「地域の名店シリーズ」では名作だった「もちもちの木」がタテ型の「銘店紀行」で登場

今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 もちもちの木」。製造は明星食品。セブンプレミアム&明星食品のどんぶり型高価格帯商品「地域の名店シリーズ」に置き換わる形で登場しているタテ型「銘店紀行」シリーズの商品。今回は「地域の名店シリーズ」で★9を付けた埼玉県白岡の「もちもちの木」を再現した商品です。こちらは東海以東の東日本エリアでの発売で、同時発売の「銘店紀行 新福菜館」は西日本エリアのみの販売となっています。本店は埼玉白岡ですが、埼玉や東北に支店があり、都心でも新宿にお店があるので、なじみのある方も多い店だと思います。かく言う私も新宿店でこのお店の一杯を食べて感激したことがあります。個人的には「もちもちの木」は「地域の名店シリーズ」での継続を望みましたが、他の商品と同様、こちらも「銘店紀行」として生まれ変わりました。安くなること、そしてパッケージが小さくなってお店で種類を多く置けるようになること等メリットもありますが、どんぶり型高価格帯商品のデキはおそらく望めないだろうと思うと食べる前から残念。近いデキにはあって欲しいと願いつつ食べてみたいと思います。



商品概要

品名:銘店紀行 もちもちの木
メーカー:セブンプレミアム(明星食品製造)
発売日:2018年4月9日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:1袋(後入れ特製オイル)
定価:税込213円
取得価格:税込213円(セブンイレブン)

栄養成分表

1食92g(めん65g)あたり
エネルギー:362kcal
たん白質:9.7g
脂質:9.4g
炭水化物:59.6g
ナトリウム:3.1g(めん・かやく1.1g スープ2.0g)
ビタミンB1:0.60mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:164mg



かつお粉が大量に入ったしょうゆ味のスープ

スープは「醤油のコクとキレに、しっかりとしたかつおの旨みが合わさった魚介醤油スープ」とのこと。かつおの粉が大量に入ったしょうゆ味のスープです。かつおはかなり強めでしょうゆ味も濃いです。別添の油にも魚介の風味が強く効いていて、魚だらけのスープとなっています。お店のラーメンのスープは表面の油でかなりアツアツになっていて、「地域の名店シリーズ」でもそのアツアツはよく再現できていたのですが、今回のスープにはアツアツ感はあまりなかったです。魚介の強さはすごく良かったものの、油によるアツアツと風味はちょっと足りないように感じました。油の量が少ないんですかね。一般的なタテ型カップ麺のスープとしてはすごくおいしいのは間違いなく、税込213円の商品としては素晴らしいデキなのは確かなんですが、以前の「地域の名店シリーズ」を知る身としては少し残念な印象でした。安くなって手軽に食べられるメリットは大きいですが、やっぱり以前の究極に近い完成度が恋しいですね。

中細で縮れのあるやや低加水のノンフライ麺

麺は「メーカー独自の最新技術を使用することで、『もちもちの木』の特長であるしなやかでもちもち感のある中細麺を実現」したとのこと。中細で少し縮れのあるノンフライ麺です。タテ型で油揚げ麺ではなくノンフライ麺を使用しているのは「銘店紀行」シリーズ共通で、大きな美点かと思います。「地域の名店シリーズ」の麺は中身が詰まってずっしりした食感で、お店の麺に近いもちもち感がありましたが、今回の麺はちょっともっちりしていてタテ型としては優秀ではあるものの、お店の麺からは遠くなっちゃったかなという印象。やや低加水で麺の香りがしっかりあり、魚介の強いスープとの相性はとても良いです。いやーーおいしいんですよ!間違いなくおいしい!でも「地域の名店シリーズ」と比較しちゃうと・・・って感じにどうしてもなってしまいます。「地域の名店」を食べてない人からしたら、いい加減比較するのウザいですよね。すいません。でも名作中の名作だったが故に避けては通れないんです。もう少しお付き合いお願いします。

フリーズドライの穂先メンマは継続!!しかも大量!!

具は「店主こだわりの柔らかな食感の穂先メンマをメインにチャーシュー、ねぎをトッピングして仕上げた」とのこと。穂先メンマはフリーズドライタイプのものを使用していて、これは「地域の名店」と共通。以前のような密封袋ではなくカップにそのまま入っているためか以前より風味に欠ける印象でしたが、それでもやわらかくておいしいメンマです。量も大量で、メンマをしっかり入れていてくれたのは本当に良かった。魚介しょうゆ味のスープとの相性も◎です。メンマだけでもこのカップ麺を買う価値があるくらいおいしいです。チャーシューはハムみたいであまり肉感のないタイプでした。スープとメンマが充実していてこの価格を考えると、チャーシューはしょうがないのかなと思います。ネギは結構たくさん入っていて、こちらもスープとの相性が良いです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★★☆☆☆☆(6)
以前の「地域の名店シリーズ」のことを考えないのであれば、非常によくできた一杯です。大量のかつお粉の入ったしょうゆ味のスープは骨太で、別添オイルで魚介の風味はさらに増し、油によるこってり感と強い味で食べ応えがあります。麺もタテ型にもかかわらずノンフライ麺使用で、低加水の食感が魚介の味の中で映えています。具にフリーズドライの穂先メンマが大量に入り、これまたすごくおいしい。文句なく素晴らしい一杯です。ただ如何せん、「地域の名店シリーズ」の「もちもちの木」が素晴らしすぎたので、比べてしまうとどうしても残念な気持ちになってしまいます。価格帯が違うので比較するのは酷な話であり、素直にいつかどんぶり型として復活するのを待ちつつ、手軽に食べられるようになったことを喜びたいと思います。このブログで食べた「銘店紀行」の4つめの商品でしたが、その中では今回の「もちもちの木」がダントツでおいしかったです。「地域の名店」と比べてどうしてもネガティブな感想になってしまいますが、それでも「銘店紀行」シリーズは総じてかなりコスパが良いと思います。あまり幻影を引きずらないようにしなければなりませんね。称賛しながら落としてしまう不快な文章になってしまい申し訳ありません。

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