このページでは、東洋水産のカップ麺、「MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン」を食べてレビューしていきます。



「MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン」。2019年3月25日発売の、「MARUCHAN QTTA」シリーズの新商品です。今回は「EXTRA HOT」と銘打たれた激辛なカップ麺です。



  • 「QTTA」の激辛!「EXTRA HOT」
「QTTA」は、「麺から染み出るラードの旨味と濃厚なスープがマッチした、やみつきになる味わいに仕上げ」たシリーズです。そして今回の「EXTRA HOT」は、みそとポークをベースにたくさん唐辛子を使った「激辛」な一杯とのことです。東洋水産の辛い商品は他社に比べてそれほど辛くないことが多かったですが、最近はしっかり辛い商品が多くなってきているので、今回も激辛に期待できそうです。



  • LINEポイントが貰える「QTTAら、満足!!キャンペーン」実施中(2019年7月1日まで)
「QTTA」パッケージのフタ裏コードを入力することでLINEポイントを貰える「QTTAら、満足!!キャンペーン」が2019年7月1日まで実施中とのことです。商品とは全然関係ないですが、LINE PayやPayPayで行われている20%還元キャンペーンすごいですよね。500円買って100円返ってくるなんて、金銭感覚がどんどん崩壊してきてしまっています。還元してもらうために無駄な買い物して本末転倒になってしまっったり。マネー界隈では0.1%の金利を得ることすら難しい状況の中で、驚異の20%ですからね。各社のキャンペーンが終わったら、1%や0.5%のポイント還元で満足する普通の生活に戻れるのでしょうか。今から不安です。



内容物、価格、購入額など




別添袋は入っていません。真っ赤なスープ粉末がとにかく目を引きます。フタを開けた段階から唐辛子の香りが漂っていました。

品名MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン
メーカー東洋水産
発売日2019年3月25日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープなし
定価税別180円
取得価格税込184円(セイコーマート)


栄養成分表、原材料


1食85g(めん66g)あたり
エネルギー374kcal
∟めん・かやく∟303kcal
∟スープ∟71kcal
たん白質8.9g
脂質14.5g
炭水化物51.9g
食塩相当量4.5g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟2.5g
ビタミンB10.33mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム162mg




スープ


スープは「味噌とポークをベースに、唐辛子などの香辛料をふんだんに利かせた、辛味の中にもコクと旨味がある濃厚なスープ」とのこと。

ポークベースのみそ味スープで、大量の唐辛子が入って激辛に仕上がっています。



激辛唐辛子の際立つみそ味スープ


  • 豚の旨みがしっかりあるみそ味
ポークベースのみそ味スープです。とんこつや豚脂が入ることで豚の旨みがしっかり感じられますが、みそ味自体はそれほど強くなく、みその和の味よりも「QTTA」らしい洋風感のある味に仕上がっています。スープ粉末のとんこつや豚脂に加え、麺を揚げるのに使われているラードが溶け出すことで、「QTTA」ならではの重厚な油の風味が広がっていました。



  • 唐辛子がたくさん入って激辛!
フタを開けた段階でスープ粉末で真っ赤でしたが、お湯を入れても真っ赤っ赤です。湯気から唐辛子の香りが強烈に立ち上っていました。実際食べてみてもやはりパンチのある激辛。唐辛子の辛味と風味がかなり強く感じれました。これまで私が食べたことのある東洋水産のカップ麺の中で、今回が最も辛いんじゃないですかね。文句なく激辛です。ベースのみそ味をそれほど強くしなかったのは、おそらく唐辛子の風味を前面に押し出すためなんじゃないかと感じました。

激辛スープなのは間違いありませんが、後味で辛味が続かないのも大きな特徴です。初撃が強い割に後味がライトなため、パンチの強さにもかかわらず食べやすい辛さだと感じました。この辛さはメーカーのこだわリを感じました。後味の軽さにこだわって唐辛子が配合されているものと思われます。




麺は「『つやもち製法』による、なめらかで弾力のあるスープと絡みの良い麺」で、「ラードを使用した油で揚げ、香ばしい風味をつけ」たとのこと。

湯戻し時間3分の、中太油揚げ麺です。やや平打ちで縮れのある角麺となっています。



「つやもち製法」によるもちもちの油揚げ麺


中太で縮れのついた油揚げ麺です。「QTTA」シリーズは、フレーバーによって製法や太さに違いはあるものの、ラードで揚げた麺なのが大きな特徴となっています。ラードで揚げた効果なのか、太い油揚げ麺でありがちな強い油揚げ麺臭が少なく、ライバルの「カップヌードル」シリーズで使われているスナック感のある麺とは違い、本格的な味と食感の麺だと感じられます。

なめらかでモチモチとした食感が特長の「つやもち製法」による麺が使われています。油揚げ麺臭は感じないものの、もちもちした食感が今回の辛いスープの中でも目立っており、ラードで揚げられた麺の香ばしさがしっかり目立てていました。麺とスープのバランスは良好です。



具は「味付挽肉、キャベツ、いんげん」とのこと。

粒大きめの挽肉に、小さくカットされたインゲンとキャベツが入っています。



挽肉、インゲン、キャベツの組み合わせ


  • QTTAシリーズとしては挽肉は少なめ
挽肉、インゲン、キャベツが入っています。挽肉は粒が大きめで、挽肉というよりダイス肉に近い印象ですが食感はやわらかいです。具が充実していることの多い「QTTA」シリーズとしては少なめで、それほど特徴的な具とは言えません。

  • インゲンが目立っている
最も目立っていたのはインゲン。細かめにカットされたものがたくさん入っており、インゲンらしい食感がしっかり感じられました。スープに唐辛子がたくさん入っていてかなり辛いので、最初は緑のインゲンが青唐辛子に見えるんですよね。この青唐辛子に似せる感じは狙ってるんでしょうかね。そもそも青唐辛子に見えたのは私だけかもしれないですが。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン」
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「MARUCHAN QTTA」シリーズの激辛カップ麺が満を持して登場しましたが、しっかり激辛に仕上がった一杯でした。ベースのみそは控えめで、唐辛子のパンチのある辛味と風味が前面に出ています。激辛でありながらライトな後味が印象的で、メーカーサイトでは触れられてないものの、今回の商品の大きなこだわりのように感じました。「つやもち製法」の麺を用いて「QTTA」らしさをしっかり出しつつ、きちんと激辛を堪能できるおいしい一杯でした。

東洋水産 「MARUCHAN QTTA(クッタ) SHO-YUラーメン」

今回のカップ麺は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA(クッタ) SHO-YUラーメン」。鳴り物入りで登場の大型ブランドである「MARUCHAN QTTA」シリーズ3種のうちのひとつです。店頭でのプッシュのされ方や広告への力の入れ方から、仮想ライバルはおそらく日清カップヌードルと思われます。そこで今回は、同じしょうゆ味スープである「カップヌードル」と食べ比べながら進めていきたいと思います。こちらQTTAの調理前です。エビ...


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