チキンラーメンと鶏白湯の同族でありながら意外な組み合わせ

今回のカップ麺は、日清食品の「チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯」。「チキンラーメン」シリーズの新作です。今回はチキンラーメンの鶏に鶏白湯の鶏を重ねてきました。鶏と鶏で同族でありながら両者まったく違う味のように思いますが、この両者の組み合わせは私の中でかなり意外でした。組み合わさると一体どんな味になるのかちょっと想像ができない。いつもの変わり種チキンラーメンとはちょっと本気度が違うようにも見え、それゆえにかなり楽しみでもあります。果たしてどんな味の一杯になっているのでしょうか。



商品概要

品名:チキンラーメンビッグカップ 鶏白湯
メーカー:日清食品
発売日:2017年11月20日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別205円
取得価格:税込192円(イオン)

栄養成分表

1食102g(めん80g)あたり
エネルギー:488kcal(めん・かやく386kcal スープ102kcal)
たん白質:10.7g
脂質:22.6g
炭水化物:60.4g
食塩相当量:6.1g(めん・かやく2.1g スープ4.0g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:143mg



チキンラーメンに足りない鶏の味を鶏白湯で補強したスープ

スープは「ローストしょうゆ味の元祖鶏ガラスープをベースに、鶏のうまみが溶け込んだ白湯スープを加えて仕上げた、とろりと濃厚なスープ」とのこと。味の中心はやはりチキンラーメンの香ばしい味で、これに鶏白湯の味が加わることで、香ばしさとともにグッと深みのあるやわらかい味が後ろ盾として感じられます。両者同じ鶏なのに味はまったく別物で、それでいて味のマッチングはすこぶる良いです。食べる前は不思議な感覚でこの組み合わせを見ていましたが、食べてみて納得。チキンラーメンの味に足りない鶏らしい味が補強されているように感じました。これはかなりうまいですよ。チキンラーメンに弱点なんかあるのか微妙だけど、あるとするならその弱点を見事に鶏白湯がカバーしている感じがします。ちょっといつものチキンラーメンとは別格な味でした。

いつものチキンラーメンの油揚げ麺でスープとの一体感がある

麺は「しょうゆベースのチキンスープで味付けした、香ばしい『チキンラーメン』の麺」とのこと。こちらはいつものチキンラーメンの油揚げ麺です。もちろんスープの味の源泉でもあります。いつもの麺で特に書くこともないですが、麺に味がついているため、スープとの一体感が強いです。また、スープの鶏白湯にとろみがついているため、さらに一体感が強くなっています。油揚げ麺でありながらきちんと味がついているので、油揚げ麺臭が鶏の味を邪魔していたりはしないです。チキンラーメンのいつもの麺という安定感もありますね。

蒸し鶏が入って徹底的に鶏な一杯に仕上がる

具は「蒸し鶏、たまご、フライドオニオン、ネギ」とのこと。蒸し鶏は大きめのものが数個入っています。チキンラーメンに鶏白湯に蒸し鶏で、かなり鶏が攻めてきている構成となっています。おいしかったのでもうちょっと量欲しかったかな。たまごはチキンラーメンの定番ですが、こちらもいつもに比べて量が少なかったですかね。良い仕事していたのはフライドオニオンで、口に入った時の香ばしさが鶏白湯のスープとよくあっていました。全体量はまずまずではないでしょうか。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
チキンラーメンの鶏に鶏白湯をあわせる思い切った作戦に出た今回の商品でしたが、チキンラーメンの香ばしいスープに加えて鶏の味を増強する鶏白湯の組み合わせはかなり良かったです。チキンラーメンの弱点が補強されているように感じました。今までのチキンラーメンの変わり種とはちょっと別物の本格感のあるスープです。具に蒸し鶏が入ることで、これでもかと鶏でいっぱいになる構成でした。とても良い商品だと思います。気に入りました。

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