今年11年目を迎えた「冬のコク塩ラーメン」の2018年バージョン

今回のカップ麺は、寿がきや食品の「冬のコク塩ラーメン」。製造は加ト吉水産。2018年11月12日発売の新商品で、毎年冬の恒例商品で今年で11年目を迎えた「冬のコク塩ラーメン」の2018年バージョンです。

冬のコク塩ラーメン」は、「背脂のコク」を前面に出した、冬らしいこってり味のしおラーメンです。今年もついにこの商品の発売される季節がやってきました。例年12月の発売でしたが、昨年から11月に前倒しになっています。寿がきや食品カップ麺の冬の代名詞的な存在で、毎年この商品の発売を楽しみにされている方も多いのではないかと思います。私も楽しみではありますが、これから寒い冬が訪れるのかと思うとちょっとブルーな気持ちにもなります。パッケージもちょっとブルーですし。マリッジブルーならぬ極寒ブルー。年々寒さが身に堪えるようになってきています。

さて今年の「冬のコク塩ラーメン」は、栄養成分表を見る限り昨年バージョンとまったく違いはありません。すべての数値が同じです。ただ、メーカーサイトには「今年は“塩”にこだわり、コク深い天日塩とスパイシーな岩塩を使用」と書かれており、栄養成分に反映されないところでの違いはありそうです。今年はどんな味に仕上げきているのか楽しみです。



商品概要



品名:冬のコク塩ラーメン
メーカー:寿がきや食品(加ト吉水産製造)
発売日:2018年11月12日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(液体スープ・後入れかやく入スープ・かやく)
定価:税別227円
取得価格:税込246円(イオン)

栄養成分表

1食109g(めん65g)あたり
エネルギー:363kcal(めん・かやく277kcal スープ86kcal)
たん白質:8.6g
脂質:13.1g
炭水化物:52.8g
食塩相当量:6.9g(めん・かやく1.3g スープ5.6g)
カルシウム:96mg



鶏ガラ主体のベースに強めのしお味のスープで、表面を背脂が覆う

スープは「豚骨、鶏ガラをじっくり炊き出したスープに、天日塩と岩塩をブレンドし、背脂をたっぷり加えた塩ラーメンスープ」で、「今年は“塩”にこだわり、コク深い天日塩とスパイシーな岩塩を使用し」たとのこと。とんこつよりも鶏ガラを強く感じる、しお味強めのスープで、背脂による豚脂の風味が広がり、あっさり味が多いしおラーメンながらこってり感の強いスープになっています。

スープのベースはとんこつと鶏ガラとのことですが、とんこつよりも鶏ガラの旨みの方をより強く感じることができます。鶏ガラベースのしお味スープです。しお味は強めに効いていて、エッジが立っています。しお味に加えてスパイス感も強いため、誰にでもある程度おいしさがわかりやすい、輪郭のハッキリした味に仕上がっていました。塩辛いスープが苦手な人はちょっとキツめの味でしょうかね。お湯を足すなどの対応が必要になってくるかもしれません。

スープには背脂由来の豚脂が大量に入っており、これによってしお味の強さとともに、豚脂の風味やこってり感が付与されています。この背脂は「冬のコク塩ラーメン」の肝で、背脂風味の強く効いたしお味という独特の世界観を放っており、多くの人に支持されて長寿シリーズになる所以ではないかと思います。寒くなるとこってりしたものが食べたくなりますからね。背脂の油膜でスープが冷めにくくなるのも特徴で、アツアツの状態が持続して体を温めます。

鶏ガラベースの強めのしお味で、スパイス感があり、大量の背脂によってこってり感があってアツアツ状態の持続するスープ。正直、昨年2017年バージョンと大きな違いは見出だせませんでしたが、おそらく一緒に並べて食べ比べたらわかるくらいの違いなのではないでしょうか。私がバカ舌なので塩の違いとかわからないだけかもしれませんが。



寿がきやカップ麺でよく使われているウェーブのかかった中細のノンフライ麺



麺は「しっかりとしたコシと粘りのある、口当たり滑らかなノンフライ中細めん」とのこと。中細でしっとり感のある中細ノンフライ麺で、少しウェーブがかかっています。昨年の「冬のコク塩ラーメン」で使われていたる麺と共通且つ寿がきや食品のノンフライカップ麺でよく見るタイプの麺かと思います。

ウェーブがかかっていること、そして表面のつるみがそれほど強くない麺のためか、スープのりの良さがあり、スープをよく絡め取る印象。この麺、細いながら中身の詰まったずっしり感があり、本来なら少し甘みを感じるおいしい麺なのですが、細めの麺ということもありそれほど主張が強いわけではなく、一方で今回のスープはしお味が強いため、だいぶスープの勝ったバランスになっていました。スープとのバランスを考えればもうちょっと太めの麺の方がマッチするように思いますが、スープの味が強く感じられるバランスもこれはこれで悪くないのではないかと思います。メーカーからの、存分にスープを味わってください!!というメッセージかもしれません。

具の主役は発売当初から入っている白菜と背脂顆粒



具は「肉そぼろ、白菜、3種のネギ(白ネギ、青ネギ、焦がしネギ)、フライドガーリック、赤唐辛子、背脂顆粒」とのこと。肉そぼろと白菜はかやくの袋、3種のネギ、フライドガーリック、赤唐辛子は後入れかやく入スープ、背脂顆粒は液体スープの中に入っていました。

具の中で大きく目立っているのは白菜と背脂顆粒。白菜はカップ麺としてはカットが大きめで、量も結構入っています。白菜らしいちょっとクセのある風味がしっかり感じられ、冬商品に冬野菜で季節感を添えています。「冬のコク塩ラーメン」は代を経ていろいろ変化してきているのですが、白菜は初期の商品から入っている具です。初期では主役を張る感じではなかったですが、量が初期よりだいぶ増え、今は具の主役ヲ担っています。

もう一方の主役と言える背脂顆粒は、角状に成形された背脂で、液体スープの中に入っています。液体スープには顆粒とは別に液状の背脂も入っており、味の主張としては液体の方が強そうです。顆粒の方は背脂が入っているという見た目のアピールの役目も大きいのではないかと思います。口に入れるとしっかり甘みを感じる背脂で、液体とダブルで入ることにより、背脂の濃厚感を高めていました。

3種のネギとフライドガーリック、唐辛子は、粒が小さくてふりかけ状になっており、見た目鮮やかに彩っています。味として目立っているのはフライドガーリックで、濃いしお味のスープにガーリックのパンチを加えています。主役を食うほどではないですが、味に力強さを加えていて効果的でした。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
11年目を迎えた「冬のコク塩ラーメン」2018年バージョンでしたが、強めのしお味に背脂の厚みを効かせ、冬らしい濃厚な一杯に仕上がっていました。冬野菜の白菜も入っていて季節感を高めています。おそらく昨年バージョンとほとんど違いのない商品かと思いますが、季節商品なので年に1度は食べておきたいですね。これ食べて冬に備えるというか、冬に怯えるというか、もう寒いの本当勘弁して欲しいです。南国に移住したい。「冬のコク塩ラーメン」さん全然悪くないのに、冬を連れてくるヤツのように見えてしまっています。すいません。

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