新シリーズ「日清デカうま」のお蕎麦

今回のカップ麺は、日清食品の「日清デカうま わかめそば」。オープン価格の大盛商品新シリーズである「日清デカうま」の新商品です。「日清デカうま」は、ラーメンの「日清デカブト」、焼そばの「日清デカヤキ」、そしてそば・うどんの「貫禄の逸品」が統合して生まれた新シリーズで(まだ日清HP上ではそれぞれのシリーズが存続していますが)、新たに「油そば」などが加わった計8商品でスタートしました。今回の「わかめそば」は、「貫禄の逸品 揚げ玉そば」の後継商品かと思われます。主役が「揚げ玉」から「わかめ」に変更になっています。オープン価格の商品なのでコンビニではまったく見かけませんが、スーパーに行くと「日清デカうま」シリーズのどれかはだいたい売っている印象です。ライバルは東洋水産の「ごつ盛り」シリーズなのは明らかで、日本一の廉価大盛商品シリーズに対し、カップ麺界の王者日清食品は長年辛酸を舐めさせられ続けてきた経緯があります(ちょっと大げさかも)。今回新シリーズ立ち上げで反撃なるか。「ごつ盛り」にはないお蕎麦商品で、楽しみです。



商品概要

品名:日清デカうま わかめそば
メーカー:日清食品
発売日:2018年2月19日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(粉末スープ)
定価:オープン価格
取得価格:税込113円(イオン)

栄養成分表

1食106g(めん90g)あたり
エネルギー:489kcal(めん・かやく442kcal スープ47kcal)
たん白質:11.4g
脂質:21.4g
炭水化物:62.6g
食塩相当量:7.6g(めん・かやく2.1g スープ5.5g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:164mg



鰹だしの効いたオーソドックスな関東風の蕎麦つゆ

つゆは「鰹だしをきかせた関東風のつゆ」で、「"後引く味わいの七味" がうまさの決め手」とのこと。鰹だしの効いた、しょうゆの味を強く感じる関東風の蕎麦つゆです。特に奇をてらうことのないオーソドックスな味わいで、別添ではなくもともと組み込まれている七味がほのかに香ります。辛さはほとんど感じないため、辛いものが苦手な人でも大丈夫だと思います。先代の商品である「日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば」はかすかにゆずが香っていましたが、今回は七味。そこ以外は概ね同じ味のつゆだと感じました。高額商品であればもうひと主張、オリジナリティを求めるところですが、この商品はオープン価格の廉価商品。オーソドックスな味でまったく問題ないカテゴリかと思います。誰でもおいしく食べられそうな味で好感持てます。

ストレート形状の油揚げ麺のお蕎麦

麺は「のどごしの良いまっすぐなそば」で、「麺重量90gで食べ応え抜群」とのこと。中細程度でストレート形状の油揚げ麺のお蕎麦です。こちらも先代商品「日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば」と同じ麺かと思います。大盛のカップ蕎麦というのはなかなか見かけないので、これだけでも価値があるんじゃないかと思います。ストレート形状で上品な食感なので、価格以上に高級感を纏っている麺だと感じました。お蕎麦の風味がしっかりあり、関東風の濃いめのつゆの中でもしっかりお蕎麦らしい味を発揮できていました。お蕎麦らしさとボリュームを両立できていて、価格を考えると本当に素晴らしいと思います。

揚げ玉メインからわかめメインに変更になった具

具は「わかめ、揚げ玉、カマボコ、ネギ」とのこと。具は先代「日清 貫禄の逸品 揚げ玉そば」から最も変わった点で、前作の揚げ玉メインからわかめメインの具に変更になっています。どちらもそれぞれに魅力があり、好みの問題かと思いますが、私はわかめよりも揚げ玉の方がつゆとあっているように感じました。本当ただの好みです。今回のわかめもしっかり量が入っていて、その上で揚げ玉も少ないですが入っています。わかめにカサがあるのでボリュームで言えば先代を上回る具の構成と言え、とてもオープン価格の商品の具だとは思えないレベルです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
新シリーズ「日清デカうま」の一杯でしたが、基本的には先代の「貫禄の逸品」と同じような味。違うのは主に具が揚げ玉メインからわかめメインに変更されたことで、これは人それぞれの好みで評価は変わってくるのかなと思います。私は揚げ玉の方が関東風しょうゆ味の蕎麦つゆとはあうと思ったので先代の方が好きですが、わかめも量があってなかなか良かったです。これがスーパー行けば100円程度で買えるとは、コスパはかなり良い商品と言って良いと思います。

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