このページでは、ファミマ限定のカップ麺、「中華そば処 琴平荘 中華そば」(東洋水産)を食べてレビューしていきます。


「中華そば処 琴平荘 中華そば」はどんなカップ麺?


今回のカップ麺は、ファミリーマート限定発売で、東洋水産の「中華そば処 琴平荘 中華そば」。2019年1月15日発売の新商品です。山形県鶴岡市にあるラーメン店「旅館 琴平荘 中華そば処」の味を再現したカップ麺です。サークルKサンクス時代から定期的に発売されてきた商品です。



  • 「旅館 琴平荘 中華そば処」は期間限定営業の名店
旅館 琴平荘 中華そば処」は、山形県鶴岡市にあるラーメン店で、店名の通り、旅館「琴平荘」(こんぴらそう)が経営する行列のできる人気店です。10月はじめから翌年の5月終わりまでの7ヶ月間のみ営業しているお店で、6月から9月の旅館の繁忙期には営業していません。

鶴岡市内にあるお店とは言っても、最寄り駅からかなり遠いところにある交通の便がそれほど良くない立地環境の中で、常に行列ができている人気店になっており、お店のラーメンへの支持が大きことが窺えます。

  • 2017年に発売されていた「琴平荘」カップ麺
2017年12月に発売されていた「琴平荘」のカップ麺は、今回と同じくファミリーマート限定商品で、価格も税込278円で同じでした。使われている麺が「正麺カップ」そのもので、具がリッチな「正麺カップ」という印象でした。その割には価格がちょっと高くて、おいしいんだけどコスパの悪さで★3と判断しています。

東洋水産 「中華そば処 琴平荘 中華そば」 (ファミリーマート限定)

山形県鶴岡市にある冬季限定のラーメン店「中華そば処 琴平荘」 今回のカップ麺は、東洋水産の「中華そば処 琴平荘 中華そば」。ファミリーマート・サークルK・サンクス限定商品です。山形県鶴岡市にある旅館が毎年冬期間限定でオープンさせるラーメン店「中華そば処 琴平荘」の一杯を再現した商品です。お店のファンがかなり遠くからでも足を運ぶ知る人ぞ知る名店だそうです。都会ではなく周りにあまり建物もないような場所で大...

今年の「琴平荘」カップ麺は果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。



内容物、価格、購入額など




別添袋は、「液体スープ」、「かやく」、「焼のり」の3袋。



先入れの「かやく」を開けた状態。昨年と同じく、大判のチャーシューが2枚と奢っていて、メンマやねぎもカットが大きめです。さすが高価格商品ってところですね。

品名中華そば処 琴平荘 中華そば
メーカー東洋水産(ファミリーマート限定)
発売日2019年1月15日(火)
麺種別ノンフライ麺
かやく・スープ3袋(液体スープ・かやく・焼のり)
定価税込278円
取得価格税込278円(ファミリーマート)


栄養成分表、原材料


1食105g(めん65g)あたり
エネルギー326kcal
∟めん・かやく∟256kcal
∟スープ∟70kcal
たん白質11.1g
脂質7.1g
炭水化物54.3g
食塩相当量5.8g
∟めん・かやく∟1.5g
∟スープ∟4.3g
ビタミンB10.25mg
ビタミンB20.38mg
カルシウム147mg



全体カロリーは326kcalで低めです。また、脂質も7.1gで、油多め傾向にあるノンフライ麺商品のスープとしては低い数字になっていました。栄養成分は2017年発売の商品から軽微の変化に留まっており、それほど大きな違いはないようです。


スープ


スープは「チキンエキスをベースに、魚介の旨みを加えた、あっさりとした魚介醤油スープ」とのこと。

鶏油の浮いた鶏ガラベースのしょうゆ味で、魚介の旨みを効かせたスープです。



鶏主体で魚介の香るあっさりしょうゆ味のスープ


  • 鶏ガラと鶏油のあっさりしょうゆ味
鶏ガラベースのしょうゆ味スープです。しょうゆはやや甘めの濃口で、表面に鶏油が浮いています。甘めのしょうゆと鶏油で甘みを加えつつ、鶏ガラの幹がしっかりした上品な味で、鶏主体でやわらかみのある味のスープに仕上がっていました。しょうゆ味はすっきり、鶏油でこってり感を加えつつ、全体的にはあっさり味。

しょうゆの味が刺さってこないのはお見事で、上品な味わいはさすが高価格商品といったところですが、高価格カップ麺で再現する味としてはちょっと地味な印象もありました。

  • ほたてなど魚介がほのかに香る
鶏主体の味に、魚介もほのかに香ります。ほたて、さば、煮干しが入っているようですが、この中ではほたてが強めに感じ取れ、一般的な魚介スープの魚介の効かせ方に比べるとエッジが立っておらずに丸みがあります。魚介味でも上品さを醸し出していますが、やや物足りない印象も残ります。

私自身は実際のお店で食べたことがあるわけではないため、他の方のレビューからの想像でしかありませんが、今回のスープの再現性はそれなりに高いのではないかと思います。お店のスープの特徴を概ね踏まえた味となっており、すっきり上品なスープに仕上がっていました。



  • あっさり味スープをカップ麺で再現するのは難しい
カップ麺なので当然なのですが、お店で味わうような調理感、臨場感はなく、それが欠けると、今回のスープは地味な印象が拭えません。あっさり味で素材の良さやバランスで勝負するようなお店のスープは、カップ麺で再現できるようなわかりやすい特徴が少ないため、お店の魅力を伝えるには不向きのように思います。もっとわかりやすい特徴のあるお店の一杯の方が、カップ麺で再現するには向いているように感じました。

また、付加価値をつけなければいけない高価格カップ麺にとって、あっさりスープでそれを実現するのはなかなか難しいように思います。お店の味を逸脱できない縛りがあるので、素材にこだわるくらいしかできません。カップ麺だと、素材にこだわったところで味への寄与には限界があります。後述するように具で付加価値をつけているものの、本来ならスープにももっと欲しいところです。




麺は、中太のノンフライ麺です。

湯戻し時間5分の、中太のノンフライ麺です。表面のつるみと弾力が特徴の多加水麺です。



「正麺カップ」と同じ多加水ノンフライ麺が使用されている


パッケージには「正麺カップ」と同じく「生麺ゆでてうまいまま製法」と書かれていることから、「正麺カップ」で使われている麺と同じものが使われていると思われます。表面のつるみと強い弾力が特徴の中太ノンフライ麺で、食べた印象もまさしく「正麺カップ」の多加水麺です。

主張の強い麺で、今回のあっさりスープと合わせると麺が勝ったバランスだと感じました。個人的にはもっと麺を細くするか、多加水麺ではなくもっとしっとり感のある麺を使う方がバランスが取れて良いと思いましたが、実際のお店の麺も弾力の強い多加水麺が使用されているとのことなので、それなりに再現性はありそうです。

「正麺カップ」のレギュラー商品が定価税別205円なのに対し、同じ麺を使用している今回の商品が税込278円というのは少し高い印象。もちろん、通常の「正麺カップ」よりスープや具にコストが掛かっているがゆえのこの価格設定でしょうが、特徴の強い麺なので、普通に「正麺カップ」を食べている気分になり、ずいぶん高い正麺だなぁと思ってしまいます。「正麺カップ」の定価税別205円がコスパ良すぎるんですけどね。


具は、チャーシュー2枚、メンマ、焼のり2枚、ねぎが入っています。

大きい乾燥チャーシューが2枚の他に、焼のり2枚、メンマ、ねぎが入っていて、高価格商品らしく豪華な具の構成となっています。

チャーシュー2枚と焼のりでボリュームのある具の構成




  • 大きいチャーシューが2枚!!
大きい乾燥チャーシューが2枚ででーんと入っており、高価格に見合うリッチさです。東洋水産のチャーシューらしく脂分は少なく、かためで噛み応えのあるチャーシューとなっています。肉感は日清食品の乾燥チャーシューの方が上で、脂のサシもあっておいしいですが、今回の大きいのが2枚というのはなかなかインパクトがあります。



  • 焼のりも2枚!
お店のラーメンにも入っている焼のりが今回の商品にもしっかり入っていました。リッチです。焼のりとスープの鶏油の組み合わせは相性が良く、どちらの風味も引き立っている印象です。この組み合わせは家系ラーメンと同じですよね。麺を焼のりでくるんで油を浸して食べれば、もうそれはそれはしやわせな気分になります。

  • メンマやねぎのカットが大きめ
主役級のチャーシューや焼のりに加え、メンマやねぎがしっかりと脇を固めています。どちらも大きめにカットされていて食べ応えがありました。具はボリューム満点で、価格に見合うリッチな構成でした。


オススメ度(標準は3です)


  • ファミマ限定 「中華そば処 琴平荘 中華そば」
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
山形鶴岡の名店、「琴平荘」の味を再現したファミマ限定カップ麺でしたが、鶏ガラベースに鶏油や魚介を効かせたスープは、あっさりで上品な味でおいしいです。そしてなんと言っても大きなチャーシューが2枚、焼のりも2枚入った具が充実しています。ただ、税込278円という高額商品であることを考えると、これくらいはやってもらわないとというレベルに留まっており、おいしいのですがコスパを考慮してこの評価としました。カップ麺でお店の味の魅力を伝えるには、少し不向きな味なのかなと思います。

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