このページでは、東洋水産のカップ麺、「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」を食べてレビューしていきます。
「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」はどんなカップ麺?
今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」。2018年12月10日発売の新商品で、製造は東洋水産系メーカーの酒悦が担当。毎年恒例の冬の定番商品、「味噌バター味ラーメン」が今年も登場です。ここ数週で各社の冬の定番商品が続々と発売されてきて、いよいよ本当に冬が来てるんだと実感しますね。
- 「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」は毎年冬恒例の定番商品
すでに完成の域にある一杯なので、あまり変化のさせようもなさそうなのですが、ここ数年、毎年中身に手を入れずにそのまま発売されているのが少し気になるところではあります。
「でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン」はじゃがとコーンを楽しむカップ麺!
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東洋水産 「マルちゃん 縦型ビッグ 味噌バター味ラーメン」 (2017)
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東洋水産 「マルちゃん 縦型ビッグ 味噌バター味コーンラーメン」
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東洋水産 「縦型ビッグ 焦がし風味噌バター味コーンラーメン」
どうもオサーンです。睡眠不足が祟って、人の前でうたた寝をしてしまったんですが、その短いうたた寝の中でそばにいた人の夢を見て、起きた時に夢で見た人の顔が目に入ったため、夢と現実の境がよくわからなくなって混乱しました。こんな経験初めてでぜひぜひブログに書こうと思ったのですが、いざ書いてみるとイマイチかなw 今夏のカップ麺は、東洋水産の「縦型ビッグ 焦がし風味噌バター味コーンラーメン」。タテ型で味噌バ...
内容物、価格、購入額など
別添袋は入っておらず、バター風キューブや他の具が最初からすべてカップの中に入っている状態です。商品名に「コーン」は入っていないですが、今年もしっかり入っているようです。
品名 | マルちゃん 味噌バター味ラーメン |
---|---|
メーカー | 東洋水産 |
発売日 | 2018年12月10日(月) |
麺種別 | 油揚げ麺 |
かやく・スープ | なし |
定価 | 税別205円 |
取得価格 | 税込216円(ローソン) |
栄養成分表
1食100g(めん70g)あたり
エネルギー | 455kcal |
---|---|
∟めん・かやく | ∟334kcal |
∟スープ | ∟121kcal |
たん白質 | 10.6g |
脂質 | 18.9g |
炭水化物 | 60.5g |
食塩相当量 | 5.6g |
∟めん・かやく | ∟2.0g |
∟スープ | ∟3.6g |
ビタミンB1 | 0.31mg |
ビタミンB2 | 0.46mg |
カルシウム | 192mg |
栄養成分を見ると、昨年発売された2017年版とまったく同じです。また、2015年からまったく変化がないようです。まぁ確かに完成された味ではあるのですが、さすがにこれだけ使い回されると、そろそろ新しい要素が欲しくなりますね。
スープ
とんこつベースのみそ味のスープで、バター風キューブによって濃厚感とまろやかさが加わっています。安定感ある味です。
とんこつみそ味のスープにバターの風味が広がる
- 白みそ主体の安定感あるとんこつみそ味のスープ
バターとコーンを入れているあたり、北海道や札幌を意識した味なのは明らかで、札幌の観光地のラーメン店で味わえるような味のスープになっています。豚脂や生姜を効かせた本格的なみそラーメンのスープとはちょっと違いますが、広く好まれそうな安定感ある味でした。
- バター風キューブでまろやかさが加わる
今回の商品のいちばんの売りと思われる「バター風キューブ」は、スープと合わさることで溶け出します。溶け出すことでバターの風味が広がり、濃いみそ味のスープの塩辛さが和らいでまろやかになります。濃いみそなのにやさしい味になる感じでしょうか。食べる人を選ばない味に磨きがかかる印象です。
また、みそ味とバター風味の組み合わせもかなりの好相性で、鉄板の味。これはもう他の商品でも当たり前の組み合わせなので、言わずもがなってところですよね。
麺
ややウェーブがかった太い油揚げ麺です。角麺で、「本気盛」を思わせる麺ですが、麺量は70gで本気盛より少ないです。
太い油揚げ麺で、角麺形状でややウェーブがかっています。「本気盛」で使われている麺と共通と思われ、非常に強い存在感のある麺ですが、今回のスープは濃厚なみそ味&バター風味なので、この麺でもバランスはよく取れています。スープと麺のバランスは上々でした。
角麺な上、多加水麺らしい食感もないので、札幌ラーメンの形状とはだいぶ違いますが、太くてがっしりしている麺という店では札幌ラーメンと共通しています。この「本気盛」っぽい麺は濃厚スープじゃなければバランスが取れない難しい麺ですが、みそラーメンや担々麺といった濃い味のスープとは抜群の相性です。適材適所ってやつですね。陸戦だとグフは強いよって感じ。
具
バターとともにもう一方の主役であるコーンを中心に、キャベツ、鶏挽肉、にんじんが入った、比較的具だくさんな具の構成となっています。
コーンを中心にボリュームのある具の構成
- コーンはバター風味ともみそ味とも好相性
以前は、札幌みそラーメンでコーンやバター入れるのなんて、観光客相手にしかやってないマガイモノだ!邪道だ!フザケンナ!なんて思ってた頃もありましたが、相性が良いのは間違いなので宗旨替えしました。歳を重ねると、以前なら異常にこだわっていたことでも、だんだんどうでも良くなってくる場合が多くなりますよね。角が取れて丸くなって、もう若くないんだなと。よくよく考えると、みそラーメンにコーンやバター入れたのって、サッポロ一番の袋麺のアレンジが発端かもしれないですね。
- コーンとキャベツの甘みがみそ味の中で映える
基本、完成された一杯と言える「味噌バター味ラーメン」ですが、テコ入れする場所があるとすれば鶏挽肉ですかね。粒を小さくすることでスープに馴染み、肉の味をスープに溶け出させる意図が窺えますが、もっと単純に肉感重視でも良いように思います。
オススメ度(標準は3です)
- 東洋水産 「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」
毎年冬恒例の定番商品「味噌バター味ラーメン」でしたが、今年も安定感抜群の味でした・・・というよりは、ここ数年中身が何も変わっていない!完成している味なので変えようがないというのも理解できなくはないですが、もうちょっとなにかチャレンジして欲しいと感じました。昨年は★6つけましたが、数年中身が変わっていない状況を踏まえ、今年はオススメ度は★5にしておきます。決しておいしくなくなったわけではありません。
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