チャーハン焼そば再び ペヤングの敵討ちなるか

今回のカップ麺は、日清食品の「日清焼そばU.F.O.大盛 チャーハン味焼そば」。2018年9月10日発売の、「日清焼そばUFO」シリーズの新商品です。今回は「チャーハン味」の焼そばという、明星食品やエースコック、ペヤングあたりがやりそうな、王者日清食品らしからぬ方向でチャレンジしてきたカップ麺となっています。

チャーハン味のカップ焼そばは今回が初めてではなく、今年2018年4月にまるか食品から「ペヤング 炒飯風やきそば」が出ていました。「あみ印食品工業」の「炒飯の素」を使用しチャーハンの味を出そうとしていましたが、チャーハンらしい炒めた風味がまったく感じられず、残念ながら「チャーハンの『素』味」ではあっても「チャーハン味」ではなかった印象でした。今回は業界最王手である日清食品が本気を出したチャーハン味で、パッケージに「まるで炒め味!!」との記載もあるため、ペヤングのような「チャーハンの『素』味」ではなく、しっかりチャーハンの味に仕上げてきたのではないかと期待しています。

こんなブログをやっていてアレなんですが、個人的にはチャーハンはラーメン以上に大好きな料理なので、わざわざ焼そばにせんでも普通にごはんで食べたいと思わなくもないですが、遊び心満載の発想をおいしい商品として帰結させるのは、日清食品が最もうまくできそうな分野なので、本当に楽しみです。果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。



商品概要





細切れのチャーシューとたまごがたくさん入っています。特にたまごはチャーハンの必須要素なので、チャーハン焼そば成立の第1段階クリアといったところでしょうか。

品名:日清焼そばU.F.O.大盛 チャーハン味焼そば
メーカー:日清食品
発売日:2018年9月10日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:2袋(粉末ソース・調味オイル)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ファミリーマート)

栄養成分表

1食153g(めん130g)あたり
エネルギー:755kcal
たん白質:12.0g
脂質:36.9g
炭水化物:93.7g
食塩相当量:6.3g
ビタミンB1:0.56mg
ビタミンB2:0.82mg
カルシウム:195mg



炒めた風味、ネギの香りでチャーハンらしさをしっかり出しているしお味ベースのソース

ソースは「まるで鉄鍋で炒めたような香ばしい風味とこしょうのアクセントを加えた特製ソース」とのこと。炒めた風味の豊かなしお味ベースのソースです。

しお味ベースで油やネギを炒めた風味香りがついており、これは紛うことなきチャーハンの味でしょう。ラーメン屋で出てきそうなラードたっぷりの重厚なチャーハンというよりは、喫茶店とか定食屋で出てきそうなライトなチャーハン味で、炒めた油の風味とともに、ネギがふわっと香ります。「ペヤング 炒飯風やきそば」では炒めた風味がなかったためチャーハンっぽくなっていなかったのが、さすが日清食品、しっかりその欠点を補ってしっかりとしたチャーハン味に仕上げています。

日清食品ならしっかりチャーハン味のソースを作ってくるだろうなと思っていましたが、まさに満額回答。1期で評価を得て2期で沈むアニメのようなことはなく、むしろ1期の反省を踏まえ制作会社を替えて2期で躍進した印象です。私はコッテコテのチャーハンが好きなので、チャーハンの地の味にもっとパワーが欲しいところではありましたが、炒めた風味、ネギの香り、このあたりは完璧です。ピンポイントでペヤングの欠点を解消したあたり、おそらくペヤングから学んでいると思われます。まさかこのブログ見てたってことはないでしょうけどw



いつものUFOの中太油揚げ麺で、さすがにごはんを再現していたりはしない



麺は「『日清焼そばU.F.O.』特有のコシのある中太ストレート麺」で、「麺重量130gの大盛りタイプで、食べ応え抜群」とのこと。通常のUFOと同じイメージの中太ストレート油揚げ麺です。

チャーハン味とは言えさすがに麺の味をごはんに寄せるなんてことはなく、UFOで使われているストレート形状の中太油揚げ麺です。ごはんの味はしません。今回のソースならごはんと合わせてもおいしそうですが、麺との組み合わせも悪くありません。ソースの炒めた油の風味により油揚げ麺臭は抑えられており、麺の味がソースを阻害することなくしっかり楽しむことができました。欲を言えばもう少し細い方がなおソースの味を楽しめたと思いますが、このあたりは単なる好みのレベルかと思います。

麺量130gでしっかり食べ応えがあり、まるで大盛チャーハンを食べているような満腹感を得られます。チャーハンにとって食べ応えはとても大事ですからね。大盛サイズで商品化したのはファインプレーだと思います。チャーハン味の焼そばをごはんと一緒に食べるという、まさかの卵かけごはんでごはんを食べる的な発想も思いつきましたが、どう考えても炭水化物祭りなのでやめておくことにしました。

たまごの風味がチャーハンらしさをいっそう増させている



具は「大切りキャベツ、チャーシュー、たまご」とのこと。上でも書いたとおり、細切れのチャーシューとたまごがたくさん入っています。

細切れチャーシューは味がしっかりついており、油の風味の強いソースの中でもしっかり存在感があります。具が少ないことの多いカップ焼そばとしては十分な量と言え、今回の一杯の食べ応えに大きく寄与しています。

そしてたまごは量だけではなく、味でもチャーハンらしさを演出しています。たまごらしいふわっと鼻にくる風味がいかにもチャーハンのたまごで、これはかなり素晴らしかったです。カップ麺でよく使われるたまごであり、この商品のために特別なにか加工したわけではなさそうですが、チャーハン味の中にうまくハマっている印象でした。ソースのチャーハン味を大きく増させています。

惜しむらくはキャベツ。確かにキャベツの入ったチャーハンも多くありますが、キャベツよりもネギ入れとく方がチャーハンとしての再現性は増したのではないかと思いました。カップ焼そばはとりあえずキャベツ入れとけ的なものが多いですが、今回もそれに倣ってキャベツが当たり前のように入っていました。そもそもソースにネギが香っており、重箱の隅をつつくような指摘かもしれませんが、どうせなら徹底して欲しかったです。完成度が高いゆえに感じる不満でした。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「ペヤング 炒飯風やきそば」以来のカップ焼そばによるチャーハン味の再現でしたが、さすが日清食品、油を炒めた風味やネギの香りでしっかりとチャーハンらしさを感じさせるソースに仕上げており、本当お見事でした。また、具のたまごの風味もチャーハンらしさをいっそう増させており、チャーハンらしさこの上なしでした。ただ、もうちょっとパワー型のチャーハンの味も食べてみたいこと、そして具として入っているキャベツよりもネギ入れる方がよりチャーハンらしくなったかなというところが今後の課題かなと思います。イチャモンつけてしまいましたが、おそらく誰が食べてもチャーハンの味で素晴らしい商品でした!!

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