長い歴史のあるサンヨー食品の「青葉」再現商品

今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 名店の味 青葉 中野本店 東京魚介豚骨醤油」。言わずと知れた元祖Wスープの名店「青葉」の再現商品です。サンヨー食品による「青葉」再現商品の歴史はだいぶ長く、今までに何度もコラボ商品が販売されてきましたが、このブログでは久々に食べることになります。今回、パッケージにかなり変更があったので、味の傾向もだいぶ変わったのかなと思い食べてみることにしました。よく考えたらお店の再現品なのでそれほど変わりようがないのかなとも思いますが、ここのところずっと食べていなかったので、たまには食べてみたいと思います。



商品概要

品名:サッポロ一番 名店の味 青葉 中野本店 東京魚介豚骨醤油
メーカー:サンヨー食品
発売日:2017年9月4日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(あといれ液体スープ・かやく・焼のり)
定価:税別205円
取得価格:税込170円(イオン)

栄養成分表

1食116g(めん70g)あたり
エネルギー:380kcal(めん・かやく280kcal スープ100kcal)
たん白質:13.5g
脂質:10.8g
炭水化物:57.1g
ナトリウム:2.8g(めん・かやく0.7g スープ2.1g)



お店に比べてだいぶ鶏ガラと魚介に寄ったバランスのスープ

スープは「ポークとチキンの濃厚な動物系だしと、かつおや煮干しの魚介だしを合わせ、キレのあるしょうゆでバランスよくまとめ、青葉の中華そばを再現したスープ」とのこと。あっさり系のしょうゆ味で、とんこつと鶏ガラの動物系と、香りの強い魚介系のスープが合わさった、なかなか複雑な味のスープに仕上がっています。お店の一杯に比べるとだいぶ鶏ガラと魚介系に寄っていて、とんこつの味が弱いように感じます。Wスープというよりはしょうゆラーメンのスープに近いような味で、こってり感がなく、お店の味に比べると少し物足りない印象です。以前カップ麺で「青葉」を食べた時は、もう少しとんこつが強かったような気がするんですけどね。これはこれでおいしいのですが、以前のものとは鶏ガラや魚介ととんこつのバランスがだいぶ違うように感じました。

透明感があって見た目いかにも多加水麺な割に食感はやわらかい麺

麺は「もっちりとした粘りと張りが特徴で、やや幅広の麺」とのこと。やや平打ちのノンフライ麺です。お店に比べると加水がちょっと多めで透明感のある麺のように感じます。食感は遠からず近からずで、再現性を横に置けば、ノンフライ麺の中でもレベルの高い麺かと思います。あっさりスープとの相性も良く、麺自体の味もきちんと感じられるため、スープの中で適度な主張があります。この麺は以前の麺と同じかと思います。見た目かなり多加水で弾力が強そうに見えるのですが、食べてみるとそうでもなく、むしろやわらかさや小麦感を感じる面白い麺です。

焼のり2枚以外は物足りない具のボリューム

具は「チャーシュー、ナルト、ネギ、焼のり2枚の組合せ」とのこと。チャーシューは高価格帯の商品に使われているようなものではなく、小さくてあまり食べ応えがありません。焼のり2枚はスープとよくあっていてありがたい存在ですが、焼のり以外はだいぶ物足りない印象でした。鶏ガラの勝った今回のスープとよくあいそうな、メンマが入っていないのはちょっと痛いです。以前には入っていたし、お店のメンマはなかなかおいしいんですけどね。私が食べた時の青葉カップ麺に比べて今回はだいぶ安価になったので、このあたりはしょうがないところなのかなとは思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
スープはそれなりにおいしいですが、お店のスープに比べると鶏ガラと魚介が勝っていて、とんこつがだいぶ弱いように感じられました。Wスープというよりは、だいぶしょうゆラーメンのスープに近いと思います。お店再現商品としてこのあたりの再現性は微妙なところですが、税別205円という価格を考えるとおいしい一杯ではあるので、この評価としました。

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