
このページでは、ヤマダイのカップ麺、「九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」を食べてレビューしていきます。
「九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、ヤマダイの「九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」。2019年1月21日発売の新商品で、東京で多店舗展開する「九州じゃんがら」の看板メニューのひとつ、「ぼんしゃん」を再現したカップ麺です。「九州じゃんがら」とヤマダイがタイアップしたカップ麺の第6弾商品となっています。
- 「九州じゃんがら」は東京でとんこつラーメン普及の役割を果たした
「九州じゃんがら」は、「なんでんかんでん」と並んで、東京にとんこつラーメンを普及する役目を果たしたことで知られています。中でもお店のメニューである「ぼんしゃん」は、強烈なとんこつ臭と粘度の強さが大きな特徴で、行列が絶えない絶大な人気を誇りました。

- 「ぼんしゃん」とは?
過去5回発売された「九州じゃんがら」のカップ麺では「じゃんがら」と「こぼんしゃん」が再現されてきた反面、「ぼんしゃん」はとんこつが濃厚すぎて再現されてこなかったとのことで、今回初登場となりました。
今回のカップ麺は、ヤマダイの「九州じゃんがら 熊本風とんこつ」。またまた九州じゃんがらの再現商品が登場です。約2年前にもヤマダイからお店のメニュー「こぼんしゃん」の再現商品が出ており、今回も同じく「こぼんしゃん」です。私が以前(ほんと以前過ぎて向こうが霞んで見えます)東京に住んでいた時は九州じゃんがらに「ぼんしゃん」をよく食べに行っていました。以前ブログのコメントで九州じゃんがらのとんこつはとんこつ...

最近だと「秋葉原本店」と「表参道じゃんがら2F」で「ぼんしゃん」を食べてみましたが、現在は残念ながら、とんこつ臭のないクリーミーで甘いとんこつラーメンになってしまっています。
残念ながら私の好きな「ぼんしゃん」ではなくなっていますが、スープの強い甘さと粘度が大きな特徴で、とんこつ臭とは別ベクトルで完成度の高い一杯でした。写真は「表参道じゃんがら2F」の「ぼんしゃん」です。
内容物、価格、購入額など

別添袋は、「後入れ液体スープ」、「後入れ粉末スープ」、「かやく」、「ふりかけ」の4袋。

先入れの「かやく」を開けた状態。ねぎと肉そぼろがたくさん入っていますが、お店のラーメンだと肉そぼろではなくチャーシューが入っています。
品名 | 九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん |
---|---|
メーカー | ヤマダイ |
発売日 | 2019年1月21日(月) |
麺種別 | ノンフライ麺 |
かやく・スープ | 2袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・ふりかけ) |
定価 | 税別210円 |
取得価格 | 税別198円(西友) |
栄養成分表、原材料
1食104g(めん60g)あたり
エネルギー | 359kcal |
---|---|
たん白質 | 13.6g |
脂質 | 10.1g |
炭水化物 | 53.4g |
食塩相当量 | 6.9g |
∟めん・かやく | ∟1.9g |
∟スープ | ∟5.0g |

スープ
スープは「炊き出し感と豚骨のまろやかさのあるポークエキスをふんだんに使用し、畜肉の旨味と香
り、かえしの甘さとコクをブレンドした豚骨スープに仕上げ」たとのこと。
豚脂などの油脂を浮かせた、とろみのついた濃厚なとんこつスープです。強いとんこつ感とともに、ほのかに甘みを感じます。

クリーミーで甘さのあるとんこつスープ
- こってり感と甘みに傾斜
油脂の量も多めで、とろみや甘みとともにスープにこってり感を演出しています。同じヤマダイ商品の「凄麺 熟炊きとんこつ」と比べると油の量やとろみが強く、こってり感やまろやかさに傾斜したスープの味で、「熟炊きとんこつ」の方がキリッとした味という印象でした。それぞれに良さがあります。

- お店の味の再現性は限定的
油分に関しては、お店のスープよりも今回の方が強いように思います。お店のスープだと甘みやとろみの強さでこってり感を出している半面、今回はその分を油分で取り返そうとしているように映りました。今回のスープだと、一般的なとんこつスープの域を出ておらず、再現性を高めるためにもっとガンガン甘みととろみを効かせて欲しかったところです。
麺
麺は「豚骨ラーメンらしさを麺質で追求した本格細ストレートノンフライ麺」とのこと。
湯戻し時間2分の、極細のノンフライストレート麺です。

かため食感の極細ストレートノンフライ麺
とんこつラーメンの麺を再現した、極細のノンフライ麺です。ヤマダイお得意のノンフライ麺技術を使った麺で、「凄麺 熟炊きとんこつ」で使われている麺と同じタイプかと思われます。とろみのついたスープが細麺とガッツリ絡むことで一体感を生んでおり、その中で細いながら芯のある食感で存在を主張していました。
今回の麺は、とんこつラーメンの麺としては弾力のある食感ですが、お店の麺は完全に低加水麺で食感がやわらかいので、だいぶ印象の違う麺に映りました。どちらかというと、お店の麺をもっとかためにしてもらいたいと思っているので、今回の麺はこれで良いと思いつつも、再現性はこちらも限定的だと感じました。
具
具は「肉そぼろ、ねぎ、キクラゲ、フライドガーリック」とのこと。
ねぎと肉そぼろがたくさん入っています。お店にはない「フライドガーリック」の入った「ふりかけ」が別添されています。

ねぎと肉そぼろがたくさん入っている
- ねぎがたくさん
- 肉そぼろも量が多い
- 別添「フライドガーリック」は量が少ない
オススメ度(標準は3です)
- ヤマダイ 「ニュータッチ 九州じゃんがら 濃厚とんこつ ぼんしゃん」
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
カップ麺初となる、「九州じゃんがら」の「ぼんしゃん」を再現した一杯でした。とろみのついた甘めのとんこつスープで、お店の「ぼんしゃん」の味を再現しようとする意図は窺えましたが、もう少し思い切って甘みを付けた方が再現性が高くなるように感じました。再現性は少し限定的な印象でした。具のねぎや肉そぼろが充実しており、税別210円の商品と考えると十分なデキの商品だと思います。
カップ麺初となる、「九州じゃんがら」の「ぼんしゃん」を再現した一杯でした。とろみのついた甘めのとんこつスープで、お店の「ぼんしゃん」の味を再現しようとする意図は窺えましたが、もう少し思い切って甘みを付けた方が再現性が高くなるように感じました。再現性は少し限定的な印象でした。具のねぎや肉そぼろが充実しており、税別210円の商品と考えると十分なデキの商品だと思います。
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