【ペヤング】の歴代変わり種カップ焼そばを振り返る【まとめ】

目次

1. はじめに
2. 【変わり種食材】を使用したペヤングやきそば
　　ペヤング イカスミやきそば
　　ペヤング チョコレートやきそば ギリ
　　ペヤング ソースやきそば プラス納豆
　　ペヤング カレーやきそば プラス納豆
　　夜のペヤング やきそば 夜食ver.
3. 激辛のペヤングやきそば
　　ペヤング 激辛焼そば
　　ペヤング 激辛カレーやきそば
　　ペヤング 激辛やきそば おたすけマヨネーズ
　　ペヤング 激辛やきそば 超大盛
　　ペヤング もっともっと激辛MAX やきそば
　　ペヤング すっぱからMAX やきそば
　　ペヤング からしMAX ソースやきそば
　　ペヤング 激辛やきそばEND
4. ペヤング MAXやきそば
　　ペヤング にんにくMAX やきそば
　　ペヤング わかめMAX やきそば
　　ペヤング パクチーMAX やきそば
　　ペヤング 背脂MAX やきそば
　　ペヤング 酸辣MAX やきそば
　　ペヤング 鉄分MAX やきそば
5. その他の変わり種ペヤングやきそば
　　ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX
　　ペヤング ソースやきそば 超大盛
　　ペヤング 和風焼き蕎麦
6. まとめ

2. 【変わり種食材】を使用したペヤングやきそば

ここでは、インパクトのある変わり種の食材を使ったペヤングやきそばを紹介していきます。発売当時は、「こんなもの使ってカップ麺作って大丈夫なのか？」と驚きがあったカップ焼そばです。なお、いずれの商品も現行ラインナップからはなくなってしまっています。変わり種はなかなかレギュラー化しづらいです。

ペヤング イカスミやきそば

• 真っ黒で不気味なペヤング

2012年に発売された「ペヤング イカスミやきそば」。イカスミスパゲティとかは当時もありましたが、カップ焼そばが真っ黒なのはなかなか不気味な印象でした。写真写りの問題はあるでしょうが、あまりおいしそうには見えませんねｗ 実際の味は・・・まぁまぁだったようです。

ペヤング チョコレートやきそば ギリ

• チョコと油揚げ麺が奏でる不協和音ｗ

2017年のバレンタインシーズンに発売された「ペヤング チョコレートやきそば ギリ」。甘いミルクチョコレートといつもペヤングの麺の奏でるハーモニーは壮絶な不協和音ｗ これは地獄のシンフォニークラスの悪夢。具として入っていたクルトンとイチゴ加工品も意図がイマイチ不明でした。

この商品、不評だったのか、2018年のバレンタインシーズンには発売されませんでした。

ペヤング ソースやきそば プラス納豆

• ノーマルペヤングやきそばに納豆を入れただけ

2017年2月にセブン限定で発売された「ペヤング ソースやきそば プラス納豆」。発売1ヶ月前に「チョコ焼そば」の前科があったため、今度は何してくれるんだという期待と不安で迎えられた商品です。

実際は、いつもの「ペヤング ソースやきそば」に入っているふりかけ&スパイスをフリーズドライの納豆に置き換えただけの商品で、無難ではあるものの、フリーズドライ納豆だけでは納豆味の威力が弱く、せっかくの納豆味なのにそれを活かしきれてない印象でした。

ペヤング カレーやきそば プラス納豆

• なぜか金色の豪華パッケージだったカレーやきそばプラス納豆

2017年12月発売の「ペヤング カレーやきそば プラス納豆」。今度は納豆とカレーソースの組み合わせ。やっぱりフリーズドライの納豆以外に納豆要素がなかったため、納豆はカレーソースの影に隠れる形になっていました。納豆を主役とは考えずに、カレー焼そばのトッピングくらいに思っておけば納得できる一杯でした。

なぜかパッケージが無駄に金色で豪華なのにビビりました。

夜のペヤング やきそば 夜食ver.

• マカ入りは認識できない、ピリ辛ペヤング

2018年1月発売の「夜のペヤング やきそば 夜食ver.」。「夜のペヤング」だとか「マカ入り」だとか、カップ麺らしからぬ淫靡な空気を漂わせつつも、実際食べてみると至って普通のカップ焼そばで、ノーマルペヤングをピリ辛にしたピリ辛ペヤングという感じでした。

「夜のペヤング」で「マカ入り」だからといって、別に夜に元気になったりはしませんでしたよ。マカが入ってるのもよくわかりませんでした。

【変わり種食材】を使用したペヤングやきそば まとめ

3. 激辛のペヤングやきそば

ペヤングと言えば「激辛」を思い浮かべる人は多いかもしれません。発売する商品に占める激辛商品の割合が極めて高いです。あの「激辛ペヤング」の赤いパッケージは鮮烈ですしね。ついに「ペヤング 激辛やきそばEND」なる、激辛ペヤングの最終形態まで登場しました。

ここからは、歴代ペヤングの主な激辛焼そばを見ていきます。

ペヤング 激辛焼そば

• 「ペヤング 激辛やきそば」がデビューしたのは2011年2月

今でこそ定番商品化している「ペヤング 激辛焼そば」が最初に発売されたのは2011年2月でした。当時はまだ激辛カップ麺が今ほど多く発売されていたわけではない中で、口から火を噴くとはこのことだばかりの辛さがインパクト大でした。ただ辛いだけじゃなくて、口にまとわりつくような粘着質の辛さなんですよね。焼そばなので豪快に麺すすってしまうと唇とか口の周りとかヒリヒリするし。

今もおなじみの真っ赤なパッケージが恐怖感を煽っています。赤って危険色ですよね。

ペヤング 激辛カレーやきそば

• 激辛カレー味のペヤング

「激辛ペヤング」に続いて激辛商品の2つめとして2012年8月に発売されたのが「ペヤング 激辛カレーやきそば」。激辛ペヤングほどではないものの、それでもやっぱり激辛のカレー味。しっかりスパイスも香り、激辛カレーの名に違わないデキ。

現在この商品はラインナップにありませんが、「ペヤング 超大盛やきそば ハーフ＆ハーフW激辛」の片割れとして、激辛ペヤングと共演しています。

ペヤング 激辛やきそば おたすけマヨネーズ

• 激辛ペヤング、アゲイン

前回の「激辛ペヤング」の発売から2年の時を経て、2013年に復活したのがに続いて激辛商品の2つめとして2012年8月に発売されたのが「ペヤング 激辛やきそば おたすけマヨネーズ」。前作が辛すぎて批判を受けたのかはわかりませんが、マヨネーズを入れることで辛さが緩和する方法をとってきました。実際マヨ入れて食べてみると、確かに辛さがかなり緩和されるんですよね。マヨの威力にびっくりしました。

レビューをしたハンサム氏、この商品に★8をつけています。

ペヤング 激辛やきそば 超大盛

• 激辛焼そばを超大盛で食べるという拷問

2017年5月発売の超大盛激辛ペヤング。激辛で超大盛だと、口に激痛を抱えたまま長い時間かけて食べ続けなければいけない拷問です。いやー口の中痛い痛い。

真っ赤なパッケージが大きいということだけでもすごいインパクトです。グワジンっぽい。

ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば

• あの「ペヤング 激辛焼そば」をさらに辛くしたペヤング

私オサーン、激辛ペヤングの辛さがあまり得意ではないのですが、それをさらに辛くしたという狂気じみたペヤング。2017年11月の発売。激辛ペヤングとこの商品を食べ比べてみましたが、舌がヒリヒリしてどっちが辛いのか途中からよくわからなくなってくるんですよねｗ でも辛いはずの「もっともっと激辛MAX」よりもノーマル「激辛ペヤング」の方が私には辛く感じられました。辛さには得手不得手がありますね。

パッケージに人の顔入れちゃうインパクトはなかなかすごかったです。「誰だこの人？」って全国で何人の人が口に出したことかｗ

ペヤング すっぱからMAX やきそば

• 強烈な酸っぱさと辛さの両立はできたいたが・・・

2018年4月発売の「ペヤング すっぱからMAX やきそば」。商品名通り、酢酸そのものの酸っぱさと、激辛ペヤングほどではないものの激辛を両立できていましたが、だからといっておいしいわけではないというカップ焼そばでした。ただ酸っぱくただ辛いだけで、旨みを感じなかったんです。

具にえびを入れてトムヤムクンっぽくしていましたが、酸っぱいし辛いしえびも入っているのに、全然トムヤムクンっぽくなかったです。

ペヤング からしMAX ソースやきそば

• 頭にガツンとくるからしがインパクト大のペヤング

2018年8月発売の「ペヤング からしMAX ソースやきそば」。一般的な激辛商品といえば唐辛子が使われていますが、この商品はからし。着眼点の目新しさに驚いた一杯です。おいしいかどうかは別として、他の激辛商品とはベクトルの違う辛味のインパクトは新鮮でした。

パッケージにまた人の顔が写ってるよ・・・誰なんだ。

ペヤング 激辛やきそばEND

• 「激辛ペヤング」の【終末】

あの辛い「激辛ペヤング」より辛い設定の「もっともっと激辛MAX」。それよりさらに辛い設定なのがこの「ペヤング 激辛やきそばEND」。2018年8月発売。激辛の上の上の辛さってどう表現すれば良いのでしょうかね。

「もっともっと激辛MAX」ではそれほどわからなかった「激辛ペヤング」との辛さの違いですが、この一杯は段違いで辛かったです。別格です。まさに【終末】。ペヤング最強どころかカップ麺最強の辛さと言っても過言ではないと思います。

激辛のペヤングやきそば まとめ

4. ペヤング MAXやきそば

なにか1つ大きな武器を持っている、一点豪華主義のペヤングやきそばシリーズです。エースコックの「MEGA」シリーズとコンセプトが似ています。すでに激辛ペヤングの項にて触れているMAXやきそばもあるので、ここではそれ以外のものを見ていきます。

ペヤング にんにくMAXやきそば

• にんにくが猛威を奮うペヤングやきそば

2015年11月に発売された「ペヤング にんにくMAXやきそば」。「ペヤングMAX」シリーズの最初の商品です。ハンサム氏曰く、「これバカだよ」というほどの強にんにくぶりで、家中のものににんにくの匂いがこびりついて大変だったそうです。極端な味に振れるのがカップ麺の一つの魅力だと思うので、それを体現したカップ焼そばで素晴らしい。

パッケージに「まわりの人が・・・」と書かれていますが、まわりの人が何だっていうんだ！教えてくれ！

ペヤング わかめMAX やきそば

• エースコックわかめラーメンのお株を奪う大量のわかめ

2016年11月発売の「ペヤング わかめMAX やきそば」。とにかく大量のわかめがすごいことになっていたペヤングやきそば。エースコックのわかめラーメンのお株を奪う、麺より多いんじゃないかというレベルのわかめ。控えめなしょうゆ味のソースがわかめの引き立て役にまわり、わかめを前面に押し出した強烈なインパクトの一杯でした。

ペヤング パクチーMAXやきそば

• 大量パクチーにパクチー味のソースを使ったペヤング

2016年12月に発売された「ペヤング パクチーMAXやきそば」。巷のパクチーブームに乗っかり、具として大量のパクチーを入れ、ソースもパクチーの味をつける徹底ぶり。パクチーを主役に据えてしまうとちょっと物足りなさがあり、主役というより名脇役なんだなぁと気づかせてくれたカップ焼そばでした。

パクチーのような苦手な人が多いものを主役に据えてしまうメーカーの度胸はなかなかすごいと思いました。

ペヤング 背脂MAX やきそば

• 油そばテイストで背脂由来の豚脂の風味が強烈なペヤング

2017年3月発売の「ペヤング 背脂MAX やきそば」。油そばテイストのペヤングです。しっかりしたしょうゆ味のソースに、背脂由来の豚脂の風味がかなり強い一杯。かなりの正統派、且つ完成度が高く、ある意味で最もペヤングらしくないペヤングでした。

背脂なので豚のはずなんですが、なぜかパッケージは牛っぽい。しかもホルスタイン。

ペヤング 酸辣MAXやきそば

• 酸辣湯と言いつつ酸味のみが強調されてしまったペヤング

2017年4月発売の「ペヤング 酸辣MAXやきそば」。酸辣湯という割には、酸味のみにクローズアップされ、やや物足りない味の印象。もっと辛かったり、ベースの味がしっかりしていると大化けしたように思うんですけどね。「ペヤングMAX」としてはやや失敗の部類でしょうか。

ペヤング 鉄分MAXやきそば

• 健康飲料のようなパッケージのペヤング

2017年7月発売の「ペヤング 鉄分MAXやきそば」。鉄分MAX焼そばという名のほうれん草MAX焼そば。鉄分たっぷりのほうれん草、えび、ちりめんじゃこが入り、香ばしさで押してきていました。ほうれん草に合わせるのがあっさりしょうゆ味のソースで、ごま油とか使ってもうちょっとほうれん草のおいしさを引き立ててくれると良かったんですけどね。ソースにやや使いまわし感が出ていたのが残念でした。

健康飲料のようなパッケージですが、描かれている人のやってることがほうれん草咥えながらえびと魚を両手に掲げてうぇーってやってる変態さんというのがなんともｗ

MAXやきそば まとめ

5. その他の変わり種ペヤングやきそば

なにか1つ大きな武器を持っているペヤングやきそばシリーズです。エースコックの「MEGA」シリーズとコンセプトが似ています。すでに激辛ペヤングの項にて触れているMAXやきそばもあるので、ここではそれ以外のものを見ていきます。

ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX

• 通常サイズペヤングの4倍の麺量！カロリーなんと2142kcal！！

やはりまずはこれでしょう。2018年6月に発売された「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX」。通常サイズのペヤング4個分の麺量を誇る、衝撃のGIGA盛ペヤング。なんと2142kcal！！！パッケージに「1日1食までにして下さい。カロリー摂取基準を上回る恐れがあります。」と書かれていましたが、いやこれ、1日1食でもまずいでしょ。

あまりの量の多さに目がいきますが、実は調理に必要なお湯の量が1300mlで、うちの電気ケトルでは沸かせない量でビビりました。久々にヤカンを引っ張り出してきました。

ペヤング ソースやきそば 超大盛

• 横に大きい、フェイスを食ってしまうペヤング

GIGAMAXを先に出してしまうと存在感が霞んでしまいますが、2004年に発売された「ペヤング ソースやきそば 超大盛」。ペヤング2個分の麺が入っている超大盛りサイズ。他社からも2倍サイズのカップ焼そばが出ていましたが、他社のものは厚みのある容器だったのに対し、この商品は横に長いんですよね。コンビニに行くと、この商品はフェイスを食うためか、発売当初はカップ麺コーナーとは別のところに置かれているのをよく見かけました。

当時はこの2倍でも「パーティーサイズ」なんて揶揄されていたのに、4倍が出てしまった今となっては、そんな大きく見えなくなってしまってかわいそう。

ペヤング 和風焼き蕎麦

• カップ焼そばスタイルのカップ焼き蕎麦

2013年4月に発売された「ペヤング 和風焼き蕎麦」。カップ焼そばの形状をしていますが、お蕎麦の麺を、粘度こそ焼そばスタイルだけど味は完全に蕎麦つゆのソースを絡めて食べる、紛うことなきお蕎麦。揚げ玉がたくさんでおいしかったです。

その後、カップ焼き蕎麦スタイルで2品出ましたが、2014年を最後にその後は発売されていません。おいしかったんですけどね。

6. まとめ

以上のように、ペヤングは多種多様な変わり種カップ焼そばをたくさん出してきました。これからも、変わり種食材、激辛、一点豪華主義のMAX、超大盛あたりが今後も核となって、変わり種商品がたくさん発売されることでしょう。今後もこのブログではペヤングの変わり種を追いかけていきたいと思っています。