京都の人気ラーメン店「あいつのラーメン かたぐるま」の味を再現したカップ麺

今回のカップ麺は、エースコックの「全国ラーメン店マップ 京都編 あいつのラーメンかたぐるま こくとん塩ラーメン」。2018年9月10日発売の、「全国ラーメン店マップ」シリーズの新商品です。京都の有名ラーメン店「あいつのラーメン かたぐるま」のメニュー「こくとん塩ラーメン」の味を再現したカップ麺です。

全国ラーメン店マップ」シリーズはこれまでに9商品発売されていますが、そのうち7商品が北海道のラーメン店の再現商品で、全国というよりは「北海道ラーメン店マップ」シリーズ化してしまっていましたが、今回は「京都編」で、「なにわ編」「福岡編」に続きシリーズ3つめの北海道以外のお店を再現したカップ麺となります。

あいつのラーメン かたぐるま」は、京都にある人気ラーメン店で、魚介とんこつのラーメンが人気メニュー。一般的に京都ラーメンと呼ばれる幾種かのラーメンとはまた違う味のラーメンですね。通常メニューとは別に、限定食のつけ麺は毎日争奪戦になるとのことです。同じく京都の有名店「俺のラーメン あっぱれ屋」で修行した店主が開いたお店で、師匠弟子ともども行列の絶えないお店になっているようです。

今回はお店の代表的なメニューのひとつである「こくとん塩ラーメン」をカップ麺化しています。魚介+とんこつ+塩味の一杯。ラーメン激戦区京都においてトップクラスの人気を誇るお店だそうなので、遠くにいても食べられるようにカップ麺にしてくれたのはとてもありがたいです。果たしてどんな味に仕上がっているのでしょうか。食べるのが楽しみです。



商品概要



品名:全国ラーメン店マップ 京都編 あいつのラーメンかたぐるま こくとん塩ラーメン
メーカー:エースコック
発売日:2018年9月10日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(液体スープ)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ファミリーマート)


栄養成分表

1食94g(めん70g)あたり
エネルギー:407kcal(めん・かやく318kcal スープ89kcal)
たん白質:10.9g
脂質:16.3g
炭水化物:54.1g
食塩相当量:6.0g(めん・かやく1.7g スープ4.3g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.45mg
カルシウム:585mg



魚介が目立つスープで、「コラーゲンリッチ」というとろみの割にとんこつが前に出てこない

スープは「ポークをベースに鰹や煮干しの旨みをしっかりと利かせ、焙煎した黒胡椒をアクセントで加えたコラーゲンリッチな塩豚骨スープ」で、「別添の液体スープを加えることで、ポークの厚みや醤油のコクを感じる一杯に仕上げ」たとのこと。とろみの強い、とんこつベースで魚介の強く効いたスープです。

別添の液体スープに入るポーク成分によって「コラーゲンリッチ」なとろみの強いとんこつスープは、臭みがなくとろみの強さの割にあまり骨っぽさとかとんこつらしいクセも感じません。一方で、鰹や煮干しを使った魚介の味は結構強めで、なかなかパンチが効いていました。とんこつよりも魚介がかなり強いです。とんこつの臭みがないのはお店と共通のようで、あまりクセのあるとんこつではなさそうなのですが、それでも今回のスープはとんこつにクセがなさすぎて、とろみが少し空虚なもののように感じられてしまいました。もうちょっととろみに見合う説得力ある味が欲しいところ。

アクセントとして入っているという黒胡椒は、確かに存在は確認できるし、実際に味もしていましたが、ちょっと弱すぎて入っていると言われなければ看過してしまいそうなレベルです。どうせ入れるならもっとわかりやすくやる方が良いのではないかと思います。結局のところ大きく目立っているのは魚介だけで、魚介の効いたスープとしては普通においしいのですが、とんこつや黒胡椒にはもう少し頑張ってもらって、お店再現商品らしいオリジナリティが欲しかったですかね。おそらく評判のお店の味はもうちょっと違う形なんじゃないかと勝手に推測します。食べたことないので実際のところはわからないんですけどね。



やや平打ちで太めの油揚げ麺で、見た目に反してやわらかめの食感



麺は「適度な弾力と滑らかさを併せ持った角刃の太めん」で、「適度な味付けを施し、食べごたえのあるめんに仕上げ」たとのこと。やや平打ち気味の太め油揚げ麺で、縮れがついています。

太い麺の見た目から、コシのしっかりした麺かと思いましたが、意外とやわらかい食感が特徴的でした。表面につるみはなくまた少し縮れているため、とろみのついたスープとしっかり絡んで持ち上げます。よく絡むことからスープと麺に一体感が生まれ、両者の相性はかなり良かったです。

ただ、お店の麺はつるみがあり、パスタのような歯切れの良い食感とのことなので、今回の麺はお店の麺とは全く別物だと思います。やや平打ちの太麺という見た目の部分は共通しているものの、食感はまったく違うのではないでしょうか。こればっかりは油揚げ麺商品の宿命で、ノンフライ麺ほど自由度がないことが大きく影響しているのでしょう。よくよく考えてみると、油揚げ麺でパスタのような食感のものはお目にかかったことがないように思います。お店の麺の再現は、いつか出るかもしれないノンフライ麺商品に託すべきなんでしょうね。

ペラペラチャーシューを始め、具はまったく充実していない



具は「程良く味付けした焼豚、メンマ、色調の良いねぎを入れ」たとのこと。具はお店再現カップ麺らしく、量が少なくあまり充実していません。

チャーシューは小さく厚みもありません。かなりペラペラです。今回は定価税別205円の商品ですが、このチャーシューは100円程度で売られるPB商品とかに入っていそうなものです。メンマはそこそこ入っていて、魚介のスープと相性が良くおいしかったです。お店のラーメンを見ると具はかなり充実していそうなので、それと比べてしまうと今回の商品はいっそう貧相な具の構成に見えてしまいます。

オススメ度(標準は3です)

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
読み返して見ると結構ボロクソ書いてしまいましたが、評価は★3とします。というのも、お店再現ものとしては再現性やオリジナリティに疑問符はつくものの、魚介味のラーメンとしては普通においしかったためで、お店再現商品と考えなければ悪くない味です。とんこつスープや麺の再現性、そして具の充実を図るなら、タテ型油揚げ麺商品ではなく、どんぶり型ノンフライ麺で食べてみたいところです。今回の味ではお店の味を想像することが難しかったので、そのうちすごいのを発売してくれると信じたいと思います。

 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加