岐阜県羽島郡のラーメン店「ニボチャチャ!!ラーメン あらき軒」の一杯

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 匠の一杯 ニボチャチャスパイシー」。「第9回 最強の次世代ラーメン決定戦!」にて「次世代部門」の次世代特別賞に輝いたラーメンをカップ麺化したものです。次世代特別賞のラーメンを作ったのは、岐阜県羽島郡にある「ニボチャチャ!!ラーメン あらき軒」という店で、燕三条系ラーメンをアレンジした「ニボチャチャ!!ラーメン(背脂煮干)」が看板メニューとのことです。今回の一杯はその看板商品にさらにスパイスを加えてアレンジしたものになります。煮干しのスパイスの組合わせはなかなか斬新なので、どんな一杯になっているのか楽しみです。



商品概要

品名:マルちゃん 匠の一杯 ニボチャチャスパイシー
メーカー:東洋水産
発売日:2018年3月12日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(特製スープ)
定価:税別210円
取得価格:税込226円(ローソン)

栄養成分表

1食101g(めん70g)あたり
エネルギー:447kcal(めん・かやく357kcal スープ90kcal)
たん白質:10.6g
脂質:20.1g
炭水化物:56.0g
ナトリウム:2.5g(めん・かやく0.9g スープ1.6g)
ビタミンB1:0.32mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:192mg



スパイスが強すぎて煮干しが目立たないしょうゆ味のスープ

スープは「ポーク、煮干しをベースに、様々なスパイスを利かせた、スパイシーな醤油味のスープ」とのこと。豚ベースで豚脂の少し香るしょうゆ味のスープです。燕三条系らしく煮干しが効いていますが、非常にやわらかい味です。しょうゆ味もそれほど前には出てきません。スープの主役に君臨しているのはスパイスで、これはかなり強烈。スープの中で飛び抜けて目立っています。強烈なスパイスによって食べ応え十分の味に仕上がっているものの、スパイスに振り回されてせっかくの燕三条系のスープが死んでしまっている印象で、お店らしさである煮干しスープが活かされていないように感じました。スパイスと煮干しの組合わせを楽しみにしていましたが、ほぼスパイス一辺倒だったのは残念でした。元来のお店のスープも煮干しはそんな強くないそうですが、スパイスが入ることによっていっそう目立たなくなっています。おそらく実際のお店で食べると煮干しはもうちょっと頑張っていると思うので、お店で食べてみたいですね。

太くて縮れの強い「本気盛」シリーズと同じ油揚げ麺

麺は「なめらかでコシのある、太めの角麺」とのこと。やや平打ちで縮れの強い、太い油揚げ麺です。これは「本気盛」シリーズでよく見る麺ですね。太くてコシが強いため非常に主張の強い麺ですが、今回はスープのスパイスが強いため、スープと麺のバランスは取れていました。ただ、もっと細い方が煮干しや後述する背脂の味を感じられたのかもしれません。実際のお店の一杯で使われている麺を見ると、今回のような麺ではなくもうちょっとおとなしそうなストレート中細麺だったので、カップ麺化するにあたり再現性はそれほど高くないように思います。いかにもカップ麺然とした形状で、お店の雰囲気を再現するにはあまり適していない麺のように感じます。

せっかくの背脂がスープのスパイスによって風味をほとんど感じることができない

具は「味付挽肉、背脂加工品、たまねぎ、ねぎ」とのこと。具は同じカップの形状である「本気盛」シリーズと比べるとボリュームに欠けます。煮干しとともに燕三条系の特徴である背脂が入っていますが、こちらも煮干し同様、スープのスパイスが強すぎるため、背脂ならではの風味をほとんど感じることができませんでした。最も目立っていたのはたまねぎで、こちらはスパイスの強いスープの中でもたまねぎらしい味をきちんと出せていました。スープに変化がついてとても良い存在だったと思います。挽肉とねぎの量はそこそこ。全体的な具の量はちょっと物足りなかったです。

オススメ度(標準は3です)

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
スパイスの効いたしょうゆラーメンとと考えればきちんとしていますが、燕三条系ラーメンをアレンジしたお店の味という観点では煮干しと背脂がスパイスの影に隠れてしまい物足りない一杯でした。燕三条系ラーメンの影も形もない印象。麺が太すぎるのもちょっと気になります。多分、賞を取った実際のお店で供される一杯はこういうバランスではないと思うので、ぜひともお店で試してみたい一杯ですね。

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