
「ホームラン軒」シリーズの中でも比較的よく見かける「野菜タンメン」味
今回のカップ麺は、テーブルマークの「ホームラン軒 野菜タンメン」。10種類出ているテーブルマークの「ホームラン軒」シリーズのひとつです。店頭でよく見かける定番商品のひとつで、新発売の商品ではありません。今回はホームラン軒の中でも醤油、味噌と並んで比較的よく店頭に並んでいるのを見かける「野菜タンメン」味。主張の小さいホームラン軒の麺にうってつけのあっさり系スープなのでしょうか。スーパーの店頭だと100円程度で見かけることの多いホームラン軒シリーズは、最も安く手に入るノンフライ麺商品のひとつだと思います。コスパが良く、この時点でも大きなアドバンテージですよね。今回も醤油味の時のように味の面でも期待したいところです。
商品概要
品名:ホームラン軒 野菜タンメンメーカー:テーブルマーク
発売日:不明
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:2袋(液体スープ・かやく)
定価:オープン価格
取得価格:税込108円(ダイソー)
栄養成分表
1食94g(めん65g)あたりエネルギー:289kcal
たん白質:7.9g
脂質:3.8
炭水化物:55.9g
ナトリウム:2.4g(めん・かやく0.9g スープ1.5g)
カルシウム:148mg

野菜の炒めた風味と甘みがしっかり出ている「タンメン」らしいスープ
スープは「チキンエキスの旨みに加え、野菜の旨みと野菜を炒めたような香ばしい風味でタンメンのおいしさを引きたたせ」たとのこと。あっさり系のしょうゆメインのスープで、しっかりしているベースの鶏に加え、野菜の炒めた風味が顕著に出ていて、とても香ばしいスープとなっています。もやしの風味が良いですね。また、野菜の甘味もきちんと感じられ、いかにも「タンメン」の味といった感じです。タンメンとして何か飛び抜けたものがあるわけではないですが、安定の味というか、100円程度で購入できる商品と考えた場合、十分なクオリティのスープだと思います。体に良いものを食べているなぁという気分になります。定型的なタンメンの範疇の味ですが、ホームラン軒に与えられた役目としてはこれで十分でしょう。あっさり野菜スープによくあうあたりのやさしいノンフライ麺
麺は、中細縮れのあるノンフライ麺です。おそらく以前レポした醤油味の麺と同じだと思います。やわらかくてしっとり感のある上品な麺です。今週最初に記事にした麺職人や、レベルアップした麺づくりの麺と比べてしまうとさすがに少し見劣りしてしまいますが、それでもよくできているノンフライ麺だと思います。やさしいあたりの麺なので、今回の野菜の味が主体のスープともよくあいます。あっさり系スープの味をまったく邪魔していないのはさすがノンフライ麺です。これが100円程度で売られているのはほんと良い時代だなぁと思います。もっと高額商品ならばいろいろ文句も出てくるかもしれませんが、定価程度で売られているのを見たことがなく、おそらく100円程度で売られるのを前提に作られている商品なので、これでまったく問題ないと思います。価格を考えると、味によって麺を使い分けていなくても問題なしです。野菜盛りだくさんで具の充実ぶりが目立つ
具は、キャベツ、とうもろこし、もやし、にんじん、ねぎ、きくらげ。結構盛りだくさんに野菜が入っています。もちろん量の多いキャベツはそれなりに目立っていますが、もやしやとうもろこしなども十分に存在感あります。とうもろこしが結構たくさん入っていて、かなり目立っていました。野菜ひとつひとつ見てみるとそれほどおいしいと思うものはないんですが、量が多いのはそれだけで正義です。もっと高額商品でこんなに具が入ってない商品なんていくらでもありますからね。醤油味の時もそうでしたが、「ホームラン軒」シリーズの具の充実ぶりは目を見張るものがあります。オススメ度(標準は3です)
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)定価で買うとコスパは下がりますが、たいていどこ行っても100円程度で売られており、定価以下で買えるならばかなりコスパの高い商品と言えるでしょう。しっかりした鶏ベースに、野菜の炒めた風味と甘味がよく出いているスープはかなり「タンメン」らしく仕上がっており、優秀といえると思います。また、そのあっさり系スープにしっかりマッチするやさしい口当たりのノンフライ麺、そして充実の野菜盛りで、かなり満足のいく一杯になっていると感じました。素晴らしい商品だと思います。
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