このページでは、日清食品のカップ麺、「日清ラ王 焦がし激辛豚骨」を食べてレビューしていきます。



「日清ラ王 焦がし激辛豚骨」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「日清ラ王 焦がし激辛豚骨」。2019年3月11日発売の、「日清ラ王」シリーズの新商品です。昨年に「焦がし醤油」と「焦がし味噌」が発売されていた、「日清ラ王」の「焦がし」シリーズの第3弾商品です。



  • 日清ラ王「焦がし」シリーズの第3弾商品
今回の商品は、「焦がし激辛豚骨」ということで、昨年発売されていた「焦がし醤油」と「焦がし味噌」に続く、「焦がし」シリーズの第3弾商品です。「ラーメン店では味わうことのできないおいしさ」をコンセプトに、焦がした香ばしいスープと「山椒練りこみ麺」による、新感覚の味わいが特徴です。

2018年9月に発売された「日清ラ王 焦がし醤油」は、看板の焦がし風味のスープと山椒練り込み麺に加え、スープしょうゆやニンニクや、具の玉ねぎの風味が結合し、複合的なおいしさが印象的な一杯でした。これはかなりおいしかったです。

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「焦がし醤油」と同時に発売された「日清ラ王 焦がし味噌」は、各味が調和していた「焦がし醤油」に比べ、みそと焦がし風味がガツンと効いた味に仕上がっておりこちらもなかなか良くできた一杯でした。

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  • 新要素「激辛」!!」
今回は、これまでの「焦がし醤油」や「焦がし味噌」にはなかった要素として、「激辛」が加わっています。普通に「焦がし豚骨」で十分おいしそうなんですが、それだと熊本のマー油とんこつと重なってしまうので、新たな要素を加えてきたのでしょうか。焦がし風味との相性や、どれだけ辛いのかにも注目して食べてみたいと思います。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」、「激辛焦がしマー油」、「かやく」の3袋。



先入れの「かやく」を開けた状態。「焦がし醤油」や「焦がし味噌」に引き続き、挽肉メインのかやくの構成です。麺は山椒が練り込まれているのを視認できます。

品名日清ラ王 焦がし激辛豚骨
メーカー日清食品
発売日2019年3月11日(月)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・激辛焦がしマー油・かやく)
定価税別220円
取得価格税込214円(コープ)


栄養成分表


1食120g(めん75g)あたり
エネルギー434kcal
 ∟めん・かやく∟325kcal
 ∟スープ∟109kcal
たん白質11.9g
脂質14.4g
炭水化物64.2g
食塩相当量6.8g
 ∟めん・かやく∟2.3g
 ∟スープ∟4.5g
ビタミンB10.28mg
ビタミンB20.28mg
カルシウム183mg




スープ


スープは「豚骨をベースに鶏のうまみを合わせたコク深い味わいのダブルスープ」で、「焙煎ごまペーストとマー油に唐辛子オイルを合わせた "激辛焦がしマー油" が、辛さと香ばしさのアクセントを加え」たとのこと。

「焦がし激辛豚骨」という商品名ながら鶏ととんこつがベースとなっており、別添の「激辛焦がしマー油」によって焦がし風味やごまの香りが加わっています。



焦がし風味やごまの効いたとんこつと鶏のダブルスープ


  • とんこつと鶏のダブルベース
ベースはとんこつかと思いきや、鶏ととんこつのWスープで、むしろとんこつより鶏のまろやか味の方を強く感じます。商品名はとんこつですが、鶏白湯スープの様相を呈していました。商品名を見たら当然、熊本ラーメンの黒マー油とんこつの味を思い浮かべてしまいますが、とんこつより鶏の方が強いため、黒マー油は使っていても熊本ラーメンとは別物の感があります。熊本ラーメンと同じにならないように強く意識した結果なのかもしれないですね。



  • 「激辛焦がしマー油」はいろいろ期待はずれ
別添の「激辛焦がしマー油」を加えることで、焦がし風味に加えてごまの風味を強く感じるようになります。今回もなかなかに複雑な味です。ただ、焦がしマー油と練りごまがあまり相性が良いように感じられず、個性を潰し合ってるような印象を受けました。すっきり焦がしマー油だけ効かせておいてもらう方がわかりやすかったように思います。また、ベースの鶏と焦がし風味もそれほど相性が良いようには感じませんでした。私の中で熊本ラーメンのイメージで食べてしまったので余計そう感じたのかもしれませんね。

そして今回の新要素である「激辛」ですが、確かにピリッと辛いのですが、激辛には程遠く、大辛にも至っていないように思います。最初はピリ辛で、徐々世に辛味が舌に蓄積されていって、最終的には中辛~辛口になる程度でしょうかね。辛さ目当てで買うのなら、案外な辛さなので注意が必要かと思います。




麺は「3層ストレートノンフライ製法による "まるで、生めん。"のようなコシとつるみ、もっちりとした食感の太麺に山椒の粉末を練りこんだ "山椒練りこみ麺"」で、「噛むほどに感じるほのかなシビれが特長」とのこと。

湯戻し時間5分の、中太のノンフライ麺です。ちょっと黒っぽい色合いで、よく見ると山椒の粒が視認できます。



山椒の練り込まれたストレートノンフライ麺


中太でストレート形状のノンフライ麺で、角麺です。食感はノーマルの「日清ラ王」で使われているものと同じで、表面につるみがありながらしっとり食感で、他社の多加水麺とはだいぶ印象の異なる食感となっています。低加水麺っぽい小麦感があり、今回の焦がしマー油や鶏の強いスープの中でも、その存在はしっかり主張できていました。万能な麺ですが、鶏白湯との相性も良さそうです。

加えて、練り込まれた山椒の風味もきちんと感じ取れます。最初はそれほど感じないのですが、食べ進めていくうちにちょっとシビレてきたかなという感覚があり、山椒らしい風味が広がってくる印象です。この麺はかなり面白い存在なので、焦がし風味に拘らずにどんどん色んな商品に使ってもらいたいです。



具は「ミンチ肉、キャベツ、青ネギ」とのこと。

ミンチ肉をメインに、キャベツや青ネギが入っています。



ミンチ肉、キャベツ、青ネギの具の構成


  • 今回もミンチ肉がメイン
ミンチ肉がメインの具ですが、量はそれほど多くありません。今回含め「焦がし」シリーズ3品はいずれもミンチ肉がメインの具となっており、他の「日清ラ王」シリーズのような乾燥チャーシューが入っていないのはちょっとさみしいところ。スープや麺にコストが割かれているのは理解できるので致し方ないのですが、もうちょっと量は欲しいところ。

  • 「焦がし醤油」と「焦がし味噌」には入っていた玉ねぎが入っていない
他にはキャベツや青ネギが入っていますが、それほど目立っていません。「焦がし醤油」と「焦がし味噌」では玉ねぎが入っていて、この風味がかなり効果的だったのに対し、今回は「鶏」「激辛」という新要素が加わって味が渋滞気味なので、敢えて玉ねぎは入れなかったのかもしれませんね。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「日清ラ王 焦がし激辛豚骨」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
「日清ラ王」の「焦がし」シリーズ第3弾となる「焦がし激辛豚骨」でしたが、とんこつと言いながらも鶏の強いWスープに、焦がしマー油やごまを加えたスープはかなり複雑で、焦がしマー油とごまや鶏の相性があまり良くないように感じました。もうちょっとすっきりとんこつスープに黒マー油の構成で良かったのではないかと思います。価格なりの質はあるものの、以前発売されていた「焦がし醤油」や「焦がし味噌」に比べると物足りなかったです。

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