あの「麺屋一燈」の鶏白湯スープを再現したカップ麺

今回のカップ麺は、日清食品の「麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン」。2018年10月2日発売の、ローソン限定発売のの新商品です。東京新小岩にある超行列店「麺屋一燈」の味を再現したカップ麺です。

麺屋一燈」は、東京では言わずと知れた名店中の名店で、いつ行っても行列が絶えない超人気店です。私もぜひとも一度訪れたいと思っているのですが、出張時の限られた時間では並ぶことが容易ではないため、泣く泣く諦めている状況です。お店の看板商品は「濃厚魚介つけ麺」で、濃厚な鶏白湯に魚介を組み合わせた一杯です。今回のカップ麺はその「濃厚魚介つけ麺」をスープのあるラーメンに転じさせた「濃厚魚介ラーメン」で、こちらもお店ではかなり人気を博しているようです。

麺屋一燈」はカップ麺としても幾つか発売されており、いずれも今回と同じ日清食品製です。まずは2012年に発売された「日清 有名店が推す一杯 麺屋一燈 芳醇香味塩そば」で、こちらはタテ型の油揚げ麺を使用した商品でしたが、鶏白湯スープが今ほど脚光を浴びていない中で濃厚な鶏のスープは衝撃でした。続いてはローソン限定で「麺屋一燈 芳醇香味塩そば」が2014年に発売され、こちらは鶏白湯ではなく淡麗しお味の、「(塩)芳醇香味そば」を再現した一杯でした。こちらもスッキリしたスープの中で鶏と魚介が見事なハーモニーを奏でており、かなりおいしかったです。同名商品は2015年にも発売されていました。今回はそれ以来の商品で、どんぶり型ノンフライ麺商品としては初めての鶏白湯スープとなっています。

今回は「特製ホタテ鶏油」が別添されていることを大きな売りにしているようですが、果たしてどんな一杯に仕上がっているのか、とても楽しみです。



商品概要





チャーシューにメンマ、粉末スープにネギが入っているオーソドックスな構成です。麺はやや平打ちの中太麺のようです。

品名:麺屋一燈 ホタテ鶏油の濃厚魚介ラーメン
メーカー:日清食品
発売日:2018年10月2日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・粉末スープ・かやく・ホタテ鶏油)
定価:税込258円
取得価格:税込258円(ローソン)

栄養成分表

1食120g(めん70g)あたり
エネルギー:465kcal(めん・かやく306kcal スープ159kcal)
たん白質:11.8g
脂質:19.0g
炭水化物:61.7g
食塩相当量:6.5g(めん・かやく2.0g スープ4.5g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.41mg
カルシウム:157mg



濃厚な鶏白湯が主役を張り、魚介や「ホタテ鶏油」はほのかに香る程度

スープは「ホタテ鶏油を使用した人気メニューを再現した鶏白湯ベース」とのこと。かなりとろみのある濃厚な鶏白湯スープです。「濃厚魚介ラーメン」という名前には鶏白湯要素が一切ありませんが、主役は間違いなく鶏白湯で、カップ麺の中では屈指の濃さのように思います。

とろみのある濃厚な鶏白湯は、鶏のまろやかさと甘みをしっかり感じられ、非常に上品でありながら押しも強いスープです。この濃さはかなり衝撃的なのではないかと思います。濃厚な鶏白湯の中にあっては魚介の味は脇役に回ってしまっている印象ですが、それでも消えているわけではなくしっかり魚介味は感じられ、絶妙なバランスとなっています。これだけ鶏白湯が濃いのに魚介の味もしっかり感じられるのはすごいことなのではないかと思います。以前出ていた「(塩)芳醇香味そば」のスープはもう少し魚介が強めだったように思いますが、こちら「濃厚魚介ラーメン」は鶏白湯が強く、おそらく「濃厚」が「魚介」にかかっているわけではなく、「ラーメン」を修飾しているんでしょね。いや、これだけ鶏白湯が濃厚な中で魚介の味がしっかりしているということは、魚介もそれなりに濃くしないと成り立たないという意味合いなのかもしれませんね。



こちらは別添の「ホタテ鶏油」。「ホタテ鶏油」はお店でも使用されているとのこと。今回のカップ麺では「ホタテ鶏油」が商品名で強調されていますが、実際食べてみるとそれほど存在感があるわけではなく、ホタテの風味はほのかに香る程度。むしろスープの魚介味の方が強いくらいに感じます。鶏油も同様で、鶏白湯に臨場感を加える効果はあったと思いますが、これは主役として割り込んでくるような存在ではなく、あくまで香り付け程度といったところでしょう。「ホタテ」の部分を期待して食べるなら少し肩透かしかもしれませんが、「麺屋一燈」の鶏白湯を彩る効果は十分にありました。



表面のつるみが強く、かたい食感の中太ノンフライ麺



麺は、中太のノンフライ麺です。表面につるみがあり、しっかりした噛み応えのある麺です。最初は弾力があってコシの強い麺だと感じましたが、よくよく食べてみると歯切れは良く、弾力とというよりは、かためで噛み応えのある麺ということなんじゃないかと思います。「(塩)芳醇香味そば」のカップ麺で使用されていた麺太くてつるみが強いです。実際、お店の麺も使い分けがされているようです。

太くてかための麺と濃厚鶏白湯スープのバランスはとてもよく取れています。力関係をうまく調整しているのはさすが日清食品製ですね。日清食品がスープと麺のバランスでハズしてしまうことはほとんどないので、この部分ではかなり信頼できるメーカーだと感じています。一方で、実際のお店の麺が今回ほど表面のつるみが強いのかはわかりませんが、もうちょっとつるみは抑えられている方がスープとマッチするんじゃないかと感じました。

チャーシュー、メンマ、ねぎが入っているが、ボリュームはちょっと足りない



具は、チャーシュー、メンマ、ネギが入っています。チャーシューは日清食品お得意の厚切りの大判乾燥チャーシューではなく、税込258円の価格を考えると、日清食品としてはちょっと物足りないボリュームでした。肉感はしっかりあり、他社並の同価格帯程度のクオリティは維持できているようには思います。

メンマやねぎも量が少ないです。「(塩)芳醇香味そば」の時にはいつもの大判チャーシューが使用され、焼のりも入るなど具はもっとリッチでしたが、価格も20円高かったんですよね。この20円をどう見るかですが、個人的には、もっと高くなっても良いから具は充実させて欲しかったところ。ただ、「(塩)芳醇香味そば」よりも今回のスープの方がコストがかなりかかってそうなので、20円値上げしたところで具の充実が果たせるのかは疑問ではありました。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
東京新小岩の超行列店「麺屋一燈」の「濃厚魚介ラーメン」再現した一杯でしたが、かなり濃い鶏白湯が主役で、濃厚な鶏白湯でありながら魚介の存在をしっかり感じられる見事なバランスのスープでした。かなりリッチです。鶏白湯のまろやかさや甘みがしっかり感じられ、これがカップ麺であることを忘れるような鶏の主張でした。中太ノンフライ麺とのバランスも良かったですが、具にいつもの厚切り大判チャーシューが使用されていないのはやや物足りなかったです。すごくおいしかったですが、税込258円という価格も踏まえてこの評価とします。

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