-in PASTA」の製品意図を考えると致し方ないのかもしれませんね。




麺は「一日に必要な栄養素 (ビタミン13種、ミネラル13種、食物繊維、たんぱく質) の1/3量」を配合し、「栄養ホールドプレス製法により栄養素が抜けにくくまた栄養素の苦味を感じにくい麺を実現し」たとのこと。

湯戻し時間6分の、全粒粉を配合したノンフライパスタ麺です。



「栄養ホールドプレス製法」のパスタ


「栄養ホールドプレス製法」という、麺にビタミンやミネラルを閉じ込めた特許出願中の製法で作られた、中太ノンフライ麺のパスタです。食感は一般的なパスタに比べるとつるみがなく、正直あまりパスタらしい食感とは感じませんでした。ちょっとざらついた食感で、パスタとしては少し縮れの強さもありました。

先ほども書いたように、今回の麺はビタミンやミネラルを多く含んでおり、「完全栄養食」の肝になる存在です。カップ麺ではあまり見かけない原材料を多く含んでいることもあり、ちょっとクセのある風味が感じられました。メーカーサイトでは「栄養素の苦味を感じにくい麺を実現し」たと書かれていますが、栄養素を多く含む割には苦味がないのでしょうが、普段食べているパスタに比べると苦味までいかないくてもちょっとクセのある風味が気になります。個人的には嫌な味ではなかったですが、ダメな人もいるかもしれないレベルではあります。

また、ミネラルを多く含むからなのか、ちょっと塩けを感じるのが気になりました。この麺の塩けの強さを考慮して、ソースを穏やかな味に留めた可能性がありそう。塩辛いというレベルではないものの、クセのある味と合わせていつも食べているパスタとはちょっと違う印象を受けました。




ソースを湯煎&パスタを鍋で茹でて改めて食べてみました!


フタの上で温めたソースがそれほど温まらなかったこと、並びに、麺の塩けが少し気になったので、ソースを湯煎し、麺を鍋でしっかり茹でる方法で改めて作って食べてみることにしました。

ソースをしっかり温めて麺と混ぜ合わせることで、グッと牛や野菜の風味が上がったように感じました。冷めた状態よりも風味が持ち上がってくる印象です。これはしっかり温めた方が断然おいしかったです。当然といえば当然なんですけどね。

麺は鍋で茹でることにより、塩けが多少弱まりました。火力の違いで、うまく塩けが抜けてくれたものと思われますが、反面、売りであるところの栄養価も逃げてしまいやすいのかなと思うと、これは長短あるように感じました。また、湯戻しだと6分のところ、鍋で茹でると4分という短い時間設定が影響してか、6分湯戻しに比べて麺のコシの残り方が多少パスタらしくなるように感じました。

価格設定を考えると定価で買うならばカップタイプを買う方がお得なので、カップタイプで購入し、調理はカップではなく鍋で麺を茹で、ソースもしっかり湯煎して食べるのがベストだと思います。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」
評価なし
鳴り物入りで登場のオンラインストア限定商品「All-in PASTA」の「粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ」を食べてみましたが、定価税別600円はあまりに高く、味だけで評価するなら正直まったくバランスは取れていません。ただ、この商品の最大の売りは「完全栄養食」だということにあり、単に味のみで評価して良い商品ではありません。私には残念ながら「完全栄養食」の価値を評価することはできないので、今回は★はつけないことにしました。申し訳ありません。

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