日清焼そばUFOの王道油そば

今回のカップ麺は、日清食品の「日清焼そばU.F.O.大盛 炙りチャーシュー油そば」。2018年7月9日発売の、「日清焼そばUFO」シリーズの新商品です。

最近の「日清焼そばUFO」は大盛サイズを「極太」として出すことが多いですが、今回は「極太」シリーズとはなっていません。「炙りチャーシュー油そば」なので、王道オーソドックスな油そば商品なのではないかと思います。UFOは本来ならカップ焼そばなんですけどね。

他社の汁なし麺だと、塩辛いことが多くて気になってしまいますが、日清食品の汁なし麺は良くも悪くも余分な量のソースが入っておらず塩辛くなることはほとんどないので、安心して食べられます。今回も塩辛さについては心配する必要はないでしょう。日清UFOではこれまでにもおいしいまぜそば・油そば系の商品を出しており、その点でも安心して食べられるクオリティは十分期待できそうです。

UFOが送る王道油そば商品、果たしてどんな味なのでしょうか。



商品概要



品名:日清焼そばU.F.O.大盛 炙りチャーシュー油そば
メーカー:日清食品
発売日:2018年7月9日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(油そばのたれ)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ローソン)

栄養成分表

1食166g(めん130g)あたり
エネルギー:778kcal
たん白質:13.2g
脂質:38.4g
炭水化物:94.9g
食塩相当量:7.0g
ビタミンB1:0.56mg
ビタミンB2:0.86mg
カルシウム:195mg



太い豚脂とごま油の風味、お酢の酸味が効いた王道油そばだれ

たれは「豚のうまみをベースにごま油、こしょう、ネギの風味でアクセントを加えた濃厚醤油ダレ」とのこと。太い豚脂の効いたしょうゆ味の油そばだれです。ごま油が強く香るとともに、お酢の酸味もアクセントととしてきちんと感じられ、商品名から想像する通りの王道な油そばのたれに仕上がっています。

ここまで王道の油そばの味となると、UFOが本来カップ焼そばのシリーズであることを忘れてしまいそうです。これまでのUFOで出てきたまぜそば・油そば商品は、マヨが入ったりしょうゆ以外の味が主役だったりして、油そばというよりは創作的なまぜそば商品だったのですが、今回は昔ながらの油そばの味で、ご丁寧に後味にメンマの風味までしっかり感じ取れます。創作的な要素は皆無と言って良いでしょう。

そして、さすが日清食品らしさを発揮していたのが、濃厚なたれでありながらもまったく塩辛くないところです。私オサーンは年を重ねるに連れてカップ麺、特に汁なし商品の塩辛さがとても気になるようになってしまったのですが、今回しょうゆ味主体のたれでいかにも塩辛くなりそうなところ、それをまったく感じませんでした。塩辛くないことでごはんが欲しくなったりもしないので、良いことづくめですね。

奇をてらう部分が一切ないので、逆に考えればインパクトには多少欠けるところではありますが、清々しいほどの王道油そばの味でした。おいしいです。



縮れと弾力のある油そばらしい中太麺だが、油揚げ麺臭が雑味として感じらるのは残念

麺は「コシのある中太ちぢれ麺」とのこと。中太程度の縮れた油揚げ麺で、冒頭で書いた通り、最近のUFO大盛でよく出ている「極太」シリーズの麺ほど太くなく、通常のUFOと同じくらいの太さですが、通常UFOがストレート麺なのに対し、今回は強い縮れがあるのが特徴です。

縮れとともに、ちょっと弾力があって多加水麺のような食感になっています。お店で昔ながらの油そばを食べると、麺がキラキラしていていかにも多加水麺という麺が多いのですが、今回の麺もそのイメージで作られているのではないかと思います。縮れと弾力でいつものUFOと全然違う食感なのは面白いところだと思います。

今回のたれはしょうゆ味で、マヨや他の主張の強い味がないため、油揚げ麺の宿命として少し油揚げ麺臭を雑味として感じられてしまうのがつらいところでしょうか。ノンフライ麺ならすっきりとたれの味を感じられるところですが、たれの豚脂とは異なる油臭さによって、たれの味がすっきりとは伝わってきませんでした。そこ含めて油揚げ麺を使用しているUFOなので致し方ないところではあるものの、ノンフライ麺ならもっと王道の味になるんだろうなとついつ想像してしまいます。油揚げ麺臭でたれの味が崩れてしまうなんてことにはなってないので、私が気にし過ぎなだけの可能性も否定できません。

あの「コロチャー」を思わせる炙りチャーシュー



具は「炙りチャーシュー、大切りキャベツ」とのこと。ダイス状の炙りチャーシューですが、これは謎肉に替わって鳴り物入りで登場し、その後勢いをなくした「コロチャー」じゃないですか!粒がかなり大きく、当時のカップヌードルをちょっと思い出してしまいました。炙っている風味は正直あまり感じなかったものの、ジューシーな肉感があっておいしいです。量もカップ焼そばとしては多めで、ボリュームもあります。

謎肉を廃したカップヌードルは方々で批判を受けていましたが、私はむしろ隠れキリシタンみたいに密かに日清食品の攻めの姿勢を評価していたんですけどね。今や世論に押されてコロチャーは肉眼でかろうじて視認できる程度の粒になり、まるで夷陵の戦いの後の蜀みたいになってしまってますが、実はひそかにコロチャーの大復活を望んでいます。謎肉祭よりもコロチャー祭りを希望します。だいぶ価格が高くなっちゃいそうですうけどね。何とか孔明や姜維の奮起に期待したいところ。また三国志ネタか。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
太い豚脂とともに、ごま油や酸味の効いたしょうゆ味のたれは、まさに王道の油そばの味でおいしかったです。いかにもクラシックスタイルの油そばの味で、新日よりも全日カラー。往年のジャンボ鶴田と天龍源一郎の一戦を思わせる王道味でした。麺もいつものUFOとも「極太」シリーズとも違う、縮れと弾力が特徴のいかにも油そばの麺という感じでよく練られていましたが、たれが王道味で奇抜な主張がないため、油揚げ麺臭が雑味としてやや目立っていたのが気になりました。せっかくの王道カードなのにハンセンやブロディが乱入してくる感じでしょうかね。ハンセンブロディは花があるし乱入も面白いけど、鶴田天龍戦をきちんと見せてくれ!みたいな。

たれのおいしさ、炙りチャーシューは文句なくおいしい商品でしたが、ノンフライ麺ならもっとおいしいだろうなと思わせてしまうところに、油揚げ麺を使うことを強みにできていない限界を少し感じました。油揚げ麺臭が気にならないならばかなりおいしい一杯だと思います。

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