過去2度発売されている「ハリガネ ピリ辛高菜とんこつ」

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん ハリガネ ピリ辛高菜とんこつ」。2018年8月27日発売の、「マルちゃん ハリガネ」シリーズの新商品です。新発売の商品ではありますが、2012年と2014年の過去2回、同名の商品が発売されていたことがあります。

「ハリガネ」シリーズは、「本場の博多豚骨ラーメンをモデルに、芯のあるような硬めの極細麺を使用した、やみつきになる食感が特徴的な商品」とのことですが、実際、細さも形状もあんまり博多麺っぽくはなく、パッケージでは本格感を漂わせてはいるものの、本格的というよりはカップ麺らしいジャンキーな味のおいしいシリーズとなっています。

今回は「ピリ辛高菜とんこつ」ということで、スープや麺の香ばしさに加え、高菜の風味がうまくマッチしてくれそうで、楽しみな一杯。このブログで食べている「ハリガネ」シリーズの商品は高評価しているものが多く、私オサーン、どんな世界線に飛んだとしてもとんこつ好きに収束するのは間違いないくらいとんこつラーメンが好きですが、このシリーズのある意味では本格とんこつとは対極にある味が大好きなので、今回もとても楽しみです。どんな味の一杯になっているのでしょうか。



商品概要



お湯を入れる前の状態。高菜やねぎがなかなかたくさん入っています。麺は油揚げ麺としては細めなものの、ストレートではなく多少の縮れがついていることがわかります。

品名:マルちゃん ハリガネ ピリ辛高菜とんこつ
メーカー:東洋水産
発売日:2018年8月27日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別185円
取得価格:税込194円(ファミリーマート)


栄養成分表

1食89g(めん70g)あたり
エネルギー:409kcal(めん・かやく345kcal スープ64kcal)
たん白質:12.4g
脂質:19.0g
炭水化物:47.2g
食塩相当量:6.5g(めん・かやく2.6g スープ3.9g)
ビタミンB1:0.35mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:178mg



得も言われぬ香ばしさのある、カップ麺らしいとんこつ味のスープ

スープは「程よく辛味を利かせた、コクのある豚骨スープ」で、「粗挽き唐辛子入り」とのこと。軽めのとんこつスープです。

「ハリガネ」シリーズのいつものスープと同様に、本格的なとんこつの骨っぽさやとんこつ臭はまったく感じられませんが、とんこつの鼻に抜ける香ばしさを感じるスープです。香ばしさとともに、ちょっとクリーミーな味でもあり、実際乳成分がスープに入っているようです。本格とんこつスープのとんこつ臭とは別の種類の香ばしさで、このジャンクなイメージにつながる鼻に抜ける香ばしさがいつも「ハリガネ」シリーズのスープの大きな特徴となっています。

実際のところ、とんこつの香ばしさとは言ったものの、いつもこの香ばしさの正体をなかなか特定できません。お店で食べるとんこつスープでは感じないけど他社含めカップ麺のとんこつではたまに感じる味なので、おそらく何かしら豚の味なんですが、スープのみではない複合的なもので、油揚げ麺の油の味が溶け出していることも大きな構成要素のように感じます。正体がいまいちよくわからず、うまく表現できなくて非常に心苦しいですが、端的にいうとカップ麺らしいとんこつ味ということなんだと思います。

香ばしいライトなとんこつスープで、非常に食べやすく後を引く味です。誰が食べてもカップ麺らしいと思うジャンクさが大きな魅力であるように感じました。



とんこつラーメンらしい麺とは言えないが、油揚げ麺臭が香ばしさを増幅させている



麺は「『ハリガネ』をイメージさせる、硬く歯ごたえのある極細麺」とのこと。油揚げ麺としては細い麺ですが、「極細」の麺とまではいかない細麺です。湯戻し時間は1分で短い時間設定となっています。

「ハリガネ」と聞いてイメージする博多ラーメンの麺に比べるとひとまわり太く、また多少の縮れもあるため、あんまりとんこつラーメンの麺という印象は持ちません。また、かためではあっても「ハリガネ」らしく芯があるような食感ではなく、またとんこつラーメンの粉っぽさみたいなものもありません。さらに、丸麺ではなく口当たりにもとんこつラーメンらしさはありません。

「ハリガネ」の発売当初に比べると縮れはだいぶ解消してはいますが、これが「ハリガネ」を言い切られてしまうと非常に違和感があります。ただ、もう「ハリガネ」シリーズは長い間出続けており、「ハリガネ」と言いつつもあんまりハリガネっぽくないことにはもう慣れました。こういう商品だと割り切ってしまうと、実はスープとのマッチングが良く、悪くない麺です。

油揚げ麺臭を結構強めに感じるものの、スープの香ばしさと合わさって、ジャンク感を増幅させる効果があります。これもいつもの「ハリガネ」シリーズの常套手段で、このシリーズの魅力のひとつとなっているように思います。

主役の高菜とねぎが多めに入っている



具は「味付鶏挽肉、ごま、辛子高菜、ねぎ」とのこと。主役である高菜とねぎが主力の具の構成です。

高菜とねぎが多めに入っていて、具のボリュームは結構あります。高菜は乾燥具ではあるものの風味と食感はしっかり高菜らしくなっており、量も十分です。濃いめに味がつけられていて、スープに浸しても存在感がきちんとありました。失礼な物言いかもしれませんが、スープや麺よりもずっと本格感があります。この商品に関してはスープや麺に本格感がないことを決してけなしてはいないので、良い意味で高菜がスープや麺より本格的。「良い意味で」をつければ何でも許されると思っているわけではないですよ。ねぎも多めに入っていて、このあたりもとんこつラーメンらしさが出ています。

そして今回も、粒ごまと香ばしいスープとの相性がとても良く、ごまの風味がスープと共に香りの強い一杯に仕上げています。そんなにたくさん入っているわけではないのですが、存在感がとても大きいです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
本格的なとんこつラーメンとはぜんぜん違うイメージの味ですが、スープ、油揚げ麺、ごまの香ばしさで、カップ麺ならではのライトでジャンクな味の一杯に仕上がっており、とてもおいしいです。「ハリガネ」という商品名でいかにも本格的なとんこつラーメンを装いつつもカップ麺らしい味になっていることは、おそらくメーカーの狙い通りなんだと思います。毎回毎回、私にはこのシリーズのおいしさの魅力をうまく伝えられていない歯痒さがありますが、雰囲気を感じ取るとか、行間を読み取るとかしていただけると幸いです。

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