「QTTA」シリーズ初のFDフライドチキンの入ったカップ麺

今回のカップ麺は、東洋水産の「MARUCHAN QTTA フライドチキン味」。2018年10月15日発売の「MARUCHAN QTTA」シリーズの新商品です。先日レポした「ハンバーガー味」と同時発売で、ファストフードの両巨塔がジャンクフードのカップ麺として再現されている面白い商品です。

MARUCHAN QTTA」シリーズとしては初となるFDフライドチキンが用いられた商品ですが、他社では以前からフライドチキンはカップ麺の具として使用されています。古くは2008年に日清食品から発売された「カップヌードル ブラジリアンチキンヌードル ビッグ」、2016年にはサンヨー食品から「サッポロ一番 チキンマニア フライドチキン味 タテビッグ」、2017年にはエースコックから「チキチキボーン スパイシーチキン味ラーメン」、2018年には「CoCo壱番屋監修 フライドチキン入りカレーラーメン チーズトッピング」なんて商品にもフライドチキンが入っていました。サンヨー食品やエースコックから出ていた商品のフライドチキンは、冷凍食品のチキンナゲットみたいな感じでおいしかったです。

というわけで、フライドチキンをカップ麺の具として用いることは決して目新しいものではないですが、そこはFD技術でにおいては抜きん出た技術を持つ東洋水産。他社に負けないものは出してくるのではないかと思われます。見せてもらおうか。東洋水産のフライドチキンの性能とやらを。あ、なんか偉そうな発言になってしまってますが、これシャアですからね。



商品概要



品名:MARUCHAN QTTA フライドチキン味
メーカー:東洋水産
発売日:2018年10月15日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別180円
取得価格:税込156円(イオン)

栄養成分表

1食80g(めん66g)あたり
エネルギー:350kcal(めん・かやく305kcal スープ45kcal)
たん白質:7.4g
脂質:13.9g
炭水化物:48.9g
食塩相当量:4.0g(めん・かやく2.0g スープ2.0g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:144mg



具のフライドチキンを引き立てる黒子のようなスープ

スープは「香辛料と香ばしさのあるチキンの風味を利かせた、スパイシーなスープ」とのこと。チキンベースに香辛料を効かせたあっさりなスープです。フライドチキンに見立ててスパイスを効かせていますが、ちょっとスパイシーなコンソメスープという印象。

チキンベースのスープと言えば、元祖鶏ガラスープの「チキンラーメン」を思い浮かべますが、今回のスープは鶏ガラよりも洋風なイメージで、コンソメスープとかブイヨンとかを想起させる味になっています。具のフライドチキンを引き立てるためか、スープの主張は強くなく、フライドチキンに同化するように作られていると感じました。黒子のような存在でしょうかね。幻の6人目とかシックスマンみたいな感じ。

あくまで具のフライドチキンが主役の商品として、スープは減点も加点もない無難な味のように思います。同時発売の「ハンバーガー味」ではスープの味でもハンバーガー味を強く押し出していましたが、今回のスープは控えめなので、スープだけ飲むと物足りなく感じるかもしれません。



幅広の太い油揚げ麺だが、スープと馴染んでバランスは悪くない



麺は「チキンの旨味で味を付け、ラードを使用した油で揚げ香ばしい風味を加えた、スナック感のある麺」で、「『つやもち製法』により、なめらかな食感に仕上げ」たとのこと。通常の「QTTA」シリーズの麺に比べて幅広の油揚げ麺です。「ハンバーガー味」で用いられていた麺と同じものだと思います。

幅広で太い麺なので、今回のあっさりしたスープと合わせてしまうとさすがにバランスが悪いかもしれないと思いながら食べ始めましたが、案外そんなこともなく、やや麺が勝っているかな程度のバランスに留まっていました。QTTAの麺はしっかり味がつけられていることに加えてあまり油揚げ麺臭がないため、スープとの馴染みがかなり良いです。QTTAの麺は最強の万能麺かもしれませんね。

スープの洋風味に加えて麺も幅広のパスタっぽい食感があるため、全体的に「ラーメン」というよりも「ヌードル」感が強くなっています。まさに「カップヌードル」のライバルという感じ。同じく「カップヌードル」のライバルと目されるサンヨー食品の「カップスター」なんかは、どちらかというと「ラーメン」のイメージが強いため、好対照で面白いです。

FDフライドチキンは主役を張るに足る十分な存在感



具は「鶏肉加工品、コーン、赤ピーマン」とのこと。「鶏肉加工品」というのが今回の商品の主役と思われるフライドチキンです。ダイス肉程度の大きさのフライドチキンが多めに入っています。

以前、エースコックやサンヨー食品の商品に入っていたフライドチキンに比べるとひとまわり小さいですが、鶏肉らしい肉感がしっかりあり、衣も含めてフライドチキンにきちんとなっています。強めに味がつけられていて、黒子のスープの中でかなり映えた存在になっていました。小さめながら、単なる鶏肉に留まらずしっかりフライドチキンらしくなっているのが素晴らしいです。ええい!東洋水産のフライドチキンは化物か!あ、さっきシャア出しちゃったのでここでも使ってみました。さすがに化物とまでは思いませんでしたが、主役を張るに足るモビルスーツ・・・じゃなくてフライドチキンでした。これ他のカップ麺にもバンバン使ってもらいたいなぁ。

フライドチキンの他には、コーンと赤ピーマンが結構たくさん入っていて、赤ピーマンのほろ苦さがあっさりスープの中でなかなか目立っていました。具のボリュームだけなら「ハンバーガー味」よりも充実しているように思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
具として入っているFDフライドチキンが中心の一杯でした。スープが黒子に徹しており、濃く味付けされた完成度の高いフライドチキンを引き立てています。そのフライドチキンは小ぶりながら鶏肉の食感とフライドチキンらしい衣の強さがあり、さすがFD東洋水産なだけあります。これはゲルググやギャンが出てくるまでは連邦とジオンのモビルスーツの性能差は埋まらなそう。スープ重視の人には物足りない一杯かもしれませんが、フライドチキンおいしかったので★4で。

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