キムチ「ご飯がススム」の味を再現したカップ麺2種を食べ比べ!!

今回のカップ麺は、サンヨー食品から発売された2つのカップ麺、「サッポロ一番 ご飯がススム 豚キムチ味ラーメン」と「サッポロ一番 ご飯がススム キムチチゲ味ラーメン」を食べ比べてみたいと思います。ともに2018年11月5日に発売された新商品で、ピックルスコーポレーションとのタイアップによる、家庭用定番キムチ「ご飯がススム」の味をカップ麺で再現した商品です。



こちらは「ご飯がススム 豚キムチ味ラーメン」。中央の緑色が目印でしょうか。



こちらは「ご飯がススム キムチチゲ味ラーメン」。こちらは紫色が目印。

どちらの商品も「ご飯がススム」の味を再現した商品なので当然といえば当然ですが、同じキムチ味で被っています。正直、2種類も出す必要あるのか?と思わなくもないですが、出すからには当然、両者まったく違う味なんだと思われます。RX-78-2とRX-78-3じゃ同じガンプラでもぜんぜん違うんだよ!というような感覚と同じ感じでしょうかね。料理としての「豚キムチ」と「キムチチゲ」はまったく違うものですが、果たしてカップ麺としても味の違いをしっかり見出だせるのか、しっかり食べ比べてみたいと思います。

ピックスルスコーポレーションの「ご飯がススム」は、ここ数年であっという間に家庭用キムチの定番商品化した大ヒット商品です。スーパーならどこ行っても売ってますよね。その特徴はなんと言っても甘くて濃い味。りんごを使った甘みが何より特徴的で、コアなキムチファンが唸る味というよりは、キムチの購買層をかなり広げた食べやすいキムチだと感じています。本格的なキムチとはまた違った魅力があるように思っています。

ご飯がススム」とサンヨー食品のタイアップは今回が2度目で、今年2018年2月に「サッポロ一番 ご飯がススムキムチ味ラーメン 甘っ辛っうまっ!!仕立て」という商品が発売されていました。今回と違いタテ型大盛タイプで、やや物足りなさはあったものの「ご飯がススム」の特徴をよく踏まえた一杯でした。今回はどうでしょうか。

商品概要



ご飯がススム 豚キムチ味ラーメン」の内容物。キムチとともに肉そぼろが入っています。肉そぼろは確かに肉ではありますが、あんまり豚キムチっぽくはない気もします。



こちらは「ご飯がススム キムチチゲ味ラーメン」の内容物。こちらもキムチの量は同じくらい入っていますが、肉そぼろではなく豆腐が入り、ちょっと鍋っぽくなっています。

品名:サッポロ一番 ご飯がススム 豚キムチ味ラーメン
メーカー:サンヨー食品
発売日:2018年11月5日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税込180円
取得価格:税別108円(ドン・キホーテ)

品名:サッポロ一番 ご飯がススム キムチチゲ味ラーメン
メーカー:サンヨー食品
発売日:2018年11月5日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税込180円
取得価格:税別108円(ドン・キホーテ)

栄養成分表

サッポロ一番 ご飯がススム 豚キムチ味ラーメン
1食69g(めん50g)あたり
エネルギー:289kcal(めん・かやく226kcal スープ63kcal)
たん白質:7.1g
脂質:10.2g
炭水化物:42.1g
食塩相当量:4.9g(めん・かやく1.7g スープ3.2g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:219mg

サッポロ一番 ご飯がススム キムチチゲ味ラーメン
1食67g(めん50g)あたり
エネルギー:274kcal(めん・かやく221kcal スープ53kcal)
たん白質:6.1g
脂質:9.0g
炭水化物:42.2g
食塩相当量:5.5g(めん・かやく1.6g スープ3.9g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.59mg
カルシウム:219mg

どちらも麺量が50gで、定価税別180円の商品としてはかなり少ないです。サンヨー食品のカップ麺は、180円と価格設定しつつも、最初からディスカウントを想定した商品が多いようで、今回も定価はほぼお飾りでしかないのではないかと思われます。どちらも300kcalを下回りますが、やや「豚キムチ」のカロリーが高く、塩分は逆に「キムチチゲ」が上回っています。

完成写真の比較



こちらは「豚キムチ」。「キムチチゲ」との大きな違いは肉そぼろでしょうか。また、スープの色が少し黒っぽく、また表面の油分が多めです。



こちらは「キムチチゲ」。豆腐とかきたまが入っています。肉系の具は入っていません。スープの色は「豚キムチ」に比べて少し澄んでいます。



スープ

豚キムチ味:
調理感のあるポークエキスに、野菜、りんごの甘み、かつおの風味を合わせ、『ご飯がススムキムチ』を使用した豚キムチ味スープの味わいを再現」し、「ガーリックやゴマ油のコクを加え、辛みの中にも甘み、うまみが感じられるスープに仕上げ」たとのこと。

キムチチゲ味:
アサリ、イカの魚介のうまみに、野菜、りんごの甘み、かつおの風味を合わせ、『ご飯がススムキムチ』を使用したキムチチゲ味スープの味わいを再現」し、「ガーリックのコクを加え、辛みの中にも甘み、うまみが感じられるスープに仕上げ」たとのこと。

両者の大きな違いは、「豚キムチ」のスープは豚ベースなのに対し、「キムチチゲ」は魚介ベースな店。「豚キムチ」は豚脂のまろやかさが強く出ていますが、「キムチチゲ」に使われるアサリ・イカはやや迫力に欠けるため、キムチの味に負けている感が強かったです。あんまり鍋っぽさを感じることはできませんでした。

両者共通の「ご飯がススム」由来のキムチ味は、りんごの甘みをそれなりに感じられ、またともに「ごはんがススム」の特徴であるかつお節の味もしっかりしています。ただ、どちらも特徴は踏まえているものの実際のキムチ商品ほどキムチの味の強さはなく、もう少しキムチ感を強く出した方が良かったですかね。それやっちゃうと、キムチの味の強さと合わせる形で豚キムチの豚やキムチチゲのアサリ・イカの味も強くしなければならないので、コストが嵩み難しいのかもしれませんが、現状では定価180円の商品のスープとしてはちょっと安っぽい印象を受けました。以前出ていた商品よりもさらに弱いスープでした。

豚がきちんと感じられる「豚キムチ」のスープがやや上位のように感じました。

豚キムチ味:
味付けをすることでスープのなじみがよい、黄色みを帯びた、しなやかでのど越しのよいめん」とのこと。

キムチチゲ味:
味付けをすることでスープのなじみがよい、黄色みを帯びた、しなやかでのど越しのよいめん」とのこと。

どちらの麺も説明書きが同じですね。実際食べた感じも両者同じ麺かと思います。中細の油揚げ麺で主張はあまり強くなく、どちらもスープとよく馴染んでいました。スープの邪魔をしない麺という点では素晴らしいと思いますが、大きな特徴も感じられない汎用麺で、こちらもスープ同様ちょっと安っぽいですね。

また、麺量が50gというのも、定価税別180円の商品としては物足りないと言わざるを得ません。サンヨー食品は180円で麺量50gの商品を結構多く出してきますが、他社だとこの価格帯なら少なくても55g、大体は60g超えなので、今後食べ応えにも力を入れてもらいたいところでです。おそらく定価は形だけで、スーパーやドラッグストアなどでディスカウント販売を想定した卸値の安い商品だと思われるものの、他社製品と比べて物足りないと感じてしまうのは間違いないです。

豚キムチ味:
キムチの酸味と辛みがスープとよく合い、おいしさを引き立て」、「肉そぼろのうまみが食欲をそそ」り、「ねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。

キムチチゲ味:
キムチの酸味と辛みがスープとよく合い、おいしさを引き立て」、「豆腐のやわらかな食感が食欲をそそ」り、「かき卵とねぎを加えて彩りよく仕上げ」たとのこと。

両者共通で入っている具は、キムチとねぎ。主役のキムチはそれなりにカットが大きいため白菜のシャキシャキ感があり、スープより多少濃い味付けがされているため、しっかり白菜キムチとして存在感があります。どちらの商品にも同じ程度入っていて、小さいカップの割には量がありました。

両者の違いは、「豚キムチ」には肉そぼろが入っているのに対し、「キムチチゲ」には豆腐とかきたまが入っていること。どちらも量は多めで頑張っているのではないでしょうか。ただ、豚キムチの具としては肉そぼろよりも普通の豚肉が入っていてくれる方がそれらしくなるのではないかと思います。粒の大きい肉そぼろではあったんですけどね。「キムチチゲ」の豆腐も量が多めで、スープにはなかった鍋らしさが豆腐で感じることができました。

オススメ度(標準は3です)

豚キムチ味:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
キムチチゲ味:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)

正直、どちらも定価税別180円の商品としては物足りなかったです。スープの味に厚みが感じられず、また麺量が50gと少ないため、品質的には100円程度で売られるPB商品とそれほど差がないように感じられました。どちらも具がそれなりに充実しており、白菜キムチはきちんとおいしかったのが救いですかね。スープに豚脂のまろやかさを感じた「豚キムチ」を上位に取りましたが、基本味の中心はキムチ味で、どっちか一方食べればもう片方は食べなくても良さそうなくらいの違いなので、たぶんメーカも両方買うことはあまり想定していないんじゃないですかね。本家「ご飯がススム」の販促商品的な意味合いが強いのではないかと感じました。

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