このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 黄色い博多ラーメン」を食べてレビューしていきます。



「マルちゃん 黄色い博多ラーメン」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 黄色い博多ラーメン」。2019年3月4日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。先日レビューした「マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン」との同時発売となっています。

東洋水産 「マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン」

このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン」を食べてレビューしていきます。「マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン」はどんなカップ麺?今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 黄色い博多焼ラーメン」。2019年3月4日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。今回は過去何度か発売されてきた「黄色い博多ラーメン」に加えて、それを汁なし麺にアレンジした「黄...

  • 「黄色い博多ラーメン」は第3の「赤いきつねと緑のたぬき」
黄色い博多ラーメン」は、現在でこそレギュラー商品はミニサイズの「まめとんこつ博多ラーメン」1商品のみですが、「赤いきつねうどん」、「緑のたぬきそば」に続く、東洋水産の第3のどんぶり型カップ麺として発売された商品で、実は長い歴史のあるカップ麺となっています。レギュラーラインナップから消えた後も、何度かどんぶり型やタテ型の商品が発売されています。

このブログでは残念ながら、どんぶり型の「黄色い博多ラーメン」は未食でしたが、タテ型の商品は2度レビューしています。

2015年9月レビューした「マルちゃん縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン」は、ごま油の強く効いたとんこつラーメンで、お店のとんこつラーメンのような本格感のあるものとは一線を画す、スナック感たっぷりな一杯でした。

東洋水産 「マルちゃん縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン」

どうもオサーンです。マクドナルドのあんこパイとローソンのクイニーアマンが気になって夢に出てきそうです。しかしまた、なんでおいしそうなものはどれも高カロリーなんでしょうねぇ。今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん縦型ビッグ 黄色い博多ラーメン」。赤いきつねや緑のたぬきと同じくどんぶり型で出ていた商品ですが、今回はタテ型での登場です。東洋水産のタテ型といえばあのシリーズを思い出してちょっと嫌な予...



  • チャーシュー2枚入り
今回の商品は、チャーシューが2枚入っているそうで、定価税別180円のどんぶり型商品としては豪勢な具になっているようです。過去のどんぶり型「黄色い博多ラーメン」でもチャーシューは2枚入りだったようです。今回の一杯は果たしてどんな味になっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「粉末スープ」、「かやく」、「調味油」の3袋。



先入れの「粉末スープ」と「かやく」を開けた状態。チャーシュー2枚は小さめですが、厚みは結構ありそうです。

品名マルちゃん 黄色い博多ラーメン
メーカー東洋水産
発売日2019年3月4日(月)
麺種別油揚げ麺
かやく・スープ3袋(粉末スープ。かやく・調味油)
定価税別180円
取得価格税込184円(ローソン)


栄養成分表、原材料


1食86g(めん65g)あたり
エネルギー429kcal
∟めん・かやく∟354kcal
∟スープ∟75kcal
たん白質9.0g
脂質24.2g
炭水化物43.8g
食塩相当量5.2g
∟めん・かやく∟2.0g
∟スープ∟3.2g
ビタミンB10.31mg
ビタミンB20.27mg
カルシウム153mg




スープ


スープは「ポークをベースに、煮干し・香辛料・野菜の旨味を利かせた、豚骨味のスープ」とのこと。

あっさりめのさらっとしたとんこつスープに、別添油でごま油の風味が加わります。



ごま油の効いたあっさりとんこつスープ


  • あっさりで雑味の多いとんこつ味
さらっとしたあっさりめのとんこつスープです。色味は白いですが、とんこつ一辺倒という感じではなく、ほんのりと煮干しや野菜の味を感じます。いかにもカップ麺のとんこつ味という印象の、骨感やとんこつ臭のない、とんこつ以外の雑味を強めに感じるスープになっていました。

具として入っている生姜がスープの中でアクセントとして効いていますが、先日レビューした「焼ラーメン」ほど強くはありませんでした。主張のあまり強くないスープなので、生姜はもう少し強い方がエッジが立って良かったのかなと思います。



  • ごま油を強く感じる
別添の「調味油」に入っている豚脂やごま油が、スープにこってり感や香りを加えています。おそらく先日レビューした「黄色い博多焼ラーメン」に入っていた「調味油」と同じものだと思いますが、その時に比べてごま油の香ばしさを強く感じ、ごま油が今回のスープで最も主張の強い存在になっています。それでも、以前このブログで食べたタテ型の商品ほどは強くなかったです。以前のタテ型がごま油を強くして現代風にアレンジした味で、今回の商品は昔の味を再現しているという印象でした。

あっさりめのとんこつスープに、生姜や豚脂、ごま油を効かせる構成は、同時発売の「焼ラーメン」とまったく同じでしたが、多少印象の異なる味になっていました。「焼ラーメン」が比較的とんこつの味がしっかりしていて、生姜がアクセントとして効いていたのに対し、今回のスープはとんこつよりもごま油が強く感じられました。同じような材料を使っていても、スープがあるのとないのとで、味の感じ方が変わってくるということなのかもしれません。




麺は「なめらかで歯切れが良く、弾力のある麺」で、「豚骨スープに合わせ、白めの麺に仕上げ」たとのこと。

中細で色味の白い油揚げ麺で、縮れのある丸麺です。



色味の白い中細の油揚げ麺


中細の油揚げ麺です。「焼ラーメン」に比べるとひとまわり太い印象。色味を白くすることでとんこつラーメンらしさを出そうとしていますが、縮れがついていて太さも少しあるので、それほどとんこつラーメンっぽさは感じない麺でした。バリカタ感もなく、ソフトな食感です。

ごま油が香る以外はおとなしい今回のスープに対し、麺も細くそれほど主張が強くないため、スープと麺のバランスはきちんと取れています。とんこつラーメンらしさは置いておくと、相性の良い組み合わせでした。



具は「チャーシュー2枚、キャベツ、きくらげ、ねぎ、ごま、紅生姜」とのこと。

チャーシュー2枚をメインに、他に細々とした具が入っています。



チャーシュー2枚と粒ごま


  • チャーシュー2枚はかなり豪勢
チャーシューは、小さめのものが2枚入っています。いや、一見小さいのですが、実は厚みが結構あるため、なかなかボリュームのあるチャーシューです。2枚合わせると、赤いきつねのお揚げや緑のたぬきの天ぷらに負けないインパクトがあるのではないかと思います。他の180円帯商品に入っているようなペラペラなものではなく、2枚合わせるともっと高額な商品に入っていそうな肉量です。

また、肉感もしっかりあり、ジューシーでおいしいチャーシューでした。同時発売の「焼ラーメン」にはない強みであり、以前のタテ型商品よりも充実していました。

  • ごまの香ばしさ
粒ごまがなかなかたくさん入っています。噛んだ時のごまの香ばしさがスープの味の物足りなさを補っていました。「焼ラーメン」には少ししか粒ごまは入っておらず、今まで書いてきた違いも踏まえると、実はこの両者はぜんぜん違う味なんじゃないかと思えてきます。「ラーメン」の汁なし麺バージョンという触れ込みなんですけどね。


オススメ度(標準は3です)


  • 東洋水産 「マルちゃん 黄色い博多ラーメン」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
歴史のある「黄色い博多ラーメン」の久々の発売でしたが、やや雑味のあるあっさりスープにごま油が強く効いています。合わせる麺とのバランスはよく取れていました。そして、厚みのあるチャーシュー2枚がボリュームあり、たくさん入った粒ごまの香ばしさがスープの物足りなさを補っています。スープ(ソース)だけなら同時発売の「焼ラーメン」の方がおいしいかなと思いましたが、具のチャーシューと粒ごまを含めると、今回の「ラーメン」の方がオススメしたい一杯でした。

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