このページでは、サンヨー食品のカップ麺、「サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば」を食べてレビューしていきます。



「サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば」。2019年4月15日発売の新商品です。大阪府大阪市にある、激辛ギロチン炒飯が有名なエスニック料理店「辛いもんや ギロチン 南船場本店」監修によるカップ焼そばです。



  • 「ギロチン炒飯」と同じ辛さのランク分け
辛いものや ギロチン 南船場本店」は、大阪府大阪市にある激辛料理専門店です。激辛チャーハンの「ギロチン炒飯」が人気で、辛さのランクをゴッド~ヘタレの6段階に分けて提供しています。

ヘタレって関西ではなんてことのない言葉なんでしょうが、東日本だと結構強い言葉ですよね。ヘタレと言われてまで注文できる自信がありませんw 今回の「激辛焼そば」は、「ギロチン炒飯」のランク分けで上から3番目、下から4番目の「鬼」に該当するそうです。「鬼」って強烈な響きですが、上にまだ2つ辛さがあるんですね。



内容物、価格、購入額など




別添袋は「液体ソース」、「あとのせかやく」、「特製スパイス」の3袋。

品名サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば
メーカーサンヨー食品
発売日2019年4月15日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(液体ソース・あとのせかやく・特製スパイス)
定価税別220円
取得価格税別188円(ドン・キホーテ)


栄養成分表、原材料


1食130g(めん100g)あたり
エネルギー584kcal
たん白質14.2g
脂質25.2g
炭水化物75.1g
食塩相当量4.6g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.59mg
カルシウム227mg




ソース


スープは「オイスターソースの魚介のうまみをベースに、しょうゆやポークのうまみを合わせ、ガーリックの風味をきかせた焼そばソース」で、「特製スパイスには、刺激的な辛みの唐辛子を配合し」たとのこと。

オイスターソースをベースにしょうゆを加えたソースで、このソースに唐辛子の入った特製スパイスが加わります。



激辛なスパイスが前に出たソース


  • オイスターベース
オイスターソースをベースにしょうゆを加え、キリッとした魚介風味のソースです。ソースにUFO焼そばやペヤングのような、強い主張があったりクセがあったりするわけではなく、今回のカップ焼そばの主役である唐辛子の辛味を前面に出し、ソースは脇役に徹している印象です。後述しますが唐辛子がかなり強烈なため、もうちょっとソースにも主張があって良かったように思います。



  • 「特製スパイス」だけですでに辛い
別添の「特製スパイス」には、唐辛子がたくさん入っています。これ結構辛いです。「かやく」にも大量に唐辛子が入っているのですが、こちら「特製スパイス」単体でも十分辛く、すでにこれだけで激辛レベルにありました。唐辛子に加えてガーリックが入り、ソース以上に主張の強いスパイスとなっています。

はじめ、お店のチャーハンでは上に2つ辛いランクがあるということもあって、大して辛くないのではないかと思いながら食べ始めましたが、食べている最中の辛さよりも、後味に続く辛味が強くて、かなり口が痛い感じでした。これは結構な辛さです。「特製スパイス」に加えて「かやく」の唐辛子が入るので、とんでもないことになっています。




麺は「ボリューム感と噛み応えのある太めん」とのこと。

湯戻し時間4分の、縮れの強い太めの油揚げ麺です。



太めで縮れの強い油揚げ麺


太めで縮れの強い油揚げ麺です。お店のメニューでは焼そばもありますが、今回の麺ほど太くは見えず、縮れもないので、今回はお店の焼そばを再現しているわけではなさそうです。麺量は100gで、一般的なカップ焼そばと同じ量があります。

麺は太くて主張が強いですが、今回は特製スパイスの辛さがかなり強いので、辛味の衝撃を受け止める意味で、これくらい太くなければ機能しないと感じました。ソース(特製スパイス)と麺のバランスはしっかり取れています。



具は「粉砕唐辛子と輪切り唐辛子の刺激的な辛みがクセにな」るとのこと。

大量の粒状の唐辛子と、輪切りの唐辛子が入っています。



粒状と輪切りの2種類の唐辛子


具は2種類の唐辛子のみで、他の具は入っていません。カップ焼そばでは当たり前に入っているキャベツすら入っていません。ずいぶん徹底していますね。

しかしこの唐辛子、かなり辛いです。「特製スパイス」の唐辛子とともに、徹底的に辛さを追求している印象です。キャベツを入れると辛味が削がれるから入れなかったのではないかと思うほど、唐辛子一辺倒です。口に入れてすぐパンと辛いと言うよりは、じわじわ口に堆積していき、気づいたら口から火を吹いているという、持続性のある辛さでした。痛いです。

カップ麺の辛さって、だいたいソースが辛くて、具として入っている唐辛子はお飾りなことが多いのですが、今回は完全に油断していました。まさか輪切り唐辛子にまで爆発力があるとは。あやうく残機が消えるところでした。カップ麺の激辛ではおなじみの、「北極」や「ペヤング激辛」とはまた違う、辛さの攻め方でした。激辛好きな方でも油断は禁物です。


オススメ度(標準は3です)


  • サンヨー食品 「サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
大阪の激辛専門店「辛いもんや ギロチン」監修による激辛カップ焼そばでした、特製スパイスに加え、具としても粒状と輪切りの2種類の唐辛子が入り、辛さだけならカップ麺トップクラスの激辛焼そばかと思われます。反面、辛さ以外に強みがなかったのは残念なところで、激辛カップ麺の名作に数えられる他の商品に比べると、辛味一辺倒で奥行きに欠ける印象でした。お店のチャーハンだとこの上に辛さレベルが2つもあることにちょっと恐怖を感じます。お店でもぜひとも食べてみたいものです。

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