「ちゃんぽん麺」を使用したリンガーハットの「まぜ辛めん」が2年ぶりにカップ麺化

今回のカップ麺は、エースコックの「リンガーハットのまぜ辛めん」。2018年8月6日発売の、「リンガーハット」シリーズの新商品です。「リンガーハットのまぜ辛めん」は2016年6月にも発売されていた、リンガーハットのメニュー「まぜ辛めん」を再現した商品です。

リンガーハットの「まぜ辛めん」は、ちゃんぽん麺を使用したまぜそばとして2016年に登場し、そのまま定番メニュー化しました。リンガーハットの定番メニューである「長崎ちゃんぽん」や「皿うどん」とは一線を画すメニューで、肉みそを使用し、花椒が効いた一杯です。追い飯に対応しており、別売りのごはんを入れて混ぜごはんにできます。これがカップ麺になってしまうと残念ながら大きな特徴である「ちゃんぽん麺」の特徴が消えてしまうため、前作は正直あんまり強い印象の残らない商品でした。今回は果たしてどうでしょうか。

2016年の商品はカップ焼そばと同じような四角い容器で発売されましたが、今回は底深めの丸型になって登場し、前作から一新した模様。カップ麺で続く汁なし麺旋風に乗れる一杯になっているのかどうか、食べるのが楽しみです。



商品概要



品名:リンガーハットのまぜ辛めん
メーカー:エースコック
発売日:2018年8月6日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:2袋(調味たれ・かやく)
定価:税別230円
取得価格:税込198円(コープ)

栄養成分表

1食148g(めん120g)あたり
エネルギー:612kcal
たん白質:10.5g
脂質:22.2g
炭水化物:92.5g
食塩相当量:6.5g
ビタミンB1:0.78mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:423mg

国産野菜を使用したかやく



リンガーハットのお店のこだわりであり、カップ麺の「リンガーハット」シリーズの特徴でもある、国産野菜のみを使用したかやくです。お店の野菜は本当においしいですよね。国産野菜が大量で、よくあんな価格でやっていけるなと思います。値上げされるそうですが、それでもまだまだ他の外食チェーンに比べて割安のように思います。



しょうゆ味の濃い、ピリ辛のたれ

たれは「豆板醤やチキンエキス、ガーリックなどを加えた辛みのある醤油ダレ」で、「ラー油と花椒の風味がめんに絡む、食欲をそそるピリ辛な味わいに仕上げ」たとのこと。しょうゆベースでラー油の効いた少し辛いたれです。

濃いめのしょうゆベースのたれで、やや塩けは強めです。豆板醤が入っているため多少みそっぽさはあるものの、基本的にはしょうゆ味です。お店と同じように、ごはんを入れるといかにもおいしそうな濃い味となっています。ただ、お店の「まぜ辛めん」は挽肉が「肉みそ」として供されており、この「肉みそ」は肉の旨みが結構強いため、今回のしょうゆの強いたれがお店の味をうまく再現しているとは言い切れず、再現性は少し限定的のように感じました。お店の味を再現するためにはもうちょっと肉感やまろやかさの欲しい味でした。

ラー油の効いた辛味はピリ辛程度で、お店と同じかちょっと弱いくらいの辛さかなと思います。前回発売の2016年から時が経ち、今となっては辛い汁なし麺のカップ麺商品が多く発売されているため、それらに比べると物足りなさはあります。また、花椒の効きも弱く、ほんのり香り程度にしか感じないため、こちらはお店の花椒より弱いように感じました。もうちょっとガツンとくる辛さやシビレが欲しかったところです。

お店同様、リンガーハットの商品とは言っても、たれにちゃんぽんらしさは皆無のため、ちゃんぽんとは切り離して考える必要があります。全然ちゃんぽんらしくないですが、これはデフォです。リック・ドムじゃない普通のドムに宇宙に飛べないじゃないか!とクレームを入れるようなものです。



噛み応えのある太い油揚げ麺

麺は「しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃の太めん」で、「口の中で存在感のある、食べごたえ抜群のめんに仕上げ」たとのこと。ちゃんぽん麺に近い太さの太い油揚げ麺です。

2016年発売の前作から価格据え置きのまま麺量が5gアップしています。前回時とそれほど変わらない麺のように感じましたが、ひとまわり細くなったようにも見えます。それなりにちゃんぽん麺らしさを表現できてはいるものの、「カドメン」と同じく噛み応え重視で歯切れの良い麺になっているため、もう少し弾力がある方がちゃんぽん麺らしくなったかなと思います。今回角麺だったので、ちゃんぽん麺を再現するなら丸麺の方が良かったですかね。丸麺で太い麺を作るのはなかなか難しそうですけどね。

太い麺に対してたれもかなり濃いため、両者のバランスはよく取れていました。120gの麺量に加えて、濃いたれに太い麺なので、十分な食べ応えがあります。しかも味が濃いので一緒にごはんもいけてしまう、がっつり食べようとするにはもってこいの商品だと思います。

国産品を使ったキャベツがたくさん入っている



具は「シャキシャキとした食感の良いキャベツ、程良く味付けした肉そぼろ、色調の良い人参を加えて仕上げ」たとのこと。

国産品を使用したキャベツは、これが国産だからかはわからないですが、普通のカップ麺で使われるキャベツに比べて厚みがあり、甘さが光ります。そして量も多めで、具の少ないことの多いカップ麺の汁なし麺の中ではかなり頑張っています。大盛とは言え油揚げ麺商品で定価230円もするのでこれくらいやってくれないと困るという気持ちもありますが、国産野菜ですからね。充実していると思います。

野菜の他には肉そぼろが入っていますが、量はそれほど多くありません。お店の一杯には肉みそが入っていてだいぶ目立っているので、だいぶ違いがあります。この麺量で肉みそまで入れてしまうと価格がかなり跳ね上がりそうですが、どうせならさらにノンフライ麺にして再現性を極める商品があっても良いのではないかと思います。大盛でそれやると価格300円に迫りそうですね。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(5)
リンガーハット」のメニュー「まぜ辛めん」を再現したカップ麺でしたが、再現性はいまいち。お店の一杯で使われている「肉みそ」がないのは致命的で、たれの味や麺の食感も、実際の「まぜ辛めん」に近いとは言えませんでした。ただ、ピリ辛でしょうゆ味の濃いたれと太麺の組み合わせは素晴らしく、また国産キャベツがたくさん入っているのも良かったです。

ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加