「味覇」を使用したカップ麺の第4弾商品!

今回のカップ麺は、エースコックの「廣記商行監修 味覇を使って煮込んだ鍋風ラーメン」。2018年10月22日発売の、「味覇カップ麺」シリーズの新商品です。

廣記商行の中華調味料「味覇」を使用したカップ麺の第4弾となる今回の商品は、「煮込んだ鍋風」のラーメンとのこと。基本何に入れてもおいしいことでおなじみの「味覇」ですが、鍋料理というのはあまりイメージしたことがなかったのでちょっと意外。中華風の鍋料理ってことなのでしょうか。気になるところです。

廣記商行&エースコックによる「味覇カップ麺」シリーズの第1弾商品「廣記商行監修 中華風野菜タンメン 味覇味」は、セブン&アイグループとの共同開発商品として2016年に発売されました。当時はまだ、別に味覇使わなくてもこんな味になるんじゃないの?と感じてしまうような、あまり味覇であることを認識できない味で、2017年発売の第2弾「廣記商行監修 味覇使用 中華風焼そば」でも同様の傾向でした。、今年2018年6月発売の第3弾商品「廣記商行監修 味覇使用 中華風野菜タンメン」になって、味覇の味を強く感じるようになり、大きな前進がみられました。今回の商品はその前身を確かなものにすることができるでしょうか。

また同系商品として、創味食品の中華調味料「創味シャンタン」を使用したカップ麺がサンヨー食品から発売されており、「味覇」と「創味シャンタン」というスーパー等でしのぎを削るライバル関係の両商品を、同じグループ会社のエースコックとサンヨー食品が扱うという、なんとも奇妙な構図になっています。他社に「中華調味料カップ麺」の土俵に上がらせないぜ!みたいな意気込みを感じますがどうでしょうか。どうでもいいですか。すいません。



商品概要



品名:廣記商行監修 味覇を使って煮込んだ鍋風ラーメン
メーカー:エースコック
発売日:2018年10月22日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:2袋(液体スープ・かやく)
定価:税別220円
取得価格:税込235円(ローソン)

栄養成分表

1食109g(めん78g)あたり
エネルギー:401kcal(めん・かやく330kcal スープ71kcal)
たん白質:9.5g
脂質:14.0g
炭水化物:59.2g
食塩相当量:6.6g(めん・かやく1.8g スープ4.8g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.50mg
カルシウム:339mg



味覇を使っているのに中華風ではない鍋の味に仕上がっているスープ

スープは「ポーク・チキンをベースに煮込んだような野菜のうまみをしっかりと加えた鍋風スープ」で、「味覇を使用し、香辛料感を利かせつつ、ポークの旨みも感じることのできる一杯に仕上げ」たとのこと。「味覇」を使用していることがハッキリ感じ取れるややスパイスの効いたスープに、野菜の甘みによって鍋っぽさもしっかりあるしお味のスープです。

スパイスの効いたしお味のスープに、豚・鶏の旨みや野菜の甘みを効かせることにより、うまいこと鍋っぽい味に仕上げています。中華調味料を使っているので中華風のスープになっているのかと思いきや、家庭で出てくるような鍋の味として違和感のないものになっています。味覇なのにきちんと鍋の味という、不思議な感覚。普段私は中華調味料をチャーハン炒める時にしか使ってないからそう感じるのかもしれませんね。

普通の鍋っぽい味に仕上げていながら、それでもきちんと味覇の味を認識できるのがさらに不思議なところで、味覇の使い方と豚や野菜などのバランスが絶妙なんだと思います。味覇の味がきちんとしているのに中華風じゃない鍋の味!見えているのにそこにいないみたいな、幻覚?錯覚?鳳凰幻魔拳?フェニックス一輝なの?

・・・相変わらずネタが古いなぁ。

正直なところ、カップ麺のスープとして違和感のない味で、逆に言えば味覇じゃなくてもこんなスープはありそうだと思う味ではあるのですが、それでも味覇を使っていることがハッキリわかることに価値があるのではないかと思います。今年8月に発売された第3弾商品からこの特徴を引き継いでいるのはとても良いと感じました。



主張が強くなく、スープとバランスの取れた油揚げ麺



麺は「しっかりした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃のめん」で、「口の中で存在感のある、食べごたえ抜群のめんに仕上げ」たとのこと。中太程度の油揚げ麺で、噛み応えはありますがスーパーカップで使われている麺に比べるとおとなしい印象です。

それほど強い主張のない麺で、スープの味覇やや野菜の味を邪魔することなくしっかりバランスが取れています。スープの中で適度に存在感を出していて、スープと麺の相性はなかなか良いのではないかと思います。ただ、カップサイズはスーパーカップみたいなのに、麺量が78gで少なめで(スーパーカップ1.5倍は90gでスーパーカップMAXは100g)、それでいて価格は今回の方が高く(スーパーカップは概ね定価税別200円で今回の商品は220円)、味覇を使っていること以外に付加価値が見出だせないのに高いのはちょっと残念でした。

鶏だんごと豆腐がスープの鍋感を増幅させている、特に鶏だんご



具は「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、程良く味付けした鶏だんご、滑らかな食感の豆腐、色調の良い人参、ねぎを加えて仕上げ」たとのこと。4種類の具が入り、鶏だんごが具のボリュームはまずまず。主役は鶏だんごと豆腐でしょう。

鶏だんごも豆腐もそれほどたくさん入っているわけではないですが、どちらもスープの鍋の味を増幅させる効果がありました。特に鶏だんごにその傾向が顕著で、スープと一緒に鶏だんごを口に入れると、ちょっと懐かしいような、あったまるような鍋の雰囲気が強く出ます。鶏だんごすごいな。いやむしろ味覇がすごいってことですかね。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
味覇を使って煮込んだ鍋風の味に仕上げた一杯でしたが、しっかり鍋の味を感じさせつつも味覇の味もする、よく練られたバランスのスープでした。よくよく考えれば、味覇は中華調味料でも原料は鶏ガラや野菜なので、鍋っぽいと言えば鍋っぽいんですよね。今回の「煮込んだ鍋」という味のチョイスは、味覇使用のカップ麺としてはなかなか的確だったのではないでしょうか。幻覚でも鳳凰幻魔拳などではなく、しっかり計算された味だと思います。

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