このページでは、日清食品のカップ麺、「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」を食べてレビューしていきます。



「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」。2019年3月11日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。花椒に着目した「シビうま」が特徴のカップヌードルで、同じく「シビうま」を前面に出した「日清ウマーメシ シビうま担々」と同時発売となっています。こちらも後日レビュー予定です。



  • 花椒に着目した「シビうま」なカップヌードル!」
今回の商品は、花椒に着目した「シビうま」な麻辣味のカップヌードルとのことです。購買層が広いカップヌードルで、得手不得手の分かれる麻辣味を作ってくるとはかなり思い切っていますね。それだけ麻辣味、花椒のシビレが広く支持されているということの現れなんでしょうね。

メーカーサイトを見ると、「今、世の中はシビれを求めている!」という、なかなか印象的なキャッチが書かれています。「世の中」とまで言い切っちゃいましたか。確かに飲食店に行くと、明らかに辛いのが苦手そうな人が、汗ダラダラで辛い辛い叫びながら汁なし担々麺を食べているのを見かけることもあるので、得意か不得意かは関係なく、花椒のシビレは世の中に求められているものなのかもしれませんね。

  • これまでに発売された辛いカップヌードル
先ほども書いたように、カップヌードルの購買層はかなり広いため、辛い商品はそれほど多くは発売されてきていません。レギュラー商品で最も辛いのはおそらく「カップヌードル トムヤムクンヌードル」で、中辛~辛口くらいの辛さはあるように思います。辛さ以外に魅力がたっぷりある一杯です。

日清食品 「カップヌードル トムヤムクンヌードル」 (2018 3回目)

今や定番商品「カップヌードル トムヤムクンヌードル」のリニューアル商品今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル トムヤムクンヌードル」。「カップヌードル」シリーズの中の「エスニックシリーズ」3品のひとつで、「カップヌードル シンガポール風ラクサ」とともに今週リニューアルされました。変更点はパクチーで、「新製法によるフレッシュな香りと色合いにこだわったパクチー」とのこと。それ以外に大きな変更がなさ...

2017年11月に発売された「カップヌードル チリチリ♪チリトマトヌードル」は、「カップヌードル」シリーズとしてはかなり思い切った辛さで驚きました。ノーマルの「チリトマトヌードル」に、「激辛チリチリ♪ペースト」を加えることで辛さが18倍になるとのことで、このペーストを入れることで一気に激辛レベルまで昇華していました。

日清食品 「カップヌードル チリチリ♪チリトマトヌードル」

「チリトマトヌードル」35周年の特別限定商品今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル チリチリ♪チリトマトヌードル」。「カップヌードル」シリーズの新商品です。1982年に発売されてから35周年を迎えた「チリトマトヌードル」の特別限定商品となっています。「チリトマトヌードルにチリソースを加えるとおいしい」というちょい足しレシピに注目し、今回の商品には「激辛チリチリ♪ペースト」が別添されています。激辛チリ...

その後、2018年10月には辛さ20倍の「カップヌードル クレイジーチリチリ♪チリトマト ビッグ」が発売されていました。さらに辛くなって驚きの辛さになっていました。

なんと辛さ20倍の超激辛チリトマトヌードル!!日清食品 「カップヌードル クレイジーチリチリ♪チリトマト ビッグ」

辛さ20倍の激辛チリトマトヌードル今回のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル クレイジーチリチリ♪チリトマト ビッグ」。2018年10月22日発売の、「カップヌードル」シリーズの新商品です。「カップヌードル チリトマトヌードル」の派生商品で、激辛に振った一杯となっています。「通常のチリトマトヌードルの20倍の辛さを体感」できるという一杯。昨年2017年に発売されていた「カップヌードル チリチリ♪チリトマトヌード...

今回の一杯はこれからチリトマトヌードル強化バージョンよりも辛い一杯になっているのでしょうか。どんな味なのか楽しみです。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「花椒シビうまビリビリオイル」の1袋。かやくはカップヌードルとしてはちょっと少なめでしょうか。

品名カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ
メーカー日清食品
発売日2019年3月11日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ1袋(花椒シビうまビリビリオイル)
定価税別205円
取得価格税込216円(セイコーマート)


栄養成分表


1食102g(めん80g)あたり
エネルギー456kcal
 ∟めん・かやく∟405kcal
 ∟スープ∟51kcal
たん白質12.4g
脂質17.4g
炭水化物62.4g
食塩相当量7.1g
 ∟めん・かやく∟2.8g
 ∟スープ∟4.3g
ビタミンB11.17mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム180mg




スープ


スープは「ジンジャー、ガーリック、豆板醤のうまみをベースに、唐辛子の辛みと花椒のシビれをきかせた激辛スープ」に、「さらに刺激的なシビれる辛さを味わえ」る「『花椒シビうまビリビリオイル』」が別添とのこと。

しょうゆベースの辛味やシビレがあるスープに、別添「花椒シビうまビリビリオイル」によってさらにシビレが加わります。



シビレに傾斜した辛いスープ


  • しょうゆベースで辛味とシビレを効かせている
しょうゆ味ベースのスープです。しょうゆは強くなく、通常のカップヌードルと同じように、洋風でライトな味わいです。スープ粉末には豆板醤に加えて唐辛子や花椒が入っているため、別添の「ビリビリオイル」を入れない状態でも辛味やシビレを感じますが、単体ではそれほど辛いわけではなかったです。スープ粉末のみだと味にあまり厚みがないので、別添オイルを入れなければ成立しない味のように感じました。



  • 別添オイルはシビレが強烈!!
スープのみでは少し物足りない印象でしたが、別添の「花椒シビうまビリビリオイル」を入れることで激変します。これはシビれる!別添オイルを入れることで、シビレも辛味も強くなりました。辛さは激辛までには至らないものの辛口程度には十分なっていて、カップヌードルとしてはかなり強い辛さです。

シビレはさらにそれ以上で、シビレが苦手な人は食べない方が良いくらいの強いレベルになっています。これはかなり思い切ったなぁというのが正直な印象。私がたまにやる、100円寿司のどこに行こうか思い悩んだ末、えいやーと100円じゃない回転寿司屋さんに行くくらいの思い切りでしょう!倍以上お金払うことになりますからね!基本的には平日90円のはま寿司派なんですけどね。TARAKOさんの声も聞くたくなるし。ちなみに盟友のハンサム氏はスシロー派だそうです。確かにスシローもおいしい。

シビレと辛味に傾斜したスープで、もう少し地のスープの旨みが欲しかったところではありますが、シビレを前面に出した麻辣味のカップ麺と考えれば、良いパンチを放つスープに仕上がっていて期待を裏切っていません。これだけシビレが強ければ、カップヌードルファンだけはなく、激辛好きの人も満足できるのではないでしょうか。




麺は「カップヌードルならではの、しなやかでコシとつるみのある麺」とのこと。

湯戻し時間3分の、中細で縮れのあるヌードルタイプの油揚げ麺です。いつものカップヌードルの麺かと思われます。



いつものカップヌードルの中細油揚げ麺


縮れの強い中細の油揚げ麺です。ヌードルタイプのいつものカップヌードルの麺かと思われます。ノーマルカップヌードルと同じように、食べ進めていくうちにどんどんスープを吸っていき、麺とスープに一体感が増すとともに、他の麺に比べてやわらかくなりやすい(伸びやすい)です。良くも悪くもカップヌードルの特徴で、このスープを吸ってフニャフニャになってこそカップヌードルの本領発揮と考える人も多いのではないかと思います。

油揚げ臭の強い麺で、今回のシビレと辛味の際立つスープが相手でも油揚げ麺臭が前に出てきて多少目立っています。シビレと辛味以外のベースの部分が弱いことも影響しているものと思われます。他のカップ麺で使われる油揚げ麺に比べ、カップヌードルの麺は油の含有量が多く、この油揚げ麺臭の強さもカップヌードルならではの特徴なのではないかと思います。油揚げ麺臭を感じられる以外は、麺とスープのバランスはしっかり取れていました。



具は「花椒を練り込んだ味付豚ミンチ、キャベツ、ネギ、スクランブルエッグ」とのこと。

豚ミンチをメインに、キャベツやネギ、スクランブルエッグが入っていますが、カップヌードルシリーズとしては具はやや少なめでしょうか。



カップヌードルにしては多くない具の構成


  • 花椒が練り込まれた謎肉
豚ミンチは大きめ小さめ合わせて8個ほど入っていました。見た目は普通にカップ麺でよく見るダイス肉ですが、しっかり肉感があるのに加えて、花椒が練り込まれていることにより、ちょっとシビれる味になっていました。「珍種謎肉」シリーズで使われてもおかしくない面白い肉ですが、謎肉の特徴である大豆たんぱくは使われていないようなので、今回のものは謎肉ではありません。

  • たまごとキャベツで色味は鮮やか
豚ミンチの他には、たまごやキャベツなどが入っています。たまごはそれなりに入っていますが他のカップヌードルシリーズに比べるとやや少なめで、キャベツやネギを加えてもボリュームはそれほどありませんでした。カップヌードルシリーズと考えなければ十分な量なんですけどね。さすがカップヌードルだけあって、たまごの黄色やキャベツの緑で、色味は鮮やかに仕上がっています。


オススメ度(標準は3です)


  • 日清食品 「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
「シビうま」を標榜したカップヌードルの新商品「花椒シビうま激辛麻辣味」でした。地のスープの旨みにはやや欠ける印象も、唐辛子の辛味は辛口以上で、且つ花椒のシビレがかなり強力で、十二分に「シビうま」な一杯に仕上がっていました。カップヌードルシリーズとしてはかなり思い切った辛さだと思います。辛味シビレだけではない、これに続く激辛なカップヌードルシリーズを楽しみにしたいと思います。

コンビニ激辛カップ麺対決!!「蒙古タンメン中本」vs「トナリ辛激タンメン」

このページでは、セブンプレミアムのカップ麺、「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」(日清食品が製造)とローソン限定のカップ麺、「明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン」(明星食品が販売)の、両社コンビニの誇る激辛カップ麺を食べ比べてレビューしていきます。セブンとローソンの激辛カップ麺対決!!今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」と、ローソン限定で明星食品の「明星 東京タ...


 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加