「赤いきつねうどん」発売当時1978年の味を再現したカップうどん

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 復刻版 赤いきつねうどん」。2018年10月8日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「赤いきつね」発売40週年を記念して、発売当時1978年の味を再現した商品となっています。東日本向けと西日本向けの商品が出ており、今回食べるのは東日本向け。「復刻版 緑のたぬきそば」も同時発売で、、こちらも近いうちに食べたいと思っています。

赤いきつねうどん」の歴史は古く、1975年に発売された「赤いきつね」の前身である、「マルちゃんのカップうどんきつね」に遡ります。この商品は世界初のカップうどんとして大ヒットしたものの、製法の特許を取得していなかったことから、翌1976年に日清食品から「日清のどん兵衛」という類似商品を発売されてしまい、販売戦略の変更を余儀なくされました。そうして生まれたのが「赤いきつね」です。カップうどんといえばと問われて思い浮かべるのは「赤いきつね」、もしくは「日清どん兵衛」だという人がほとんどだと思いますが、もうはるか40年も昔から両者はしのぎを削ってきたわけですね。



10年前の2008年に、「赤いきつね」30周年を記念して前身商品の復刻版である「マルちゃん 復刻版カップきつねうどん」という商品が発売されていました。今の商品とは似ても似つかぬタテ型商品で、タテ型は主に西日本向けだったそうです。このブログでもしっかり食べてレポしています。しかしこのブログは10年前の商品も食べているんですな。我ながら驚き。ずいぶんと長いことやってきたものです。

それでは早速食べていきたいと思いますが、復刻版の比較対象として現行品も一緒に食べたいと思います。用意したのは「マルちゃん 赤いきつねうどん ふっくらお揚げ2枚入り(東向け)」。本当は普通の「赤いきつね 東」を食べたかったのですが、私の住む札幌では「東」の販売はなく、「赤いきつね 北海道」しか手に入りません。「北海道」は「東」とつゆの味が違っちゃってるんですよね。コンビニ版商品の「ふっくらお揚げ2枚入り(東向け)」ならば東向け商品が手に入るため、こちらを選択しました。全て定価は税別180円です。

商品概要



左が「復刻版」で右が現行品の「2枚入り」。別添袋は両者1袋ですが、「2枚入り」の方には粉末と一緒に七味唐辛子がついています。





「復刻版」がお揚げ1枚なのに対し、「2枚入り」は2枚。両者同じような大きさなので、「2枚入り」が倍ということになります。通常版のお揚げと比べてだいぶ小さいです。かまぼこは2枚で同じ(復刻版の方は粉々に砕けてしまっていますが)、たまごは「復刻版」の5個に対し、「2枚入り」は6個入っていました。粉末は「復刻版」の色がやや薄く見えるものの大きな違いはありません。麺は両者同じように見えます。

品名:マルちゃん 復刻版 赤いきつねうどん 東
メーカー:東洋水産
発売日:2018年10月8日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(粉末スープ)
定価:税別180円
取得価格:税込127円(イオン)

品名:マルちゃん 赤いきつねうどん ふっくらお揚げ2枚入り(東向け)
メーカー:東洋水産
発売日:2018年9月3日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(粉末スープ+七味唐辛子)
定価:税別180円
取得価格:税込184円(セブンイレブン)

栄養成分表

マルちゃん 復刻版 赤いきつねうどん 東
1食91g(めん74g)あたり
エネルギー:403kcal(めん・かやく369kcal スープ34kcal)
たん白質:9.6g
脂質:16.7g
炭水化物:53.6g
食塩相当量:6.1g(めん・かやく2.1g スープ4.0g)
ビタミンB1:0.27mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:191mg

マルちゃん 赤いきつねうどん ふっくらお揚げ2枚入り(東向け)
1食98g(めん74g)あたり
エネルギー:439kcal(めん・かやく403kcal スープ36kcal)
たん白質:11.4g
脂質:20.0g
炭水化物:53.4g
食塩相当量:6.2g(めん・かやく2.5g スープ3.7g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:166mg

麺量は両者74gで同じ。通常商品の「赤いきつね」も同じく74gです。お揚げの枚数が違うので一概に比較はできませんが、つゆのカロリーに関しては両者ほぼ同じのようです。

完成写真の比較



こちらは「復刻版」。お揚げと七味唐辛子以外は現行品とそれほど違うようには見えません。



現行品の「2枚入り」。お揚げが2枚で七味唐辛子が入っていること、たまごが1個多いことが違いですが、つゆの色は大体同じだし、麺も見た目の違いは分かりづらいし、なんだか書くことがあまりありません。視力検査レベル。



多少昆布の丸みを強く感じたものの、現行品とそれほど違いが見えないつゆ

つゆは「かつお節と昆布のだしを利かせた、風味豊かな東日本向けうどんつゆ」で、「七味唐辛子入り」とのこと。東日本向けらしくしょうゆの色が濃いめで、かつおと昆布がバランス良く感じられるうどんつゆです。メーカーサイトには「七味唐辛子入り」と書かれているものの入っているようには見えなかったし、実際に七味唐辛子の味も感じなかったのですが、原材料に「香辛料」とあるのでたぶん入っているのでしょう。私オサーンは辛味の感覚が麻痺してしまっているのでよくわからなかったのかもしれません。現行品はしっかり七味唐辛子が入っています。

現行品のつゆと比較すると、正直言って大きな違いを感じませんでした。なんとなく、ホントなんとなく、「復刻版」は昆布の丸みが強いかなぁ、それに対し現行品はややかつおが強いかなぁとは感じるのですが、両者に違いがあると決めてかかっているからこそ感じる違い、もしくは違うという思い込みかもしれません。海原雄山の味覚が欲しいと思う今日この頃。パチモノのオサ原雄山ではちょっと太刀打ちできません。40年の時を経て、本当にこれくらいの味の変化しかないのならばすごいことだと思いますが、40年前は本当にこの味だったんでしょうかね。自分の味覚のなさを棚に上げて少し疑問に感じてしまいました。

やや幅広で厚みのない麺とは感じるものの、現行品と大きな違いは見出だし難い麺

麺は「なめらかな食感のうどん」とのこと。幅広で縮れのある油揚げ麺のうどんです。結構縮れてますなぁ。昔はこんな麺だったのか!とちょっと感慨深く思いふけっていましたが、現行品の麺を食べると、こちらも縮れてるやんけ!あれ、最近の「赤いきつね」は以前に比べてだいぶ縮れがなくなったと思っていたのですが、今年のリニューアルで縮れが復活したのでしょうか。それとも単なる私の勘違いなのか。「赤いきつね」以外の他の商品のレポでも、赤いきつねの麺の縮れが以前よりなくなったことをだいぶ引き合いに出して偉そうに語っちゃってたんだけどなあ。ちょっと恥ずかしい。

こうなってくると、麺にも両者に大きな違いを見出だせません。両者の原材料は多少異なっているのため同じ麺ではないのは間違いないと思われ、よくよく比べてみると、「復刻版」の方が幅広で厚みがないのかなとは感じました。ただこれを別々に食べて違いがわかる気がしません。私の感じたことが正しいのかも甚だ疑問です。薙切えりなの味覚が欲しいと思う今日この頃。マガイモノのオサ切えりなの味覚ではちょっと理解は難しそうです。

甘く強い味のつけられたお揚げも現行品と違いがわからなかった

具は「油揚げ、たまご、かまぼこ、ねぎ」とのこと。お揚げは通常商品よりもだいぶ小さく、今回比較している「2枚入り」と比べても1枚と同じくらいの大きさなので、現行品よりだいぶ小さいです。お揚げ、かまぼこ、たまご、ねぎの基本構成は両者同じですが、「復刻版」のたまごの個数が1個少ない5個でした。

お揚げはかなり濃く甘い味がつけられており、つゆの中でもかなり映えた存在となっています。ただ、現行品のお揚げも甘い味で大きな違いは見られず、なんなら枚数こそ少ないですが同じもの使っている可能性もありそう。比べてみると現行品の方がふっくらしているように見えなくもないですが、個体差と片付けてしまって問題なさそうなレベルでもあります。うーむわからん。味皇の味覚がほ・・・もうやめときますかw

オススメ度(標準は3です)

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
以上、「赤いきつね」の「復刻版 東」と通常版「東」の代用品として「2枚入り(東向け)」を比較してきましたが、正直言って私レベルの味覚では大きな違いは見出だせませんでした。「この味は・・・ウソをついてる味だぜ!」と言い切れないところが私の味覚の限界なんでしょうかね。ただひとつ言えるのは、私のレベルでは感じ取れないくらいの違いしかないことで、そうなると、具、特にお揚げで見劣りしてしまう「復刻版」を選ぶ意義があんまり感じられなくなってしまいます。もちろん、昔のパッケージを見て郷愁に浸ったり、もしくは昔も今もそんな変わんないんだね!と確認するなど、人によって価値は見出だせるとは思います。そもそも昔の味が本当に今回の「復刻版」の味に近いのか、若手の私オサーンには遠い遠い1978年の記憶も、確認する術もなく、ちょっともやもやした気分が残りました。なにせ若手ですから(遠い目)

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