
このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」を食べてレビューしていきます。
「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」。2018年12月17日発売の、「マルちゃん 本気盛」シリーズの新商品です。今回はガッツリ系商品の「本気盛」シリーズにピッタリの「背脂」をフィーチャしたカップ麺となっています。
- 「背脂」vs「本気盛」
昨年2017年8月に発売されていた「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」は、本気盛らしい太い麺と濃いみそ味のスープに、背脂を合わせた一杯で、濃いスープと太い麺の組み合わせはとても良かったものの、濃いスープと太い麺の強い主張の中で背脂の味があまり活かせておらず、存在が消えてしまっていました。背脂だけ食べるとなかなか良い味だったんですけどね。
「本気盛」の麺によくあいそうな「背脂みそ」 今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 本気盛 背脂みそ」。「本気盛」シリーズの新作です。本気盛の主張の強い(強すぎる)太麺は、かなり濃いスープでようやくバランスが取れる難しい麺ですが、その点では今回の「背脂みそ」という味はまさに本気盛向きな味のように思われます。最近は本気盛シリーズも麺のバリエーションを増やして細めの麺も登場していますが、今回の味だと本...
- 今年はとんこつスープと細麺の組み合わせ
期待すると裏切られるのは世の常ですが、昨年の「背脂みそ」に使われていた背脂がかなりおいしかったので、今回改めて期待してみたいと思います。果たしてどんな一杯になっているのでしょうか。
内容物、価格、購入額など

別添袋は入っていません。カップを開けると、白いスープの粉末とともに、大量の背脂加工品が入っているのがわかります。これはかなりの量で、昨年の「背脂みそ」の背脂よりもだいぶ多そうです。いっそう食べるのが楽しみになってきました!
品名 | マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ |
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メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2018年12月17日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税別210円 |
取得価格 | 税込224円(ファミリーマート) |
栄養成分表、原材料
1食107g(めん80g)あたり
エネルギー | 517kcal |
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∟めん・かやく | ∟433kcal |
∟スープ | ∟84kcal |
たん白質 | 15.5g |
脂質 | 27.1g |
炭水化物 | 52.8g |
食塩相当量 | 5.7g |
∟めん・かやく | ∟2.3g |
∟スープ | ∟3.4g |
ビタミンB1 | 1.05mg |
ビタミンB2 | 0.41mg |
カルシウム | 182mg |

背脂と関係がありそうな脂質は27.1gで、これはかなり多いです。昨年の「背脂みそ」は20.7gだったので、今年かなり多くなっていることがわかります。脂質=背脂というわけではないので、背脂が多くなっているとは必ずしも言えませんが、それでも期待してしまいます。
スープ
豚の旨みを強く感じるとんこつベースのスープで、にんにくと黒胡椒を効かせることによってパンチを効かせています。
ジャンキーな香ばしさのあるとんこつスープ

- なんだかわからないけど香ばしいスープ
豚の旨みは感じるものの、とんこつ臭とか骨っぽさはあまり感じないとんこつスープです。系統としては「ハリガネ」シリーズのスープと似た味で、なんかとんこつとは違う得も言われぬ香ばしさがあります。
スープに入っているにんにくに加えて具の背脂やごまなど、複合的な要素があると思うのですが、香ばしいなぁとは思っても、何が大きな要因となっているのかはよくわかりません。本格的なとんこつスープとはかけ離れているジャンキーな味なんですが、香ばしくておいしいスープです。
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- にんにくや黒胡椒はとんこつスープにパンチを効かせている
麺
縮れのついた細めの油揚げ麺です。いつもの本気盛の麺に比べてだいぶ細いですが、商品説明に「極細麺」とあるほどには細くないように思います。
油揚げ麺臭がスープのジャンキーな味を増幅させる

いつもの本気盛よりだいぶ細い油揚げ麺で、これもスープ同様、「ハリガネ」シリーズと共通の麺のように見えます。極細麺というほど細くはなく、また縮れも強めについているため、とんこつラーメンの極細ストレート麺のような雰囲気は持っていません。
湯戻し時間が短いため、麺の細さの割に歯応えがあり、麺の主張があるため油揚げ麺臭も強めに感じられます。ただこの油揚げ麺臭がスープととても良くマッチしていて、スープの香ばしさを増幅させ、よりジャンキーな味になっていました。
普段なら、私オサーンは油揚げ麺臭があまり好きではないことをこのブログでも何度も書いていますが、今回の商品と似ている「ハリガネ」シリーズだと、スープと麺の相性が良くて油揚げ麺もおいしく感じられるんですよね。スープも麺も掴みどころのないこと言って申し訳ないです。
具

大量の背脂加工品をメインに、いりごまやネギ、鶏挽肉が入っています。
コーンを中心にボリュームのある具の構成
- スープ表面を覆う大量の背脂

この写真は湯戻し後フタを開けたすぐのものなんですが、背脂でビッチリ覆われていました。これすごい量です。レトルト背脂以外でここまで背脂が多いカップ麺はあまり見たことがありません。まるで朝起きたら新雪が積もっていたかのようです。
背脂だけではなく、ごまやねぎもたくさん入っており、なかなかの具だくさんです。
- 背脂による豚脂の風味が強い
今回背脂の味を強く感じられるのは、もちろん背脂の量が多いことが大きな要因ですが、昨年の「背脂みそ」では背脂が強いみそ味の中で埋没していたのに対し、今回の「背脂とんこつ」はみそほど強い味ではないことで、相対的に背脂の味が感じ取りやすくなっていたことも大きいように思います。麺も細くて太麺ほどの主張がなかったことも背脂の味をわかりやすくしています。
- ごまやネギも良い風味付けをしている
鶏挽肉もそれなりに入っていましたが粒が小さいので、具としてよりも、旨みがスープに溶け出すことによって味に厚みを加える効果の方が大きいように感じました。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 本気盛 背脂とんこつ」
大量の背脂が主役のインパクトのある一杯でした。スープ表面を覆う大量の背脂は豚脂の風味が強く感じられました。とんこつスープと細麺の組み合わせがいつもの本気盛の濃いスープと太麺の組み合わせよりも主張が弱いため、背脂が相対的にも強く感じられる構成になっています。ここまで背脂が強く主張するスープはなかなかないのではないでしょうか。ごまやねぎの風味付けも良く、背脂好きにはたまらない味でした。おいしかったです。
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