新技術「凝縮野菜ブロック」を採用した大盛りサイズの「ワンタンメン」

今回のカップ麺は、エースコックの「野菜たっぷりワンタンメン タンメン味」。2018年8月13日発売の、「ワンタンメン」シリーズの新商品です。

ワンタンメン」シリーズは、発売から55周年を迎える定番商品で、カップ麺におけるワンタンメンの元祖的な存在です。東日本より西日本で多く見かけるのかなと思います。今回は大盛りサイズでの登場で、新技術の「凝縮野菜ブロック」を採用した、野菜たっぷりのタンメンとなっています。エースコックのキャラクター「こぶた」が大きく描かれていて、これ見ただけでエースコックの「ワンタンメン」だと認識できますよね。

今回は大盛りサイズでの登場ですが、価格が定価税別220円とちょっとお高めです。新技術を採用しているとは言え、「スーパーカップ」シリーズより高い価格設定が、手に取るには多少ネックとなってきそう。価格を覆すデキの商品なのかしっかり食べてみたいと思います。



商品概要



品名:野菜たっぷりワンタンメン タンメン味
メーカー:エースコック
発売日:2018年8月13日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:3袋(粉末スープ・かやく2袋)
定価:税別220円
取得価格:税込235円(ローソン)

栄養成分表

1食96g(めん78g)あたり
エネルギー:405kcal(めん・かやく362kcal スープ43kcal)
たん白質:8.6g
脂質:14.4g
炭水化物:60.2g
食塩相当量:7.0g(めん・かやく2.3g スープ4.7g)
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.47mg
カルシウム:322mg



松茸の香りはそのままに、野菜の甘味を強く感じるしお味スープ

スープは「鰹だしに松茸の風味を加えたワンタンメン独特のコクを感じるタンメンスープ」で、「野菜の旨みとポークの風味を利かせ、いっそう食欲をそそる味わいに仕上げ」たとのこと。しお味ベースのスープに、松茸がほんのり香ります。

基本的な味は通常の「ワンタンメン」と同じ系統で、ふわっと松茸の香りが漂うしお味です。松茸はそんな強くはないものの、最後までしっかり風味を感じ取ることができました。この松茸のひとクセが「ワンタンメン タンメン味」らしさかと思います。

松茸香るしお味というところは通常のスープを踏襲した上で、いつものスープに比べると、鰹だしや豚の存在感が目立たず、代わって野菜の甘みが強く感じられました。これはスープのみならず、具として入っている大量の野菜の影響が大きいかもしれません。通常商品のスープよりも野菜の甘味が強く、ちょっとヘルシーな味という印象でした。ただこれはあくまで印象であって、実際のところ結構塩分の多いスープなので、野菜の甘味だけではなく地の味がしっかり強く太いです。



中細でかため食感の油揚げ麺でスープとの相性は良い

麺は「適度な弾力とコシを併せ持つ丸刃のめん」で、「スープと相性良く、食べごたえのあるめんに仕上げ」たとのこと。中細の油揚げ麺です。

同じカップサイズの「スーパーカップ」の「カドメン」に比べると細い油揚げ麺で切り口は丸いですが、細さの割に食感はかためでしっかりしており、噛み応えは十分に感じられます。がっしりしているところは「カドメン」と共通しているかと思います。野菜の甘みはありますが地のしお味の強いスープなので、噛み応えのある麺ともしっかりバランスが取れていました。なかなか相性の良い良い組み合わせです。

麺量は78gで、同じカップサイズの「スーパーカップ」シリーズの麺量90gより少ないです。スーパーカップと比べてしまうとやや物足り麺量ではありますが、ワンタンや大量の野菜が入るのでそれほど劣らない食べ応えはしっかりありました。

「凝縮野菜ブロック」によるキャベツとねぎはシャキシャキ食感で量も多い



具は「シャキシャキとした食感の良いキャベツとねぎの入った野菜ブロックと食べごたえのあるワンタンをメインに、彩りとしてかわいらしいこぶた型のなると、コーン、人参を加えて仕上げ」たとのこと。新技術「凝縮野菜ブロック」を使用した豊富な野菜の量が目立つ具の構成です。

凝縮野菜ブロック」はおそらくフリーズドライ製法によるものと思われますが、通常のカップ麺で使われる野菜と比べるとかなりシャキシャキ感があります。これは大きな売りになりそう。FD技術を売りにしたカップ麺は今まで東洋水産から多く出てきましたが、東洋水産の野菜に比べるとシャキシャキ感は互角、甘みでは東洋水産が上回る印象でした。ただ、使っている野菜自体が違うため味にも違いが出ていることも考えられるため、一概に製法の優劣ではないように思います。このあたりは今後も見続けていきたいと思います。いずれ国産野菜を売りにする「リンガーハット」シリーズでもこの「凝縮野菜ブロック」は使われそうですね。

「ワンタンメン」の本来の主役たるワンタンは3個入っていました。カップサイズの割に小さくで量も少ないため、野菜に比べるとあまり目立っていません。東洋水産のワンタンに比べると皮が薄く、頼りなげにつるっとした食感となっています。餡には肉が使われていないそうですが、スープと同じく松茸の風味が付けられており、スープや野菜に埋没することなく存在感はそれなりにありました。

「こぶた」なるとは2枚。「凝縮野菜ブロック」とは別にコーンと人参が入っていましたが、色味では目立っていたものの量はそれほど多くはありませんでした。通常商品と比べるとキャベツ一辺倒の感が強かったです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
発売55周年を迎える伝統の「ワンタンメン」シリーズのカップ麺でしたが、新技術である「凝縮野菜ブロック」の威力は十分に感じられました。シャキシャキしたキャベツは通常のカップ麺のキャベツとは一線を画すデキで、量も多く食べ応え十分でした。また、野菜が多いことで際立つスープの野菜の甘味もタンメンらしくて良かったです。ただ、定価税別220円は少し高い印象。もう20円くらいは安くなってもらいたかったですかね。今後の「凝縮野菜ブロック」にどんな野菜が加わり、どういう商品に使われていくのかが楽しみです。

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