ラーメン(北海道)のカテゴリ記事一覧

新商品を中心にカップ麺、カップラーメン、カップ焼そば等をレビュー。独断と偏見に基づき評価もしています。

カテゴリ:ラーメン(北海道)

ラーメン(北海道)のカテゴリ記事一覧。新商品を中心にカップ麺、カップラーメン、カップ焼そば等をレビュー。独断と偏見に基づき評価もしています。

2009-05-07 ラーメン(北海道)
「らーめん信玄 南6条店」 信州(コク味噌):735円 住所:北海道札幌市中央区南6条西8丁目 電話:011-530-5002 営業時間:11:00~27:00 定休日:無休 ホームページ:なし 今週は食べたいカップ麺があまりなく、普段ならそれでも無理して新商品食べまくるのですが、たまにはこっちからハンガーストライキでもしてやろうと思いました。そんなわけで今回は札幌のラーメン店「らーめん信玄南6条店」のご紹介です。 札幌...

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2008-10-18 ラーメン(北海道)
久々にラーメン店の記事書きます。前々から行ってみたかった、札幌市営地下鉄東豊線の月寒中央駅そばにある「らーめん佳」です。なぜ行きたかったかというと、この店のご主人が私のお気に入りの店「麺eiji」ファンで、かなり系統的に似ているラーメンを作っているとの噂を耳にしていたからです。中には、麺eijiに酷似しているだとか、真似だとか言う人までいます。ラーメン好きの間では、麺eijiと共にこってりラーメンの「平岸系」...

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2008-09-20 ラーメン(北海道)
今回は、札幌豊平区西岡にあるラーメン店、「麺処まるは」です。どのラーメンもおいしいと噂に聞いていたのですが、普通に生活しているとまったく縁のない街なので、ついつい行きそびれていましたが、やっと伺うことができました。 「辛みそ」やら「まぜめん」やらとメニュー表に載っていないラーメンもあるようなのですが、今回はオーソドックスに「中華そば しょうゆ」を注文。もちろん「味付玉子(醤油味)」も付けて...

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2008-09-18 ラーメン(北海道)
札幌市豊平区平岸にあるラーメン店、「らーめん山嵐」に行ってきました。何度か通っていますが、混んでいる日と空いている日にある程度の法則性があることに気づきました。土日休日が混んでいるのはもちろんなのですが、近隣にある「麺eiji」の定休日である水曜日も、他の日と比べると混んでいるように思いました。逆に「麺eiji」も、土日休日並びに「らーめん山嵐」が定休日である月曜日に混んでいることが多いです。あくまで数回...

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2008-09-13 ラーメン(北海道)
母が札幌の百合が原公園に行ってみたいと言うので運転手を買って出て、行ってみたかった北区太平の「豚ソバFUJI屋」で昼食をとることにしました。もちろん私の目的は最初からコッチなんですが。 豚ソバFUJI屋と言えば、もうすっかり札幌のラーメン好きには有名になった店で、東京に遅れて札幌でも潮流となっている「魚介」+「豚骨」のダブルスープのお店です。お気に入りの「麺eiji」や「らーめん山嵐」の「海スープ」、「あら...

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2008-08-28 ラーメン(北海道)
爽やかな夏らしい(ラーメン店らしくない)暖簾が出迎えてくれる一番のお気に入りの店「麺eiji」へ。いつもなら躊躇なく「濃厚魚介豚骨塩」をいただくところですが、今回は前回の「あらとん つけ麺」に引き続きつけ麺の食べ比べをしようと思っていたので、「濃豚つけBUTO」(2回目)を目当てに訪れました。 このお店の接客は、いつ来ても気持ちがいいです。決して元気の良い接客ではないですが、ご主人も奥さんも素晴らしい笑顔...

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2008-08-28 ラーメン(北海道)
前回とてもおいしいラーメンを食べられて満足した「あら焚き豚骨 あらとん」へ2回目の訪問。今回は客の大部分が注文している「あらとん つけ麺」が目的です。今回も平日13時半頃の訪問でしたが、今回も店に着いてから食べ始めるまでに40分ほどの時間を要しました。客をなるべく待たせないようにすることがオペレーションの中の優先度的に低いんでしょうね。他の店ならこの待ち人数でももっと早く食べられる気がするんですが、待っ...

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2008-08-22 ラーメン(北海道)
札幌へ戻ってきた数年前、まだ当時は札幌ラーメンの新しい潮流はなく(私が気づいてなかっただけかも)、どこへ行ってもみそラーメンばかりで食傷気味になっていましたが、最近「麺eiji」や「山嵐」に出会い、札幌にもみそ以外でしっかりとおいしいラーメン店があるんだと認識し、今度は札幌でトップクラスの人気店と誉れ高い「あら焚き豚骨 あらとん」へ訪れることにしました。前2店と同様に、今回も我がひたすら食いまくる会神奈...

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2008-08-19 ラーメン(北海道)
最近はカップ麺を食べつつも、平岸のラーメン店「麺eiji」がすっかり気に入ってしまって、週に1回くらいは通っています。普段は「濃厚魚介豚骨塩」を食べているのですが、今回は夏の限定メニュー「冷製鶏塩」を食べてみることにしました。 出てきた一杯は、到底ラーメンとは思えないかなりお洒落な見た目。器もお洒落です。なんでしょうねこのセンスは。店のご主人はたまたまラーメン作りに従事してらっしゃいますが、こ...

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2008-07-30 ラーメン(北海道)
ある日の昼下がり、この日も札幌地下鉄南北線平岸駅に降り立ち、悠々と週一回の来訪が決まりとなりつつあるお気に入りの店「麺 eiji」に向かいます。店のそばまで行くと、店の前に人だかりができています。隣のお弁当屋さんに並んでるんだろうくらいの気持ちで近づいていくと、当の「麺 eiji」の前に行列ができているではありませんか!後に予定が入っていたので並ぶわけにもいかず今日はラーメンなしかと途方に暮れていると、そう...

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らーめん 信玄 南6条店 「信州(コク味噌)」



らーめん信玄 南6条店
信州(コク味噌):735円
住所:北海道札幌市中央区南6条西8丁目
電話:011-530-5002
営業時間:11:00~27:00
定休日:無休
ホームページ:なし

今週は食べたいカップ麺があまりなく、普段ならそれでも無理して新商品食べまくるのですが、たまにはこっちからハンガーストライキでもしてやろうと思いました。そんなわけで今回は札幌のラーメン店「らーめん信玄南6条店」のご紹介です。

札幌のお隣にある石狩市にある人気店の支店で、すすきので飲んだ人が帰り寄るお店として結構有名だそうです。行列になることが多いそうですが、今回は平日の昼時を過ぎての出撃だったので、待たずに座ることができました。



メニューを見て違和感。日本の昔の国名で名付けられたラーメンがメニューとして載っているのですが、「信玄」という店名なら当然あるだろうと思った「甲斐」がない!この時点がどのメニューが看板なのかよくわからなくなってしまいました。また、細かい話なのかもしれませんが、国名ではない「水戸」という藩名が入っているし(「尾張」や「土佐」は藩名も兼ねるけど)、「信州」じゃなく「信濃」じゃないと他と統一性ないし(「信州」にあわせるなら他メニューも「尾州」とか「土州」とかにしなと気持ち悪い)、メニュー名って案外適当に名付けられているのかなと。メニューを見ながら少し混乱してしまいました。札幌ラーメンのお店ということなので、今回はノーマルなみそラーメンの「信州」にしました。





飛び道具はないけど、ベースのスープから骨太感がある味で、札幌ラーメンらしいみそラーメンでした。適度なこってり感で、胃もたれを覚悟して行く心配がなく、玉ネギの甘さが出た白味噌味はどこか安心して食べられる味でした。何が何でもこれじゃなきゃダメってことはないけど、定期的に食べたくなる味だと思います。1週間熟成するという麺が、中身が詰まっている感じと心地よいコシの強さがあり一番印象に残りました。また行きたいですね。
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らーめん佳 「あじ玉らーめん」



久々にラーメン店の記事書きます。前々から行ってみたかった、札幌市営地下鉄東豊線の月寒中央駅そばにある「らーめん佳」です。なぜ行きたかったかというと、この店のご主人が私のお気に入りの店「麺eiji」ファンで、かなり系統的に似ているラーメンを作っているとの噂を耳にしていたからです。中には、麺eijiに酷似しているだとか、真似だとか言う人までいます。ラーメン好きの間では、麺eijiと共にこってりラーメンの「平岸系」と分類されているようです。最寄り駅の月寒中央駅は麺eijiの平岸駅以上に私には縁のない街なのでなかなか伺えませんでしたが、先日チャンスがあって行くことができました。





私が訪れたのは平日の13時半ごろで、ランチタイムが過ぎていたこともあって先客はゼロでした。若くてオトコマエなご主人が厨房で仕込みをしていて、もうひとかた母上と思しき方が店内の整理をされていました。今回注文したのは、ふたつしかないラーメンのメニューのうちの「あじ玉らーめん」(とライス)です。



じゃじゃーん。とても750円とは思えない炙った豪勢なチャーシューがのっています。スープはドロドロの茶色でいかにもこってり。他にも浅葱、玉ネギ、メンマ、魚粉がのっていました。かつては麺eijiにも 魚粉がのっていたそうですね。



麺は自家製の「はるゆたか」と「春よ恋」をブレンドした中太麺。全体的な第一印象は、すごく丁寧に作られたラーメンだなぁと感じました。これは麺eijiにも共通して言えるんですが、一杯のラーメンにラーメンに対する思いの詰まった魂が注入されている印象です。見た目だけでクラっときてしまいましたね。

食べてみての感想ですが、まずスープは見た目と違うことなく非常に濃いです。塩味は強くありませんが、ベースのとんこつも魚介ダシもとても濃いです。こってりとんこつ好きの私ですが、十分に楽しめるスープでした。さらには、鶏ガラ由来なのか野菜由来なのかはわかりませんが、魚介ともとんこつとも違う甘さを感じました。麺eijiのスープとよく似ているという話をよく聞いていましたが、単にとんこつと魚介のダブルスープが似ているというだけで、味付けはどちらもオリジナリティがあるんじゃないかなと思いました。開店当初は似ていたけどだんだんオリジナリティが出てきたということなんでしょうかね?

麺は、もちもちとしつつもパツンと歯切れのよい食感で、かなりおいしい麺でした。しかし、濃厚なスープの中でやや存在感が足りないかなという印象は残りました。麺を太くすれば良いとか味を強くすれば良いとかという麺の問題ではなく、少しスープが濃厚すぎるのかなと感じました。スープも麺もおいしいのに、こういうバランスって難しいですね。

具は、何と言っても大きな炙りチャーシュー。やわらかいチャーシューを出す店が多いですが、こちらのチャーシューは硬いです。私の好みとしては、軟弱なチャーシューではなくこういう無骨な食感好きですね。しっかりと肉らしい味を感じられておいしかったです。魚粉については、魚粉がなくても十分に魚介ダシの出たスープだったのであまり意味を感じられませんでした。



最後に味玉ですが、中まで火の通った硬めの半熟で、味はやや甘めですがしっかり中まで味が染みています。麺eijiの味玉はトロトロすぎるのと味が薄すぎるのとであまり好みではありませんでしたが、こちらの味玉はうまかったです。



とてもおいしかったので、結局全部スープを飲んでしまいました。いや~また一軒好みのラーメン店に出会ってしまったというのが一番の感想です。こってり好きならば訪れて損はないと思います。

ただ、麺eijiと比べると、私の好みは麺eijiの方ですかね。どちらも同じとんこつ+魚介ですが、麺eijiにはとんこつベースでいこうという意志が感じられること、どの味を活かしたいかハッキリしているので、味にメリハリがあるんですよね。それに比べると今回の「らーめん佳」は、とんこつスープも魚介ダシも主張を強く感じすぎるので、全体としてややぼやけてしまっている印象でした。いや、あくまで比較した上での印象で、こちらだけ食べてれば非の打ち所がないくらいおいしいんですけどね。パーツはどれも凄いので、方向性がもっと定まるととんでもなくおいしいラーメンになりそうで楽しみです。足繁く通おうと思っています。

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麺処まるは 「中華そば しょうゆ」



今回は、札幌豊平区西岡にあるラーメン店、「麺処まるは」です。どのラーメンもおいしいと噂に聞いていたのですが、普通に生活しているとまったく縁のない街なので、ついつい行きそびれていましたが、やっと伺うことができました。





「辛みそ」やら「まぜめん」やらとメニュー表に載っていないラーメンもあるようなのですが、今回はオーソドックスに「中華そば しょうゆ」を注文。もちろん「味付玉子(醤油味)」も付けて。





出たきたのは、昔ながらの佇まいを見せる素朴なラーメンで、麺以外は典型的な中華そばのイメージそのままって感じですね。麺は、東京でいう「中華そば」をイメージするとちょっと太めで白いです。

味は、結構強い魚介ダシがするのですが、それ以外は非常にあっさりした味付けになっています。鰹ダシが強いので若い人が食べてもそれなりに食べられると思うのですが、やや物足りなく感じるかもしれません。ただ、今回は父と一緒に食べたのですが、父はこのラーメンをすごく気に入ったようで、普段は健康に気をつけてスープは残すにもかかわらず、今回は全部飲み干していました。父曰く札幌で食べた中で一番おいしかったそうです。

私としてもなかなかおいしいと思って食べていたのですが、スープのあっさりさの割には麺の小麦の味が強すぎると感じ、最後の方が麺がのびたのも相まってちょっと重たく感じました。このあたりは父と私でまったく見解が異なったので、好みの問題かもしれませんね。他の特筆すべき点としては、大柄なメンマが入っているのですが、これがおいしかったです。かなり食べ応えがありました。



味付玉子はやややわらかめでしたが、味はしっかりしていておいしかったです。

平日の19時半くらいに訪れたのですが、少し並んだ上に、私たちが入った後もひっきりなしにお客さんが来ていました。家族連れの常連さんが多い印象で、とてもお客さんに愛されている店だと感じました。どのメニューもそれぞれに人気のようで、どのラーメンを食べてもきっと満足できる味なんだろうと容易に想像がつきます。今回のラーメンは私の好みではありませんでしたが、どうやらそれだけで見限れるお店ではなさそうです。父がとても気に入ったみたいなので、これからもちょくちょく伺うことになると思うので、いろんなラーメンを食べてみようと思います。

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らーめん山嵐 「海スープ(濃厚背脂魚粉入り)」



札幌市豊平区平岸にあるラーメン店、「らーめん山嵐」に行ってきました。何度か通っていますが、混んでいる日と空いている日にある程度の法則性があることに気づきました。土日休日が混んでいるのはもちろんなのですが、近隣にある「麺eiji」の定休日である水曜日も、他の日と比べると混んでいるように思いました。逆に「麺eiji」も、土日休日並びに「らーめん山嵐」が定休日である月曜日に混んでいることが多いです。あくまで数回行った中での経験則であって事実とは言い難いので、寝言と思っていただければ幸いです。それにしても、歩いて行ける距離間にこんなレベルの高いお店が2件ある平岸が羨ましいです。どちらのお店もしっかりとしたカラーがあって、とても良好なライバル関係にあるように思います。



今回食べたのは、前回紹介した「白スープ(背脂豚骨)」と並ぶ看板メニューである「海スープ(背脂豚骨魚粉入り)」(にプラスして味付煮玉子)を食べることにしました。以前大人気だった「山嵐ジャンクヌードル」も復活していたので、近いうちに紹介したいと思います。



デフォルトの極太麺じゃなく極細麺も選べるそうですが、上の文面からもわかる通り、極太麺に並々ならぬ自信が感じられるので、極細麺は一通り極太麺でいろいろ食べてみてからにしようと思います。



容器が違うこともありますが、スープに魚粉が混ざることで白スープとはずいぶん違う黒いスープに見えます。白スープに入っていたキャベツや玉ねぎが入っていません。全然違うラーメンに見えます。



太い麺。前回白スープを食べた時はこの麺こそ山嵐の肝のように思えました。



大量の背脂。白スープの時は麺と共にやわらかい甘さを感じましたが今回はどうでしょうか。

海スープを食べてみて、魚粉の有無以外は白スープとほとんどパーツは同じなはずなのに、ずいぶんと印象が違うラーメンでした。白スープではとんこつスープはあくまで脇役で、麺と背脂の甘さを感じるための存在だと感じましたが、今回の海スープは魚粉が入ることで逆にスープが主役な感を強く受けました。背脂と魚粉の相性バッチリです。香りが強いおかげでこちらの方がわかりやすくおいしさを感じられる味なので、こっちの方が人気あるんだろうなぁと思いました。

海スープだとスープを中心に食したくなるので、存在感の強い太い麺よりもひょっとすると極細麺の方がマッチするんじゃないかと思いました。ここの太麺は文句なくおいしいんですが、スープと共に両主役を張ってしまうとスープのおいしさを感じにくくなってしまうように感じました。前回も書きましたが、麺を主役で食べたいなら太い麺を、スープをじっくり味わいたいなら極細麺が良いのかなと思います。



今回初めて食べた玉子ですが、ちょっと硬めですがとてもうまかったです。

白スープと海スープ。店の2枚看板はどちらも巨人でした。素晴らしいです。私は、麺と背脂の甘さを感じたいなら白スープ、たまに変化球で海スープを極細麺で、という感じ食べていこうかなと思います。どちらもおいしいですが私の好みは白スープですかね。

ただ最近、「山嵐ジャンクヌードル」という過去の人気メニューが復活し、3巨人が並び立つことになりました。ただでさえ、近所に「麺eiji」があるのでなかなか訪問できないのに、山嵐に来ても3つも食べたいものがあるとなかなかじっくりひとつのものを楽しめなくなります。贅沢な悩みですなぁ。

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豚ソバFUJI屋 「豚ソバ 醤油(和風魚介豚骨)」

母が札幌の百合が原公園に行ってみたいと言うので運転手を買って出て、行ってみたかった北区太平の「豚ソバFUJI屋」で昼食をとることにしました。もちろん私の目的は最初からコッチなんですが。

豚ソバFUJI屋と言えば、もうすっかり札幌のラーメン好きには有名になった店で、東京に遅れて札幌でも潮流となっている「魚介」+「豚骨」のダブルスープのお店です。お気に入りの「麺eiji」や「らーめん山嵐」の「海スープ」、「あらとん」も広く括るとダブルスープですね。私としては「麺eiji」は魚の香りのするとんこつラーメンだし、山嵐のメインはとんこつオンリーの「白スープ」だと思っているし、「あらとん」はスープがどうのと比較するにはあまりに別世界にいるし、それらと比較してこの店はどんな感じで魚介と豚骨に折り合いをつけているのかとても気になっていました。

場所は、太平のビッグハウスの駐車場を挟んで真向かいにあります。店の写真を撮り忘れましたが、席数は9席。混む時間以外は8席になるかと思われます。平日の昼時を過ぎた13時頃訪れましたが、席はいっぱいで待ち客が6人いました。街中からは行きにくい場所ですが周辺にラーメン店がないわけではなく、待ち時間を承知でこれだけ賑わってるんですから、すごい人気ですね。

私は「豚ソバ 醤油(和風魚介豚骨)」に「味玉」をつけて注文。店の開店時からある看板メニューで、各所で絶賛されている一杯です。この店の店主は平岸の「らーめん山嵐」で働いていたことのある方だそうなので、山嵐にある今回と同じ魚介豚骨のメニュー「海スープ」とどう違うのかも注目です。母は数量限定の「塩」を注文しました。





強烈な魚ダシを感じるスープで、とんこつは後方支援に回っている感じです。見た目はこってり系ですが、油分は少ないのでそれほどこってりしている感じはなく、食べやすいスープだと思います。ただ、魚介に苦手意識があるとキツイですね。魚介は強烈ですが、豚骨の味もしっかりと感じることができるバランスの良いスープだと思います。噂に違うことなくかなりうまいです。

麺は札幌のラーメン店としてはやや細いストレート。加水率の低い麺で歯応えがモチモチしていてとても良く、スープの邪魔をしない程度にしっかりと存在を主張しています。このあたりのバランス感覚は本当に素晴らしいと思いました。

具はチャーシューやネギ、キクラゲの他に、擦った玉ねぎが入っています。塩気は少ないもののやわらかいチャーシューをはじめとしてそれぞれにおいしいのですが、中でも擦った玉ねぎといえば「麺eiji」を想像してしまうので、お店としても何か意識があるのかなと感じました。

豚ソバと銘打ちながらも魚押しの一杯だと思います。師匠筋の「山嵐」は背脂押し、「麺eiji」はとんこつ押しなことを考えれば、良い意味でうまく特徴を出しているように思います。とにかく、麺eijiに負けないくらいバランス感覚に優れた一杯で、とても好感が持てました。魚介ダシ好きならココ、とんこつ好きなら「麺eiji」といった感じでしょうか。私はとんこつ好きなので「麺eiji」を選びますが、遠くても通って食べる価値のある一杯だと思います。





母が食べた「豚ソバ 塩」を私も数口貰いましたが、こちらはまだまだ発展途上な印象でした。醤油に比べて魚ダシの味もとんこつの味も弱く感じられ、スープに主張を感じなかったです。醤油を食べた口で塩も食べたので口がバカになっていた可能性はありますが、母も私の醤油の方がおいしいと言っていたので、おそらくはそう思う人が多いんじゃないかと思います。スープがとんこつだけで食べるにはあまり向かない味なのかもしれません。

私の住む地域からはかなり遠いのでそうそう食べられませんが、とても満足できる店だと思います。魚介ダシが好きな方にはうってつけの良店です。この店は「らーめん山嵐」のお弟子さんの店ですが、意識の先にあるのはむしろ「麺eiji」なのではないかと思いました。メニューを見てもなんだか品揃えが酷似しているような気がしました。いや、本当に気がしただけ確信はありません。このように味噌ラーメンを売りにしていないお店が札幌の中で切磋琢磨しているのは楽しいですね。これからもこうして私のようなファンを楽しませて欲しいものです。

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麺 eiji 「濃豚つけBUTO」



爽やかな夏らしい(ラーメン店らしくない)暖簾が出迎えてくれる一番のお気に入りの店「麺eiji」へ。いつもなら躊躇なく「濃厚魚介豚骨塩」をいただくところですが、今回は前回の「あらとん つけ麺」に引き続きつけ麺の食べ比べをしようと思っていたので、「濃豚つけBUTO」(2回目)を目当てに訪れました。

このお店の接客は、いつ来ても気持ちがいいです。決して元気の良い接客ではないですが、ご主人も奥さんも素晴らしい笑顔で迎えてくれます。いつも混んでいるお店ですが、待ってでも食べたいお店です。いつか空いている時間に訪れてご主人とお話してみたいなと思っているのですが、おそらくは平日の、夜の開店時間である17時ごろじゃなければ空いていないと思います。そんな時間に訪れることはなかなかできなそうです(とか言って平日の昼下がり何て時間にいつも行ってるんですけどね)。

今回通されたのは、入口からいちばん遠い奥の席。思えば、初めてこのお店を訪れて通された席もここでした。同じく「濃豚つけBUTO」を食べたんですが、奥は日が当たらないので写真撮るのに暗くて苦労したななんて思い出しながら席に着きました。そして今回注文したのは、「濃豚つけBUTO」にプラスして、ご飯と生玉子のセット。スープ割りでおじや風にして食べるためのセットです。つけ麺はともかくとして、このセットはラーメンライスが大好きな私のために用意してくれたセットです(嘘ですよ)。



席について10分弱くらいで「濃豚つけBUTO」が運ばれてきました。うー、やっぱり奥の席は写真撮るのには厳しい暗さです。困るのは、スポットライト的に一部分に照明が当たっているので、輝度差が大きいことです。明るいところを生かせば暗いとこが見せないし、暗いところを生かせば明るいところが飛ぶし、こういう被写体がいちばん困ります。ホントはもっとおいしそうに見えるのに、写真では暗くてなんだかよくわかりませんね。



つけダレは、醤油の色にとんこつ由来と思しき濁りがあります。大量のチャーシューのぶつ切りとメンマが入っていて、その他にネギと白ゴマが浮いています。「濃豚つけBUTO」といえばこってりだと認知されていますが、実は油は少なく、意外とカロリー低いかもしれませんね(希望的観測)。



麺はまるでうどんのような極太麺で、全粒粉が使われているので浅黒いです。麺は同じ値段で200g(煮玉子付)、250g、300g、プラス100円で特盛の600gから選べるのですが、今回は300gで注文しました。白髪ネギがきれいです。何も言わないとデフォルトでは「ひやもり」になるようです。



では麺投入。食べ始めます。つけダレは適度にとんこつの味を残していますが、「濃厚魚介豚骨」のような魚介の味は感じません。代わりにかすかに柑橘系の後味がします。手につけダレがついていたらしく、お店を出てから手の匂いをかいだら、レモンのような匂いでした。たぶんレモンだと思いますが、実際はこの柑橘が何なのかはわかりません。とにかくとてもおいしいつけダレです。

麺も素晴らしい。極太の麺ですが、加水率がかなり高いので太さで受ける印象ほどは前面には出てきません。ぷりぷりした食感で、麺を食べに来る人にとってはたまらない麺だと思います。

具のチャーシューもとてもおいしい。各店趣向を凝らしたチャーシューがありますが、私はこの店のチャーシューが一番好きです。ある程度歯応えがあるけど固すぎない、とても優秀なチャーシューだと思います。私は本来、チャーシューなんて入ってなくても良いと思うタイプですが、ここのチャーシューはおいしいので必須です。

とまぁ、褒めちぎったわけですが、確かにすべてのパーツがとても優秀で、人気なのも頷けます。でも、優秀なパーツが足し算的に足されておいしくなるわけではないと思うのです。つけダレも麺もとてもおいしいのですが、私は正直、このつけダレにこの麺があうとは思えませんでした。麺重視で食べる人にとっては今のままで十分おいしいのではないかと思いますが、つけダレの味をもっと楽しみたい私にとっては、麺が太すぎて主張しすぎ、つけダレの味がよくわからない感じになってしまうんです。前回の「あらとん つけ麺」でも麺の主張が強すぎてタレの味がわかりづらいと感じたのですが、あらとんの場合はつけダレに鼻に抜けるアラの風味があるので、太い麺の主張に負けない味があるのですが、今回の「濃豚~」だと、味は濃いものの強い主張のある味ではないため、太くて存在感ある麺に負けてしまっている印象を受けました。まぁあくまでこれは私の好みなので、自分の意見が大勢の人に当てはまるなんて思っていません。でも、タレがのりやすい細い麺で食べたらもっともっとつけダレの良さがわかっておいしいだろうなぁと考えると、ちょっともったいないなと私は思います。出ないかなぁ・・・濃豚つけBOSO(センスないネーミングでスンマセン)。細麺ならば加水率低くてもつけダレによくあうと思うんですが。



おじやのセットを注文していたので、麺を食べた後、スープ割りとご飯、生玉子がやってきました。太い麺が自分には合わないことが前回「濃豚~」を食べた時からわかっていたことだったので、今回はむしろこれが楽しみでした。焼き石が入って温度が上がっているつけダレ+スープ割りに、ご飯と生玉子をぶち込んで食べるわけですが、これはもう最強にうまいおじやでした。全開でスープの味を楽しめ、私の好きなとんこつスープを存分に楽しめます。やっぱりこのメニューは私のためにご主人が考案してくれたんですよね(だから嘘ですって)。これを食べるためだけに「濃豚~」を注文する価値があると思います。

写真を撮っている間に焼き石の温度が下がってしまって、生玉子を投入する機を逸してしまったので、玉子が固まらずにちょっと残念でしたが、次回の教訓にしたいと思います。ご覧の皆様も、運ばれてきたらモタモタしないでとっととご飯と生玉子を投入してしまいましょう!



ナスの形の焼き石。こんなとこまでこの店はお洒落なんだよなぁ。ちなみに今回は、ご主人と奥さんはお揃いの紫のポロシャツでお仕事されてました。

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あら焚き豚骨 あらとん 「あらとん つけ麺」



前回とてもおいしいラーメンを食べられて満足した「あら焚き豚骨 あらとん」へ2回目の訪問。今回は客の大部分が注文している「あらとん つけ麺」が目的です。今回も平日13時半頃の訪問でしたが、今回も店に着いてから食べ始めるまでに40分ほどの時間を要しました。客をなるべく待たせないようにすることがオペレーションの中の優先度的に低いんでしょうね。他の店ならこの待ち人数でももっと早く食べられる気がするんですが、待ってでも食べたい味ならばこれはもうしょうがないですね。ちょっと悔しいですけど。



通常の3倍、3玉分の麺を食べられる「あら盛」(180円)というメニューもあるのですが、ちょっと食べ切る自信がないので、今回は通常の量で注文。それでも他店のものに比べるとだいぶボリュームがあるように思います。他の客は「ひやもり」で注文している人が多かったのですが、私的にはあったかいつけダレで冷たい麺を食べるのはぬるくなるんじゃないかという違和感があるので(つけ麺の発祥は「ひやもり」オンリーらしいので私の考えが邪道なんですけどね)「あつもり」で注文。ちなみに麺の後ろには前回味の報告をし忘れた「あじ玉」も鎮座しています。



つけダレは濃い飴色で、背脂やネギが浮いています。そして上には大きいチャーシュー。いやぁ~いかにも濃そうっすね。食欲を掻き立てる色してます。



麺はストレートで角ばった極太。おそらく「あら焚き豚骨 醤油」のものと同じだと思います。なんだか男気あふれる感じがしますね。



つけダレに麺投入。それではいただきます。

アラの味がよく出た主張の強いつけダレに、この極太の麺はよくあいます。「あら焚き豚骨 醤油」同様に、まったく迷いなく一本筋の通った完成度の高さです。私はどちらかというと麺よりスープ重視派なので、麺の主張が強くなってしまう場合の多い太い麺よりも細い麺が好みなのですが、この太い麺とこのつけダレはかなりマッチしていると思います。客の多くがこのつけ麺を食べる理由がよくわかりました。ただ、やっぱりこの麺によってつけダレの主張が弱くなってしまうのは確かなので、細い麺でも食べてみたい感じはします。空腹に任せて豪快にやっつけたい場合はこのつけ麺に、スープのアラの味を存分に楽しみたい場合はラーメンに、という注文分けをすると良いかもしれません。私はスープの味をじっくり楽しみたいので、今回のつけ麺より前回のラーメンの方が好きですが、つけ麺としてのレベルの高さはちょっと群を抜いている印象を受けました。

スープ割りもいただきましたが、塩気がなくなる代わりに魚の味が強くなってこれもおいしかったです。ただ、ご飯を一緒にいただく身としては、スープ割りせずに濃いままでご飯を器に投入したかったです(恥ずかしいのでできませんが)。



「あじ玉」はかなりやわらかめで、黄身だけじゃなく白身までゆるいです。個人的な好みとしてはもうちょっと固い方が好きですが、味はいかにもご飯とあう濃い味付けで、つけ麺とは関係なくご飯でいただいてしまいました。今まで札幌で食べた中でおいしかったのは「初代一国堂」の「トッピング味付玉子」だったんですが、今回の「あじ玉」はそれに匹敵するくらいおいしかったです(ちなみに今まで食べた中でいちばんおいしいと感じた玉子は葛西にある「ちばき屋」の「煮玉子」です)。

魅力溢れるここでしか食べられないラーメンを出すお店なので、月1~2回は訪れたい店ですね。季節によって使うアラの種類も変わるそうなので、それも楽しみにして定期的に訪れたいです。

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あら焚き豚骨 あらとん 「あら焚き豚骨 醤油」

札幌へ戻ってきた数年前、まだ当時は札幌ラーメンの新しい潮流はなく(私が気づいてなかっただけかも)、どこへ行ってもみそラーメンばかりで食傷気味になっていましたが、最近「麺eiji」や「山嵐」に出会い、札幌にもみそ以外でしっかりとおいしいラーメン店があるんだと認識し、今度は札幌でトップクラスの人気店と誉れ高い「あら焚き豚骨 あらとん」へ訪れることにしました。前2店と同様に、今回も我がひたすら食いまくる会神奈川支部長の友人氏に強く勧められて行ってみることにしました。いつもありがとう!いろいろ下調べをしてみると、この店の店主は東京西新宿の有名店「麺屋武蔵」の店長をされていた方だそうで、何やら期待してしまいます。ただ、以前(もう10年ほど前)一度「麺屋武蔵」には訪れたことがあり、その時は人気絶頂だったので店の行列で2時間半も待たされ、その上、味がどうにも濃すぎてしょっぱいだけだと感じた苦い思い出があるので、ちょっと不安でもあります。きっと私が訪れた時の店長はまさしくこれから行く店の店長さんだったんだろうなと思いながら店に向かいます。



この店のロケーションは、「札幌市中央卸売札幌場外市場」(札幌が2回くっついててややこしい名前だけど正式名称らしい)の中にある「札幌場外市場食堂長屋」(なげ~)というところにあり、続けて書くと、「札幌市中央卸売札幌場外市場札幌場外市場食堂長屋」ということになります。漢字ばかりだと中国語っぽいので宴たけなわの北京オリンピックにちなんでいていいでしょ?(バカかオマエは)要するに、札幌市中央卸売市場の場外市場にある食堂の建物ってことですね。東京でいうと築地の場外市場にラーメン店があるような感じでしょうか。違うのは、築地場外は銀座から歩いても楽勝で行けるのに対し、札幌場外は札幌市街からは多少距離があるというところですね。おとなしく札幌駅から電車に乗って、お隣の「桑園駅」で下車後に徒歩で向かわれることをオススメします。それでも10分くらい歩きますけど。札幌市街からは二条市場という有名な市場が近いですが、そことこことはまったく別物なので、観光で来られる方には注意が必要です。関係ないですが、「札幌場外」と略してしまうと、札幌場外馬券売場だと思いがちですが(ホントか?)、札幌競馬場がここのそばにあるもののそれともまったく別物なのでご注意を。

店内は広くとられた厨房の2辺を囲むように14席ありましたが、その席は全部埋まり、さらに8人が席が空くのを待って並んでいました。私が訪れたのは平日昼の13時過ぎだったのですが、この混み方は札幌ではなかなかないのではないかと思います。店員さんは全部で4人いましたが、どうやら麺を茹でたりスープを作ったりといったラーメンの根幹の部分の作業は一人だけでしているようで、他の3人はそのサポートと接客が仕事のようです。



店内で先に食券を買うシステムで、メニューは上の写真の通りで、札幌のつけ麺の先駆けとなった「あらとん つけ麺」と、写真の券売機では「醤油」と書かれている「あら焚き豚骨 醤油」の2枚看板のようです。先客の注文を見ていると、大部分の客は「あらとん つけ麺」を食べていました。私はつけ麺よりも普通のラーメンが好きなので、今回は最初ということもあり、「あら焚き豚骨 醤油」に「あじ玉」プラスして注文することにしました。





出てきたラーメンは、縦長のどんぶりにいかにも濃そうな色のスープと、麺eijiの「濃豚つけBUTO」ほどじゃないにせよ、かなり太い麺の入ったラーメン。佇まいからして既に独創性豊かなものに見えます。具は、かなり大きなチャーシューと、大ぶりなメンマ、ネギ、さらには背脂がスープの上に浮いています。そういえば、「麺屋武蔵」のスープはとんこつベースではなかったので、外見はずいぶん違うなと思いました。

食べてみると、スープはとても濃厚なんですが、塩気が思いのほか少なくて、後味に魚のアラが由来していると思われるコクというか苦味を感じます。このコクと苦味がおそらくはこのラーメンの最大の特徴で、これは病み付きになる深い味わいです。スープの中でアラがこれほど主張しているにもかかわらず、生臭さが表に出てこないところがすごいですね。とんこつスープに関しては完全に脇役に徹していて、アラの刺々しい部分を緩和してまろやかにする働きがあったように感じました。本来ならとんこつが強く主張してくるスープが好きなんですが、今回ばかりはアラが主役で良かったです。

麺は、ゴリゴリとした歯応えがあって角のあるストレートの太麺で、アラのダシの効いたスープに負けない強い存在感がありました。いや、主張の強さでいえばスープよりも麺の方が強いかもしれません。この麺もスープ同様に他の店では食べたことのない味で、とてもインパクトが大きくておいしかったです。

具はなんといってもチャーシューの大きさに目を引きました。食感は固くてパサパサしているのですが、チャーシューはやわらかければ良いというものではないと身をもって示しているような存在感で、豚肉特有の固さをかえって武器にしていて、アラのスープをよく吸っていてこれもうまかったです。



まぁこれだけおいしければ、カロリーやら健康やらを気にしつつも当然の如くスープまで全部飲み干しちゃいますね。(当然のように別に注文していた)白ご飯との相性もバツグンのスープでした。私としては、やっぱり麺eijiの濃厚なとんこつスープが好みに合致していて好きですが、ラーメン全体の完成度でいえばこの店は群を抜いていますね。本当によくできているラーメンだと思います。「札幌ラーメン=みそラーメン」との固定観念が一般化している中にあって、この店の味はみそラーメン以外で強く全国に発信できる個性があると思います。まさに宝物ですね。使っているのが、北海道の食の代表である海産物のアラってところもいいじゃないですか。ラーメン好きみんなで大切に支えていきたいお店です。ってか人気店なので私が支える必要もないですけど(笑)。

難点をいえば、席に着くまでも、そしてラーメンが出てくるまでも、とても時間を要したこと。厨房を覗いているととても丁寧にスープを作ったり麺を茹でたりしてくれているのでしょうがない部分もあるのですが、並んでいることを考慮しても待ち時間が長いです。店員さんはたくさんいるものの、ラーメンを作っているのは結局店主一人だけなので、ちょっと14席という席数には無理があるのかなと感じました。これは私が行った10年近く前の「麺屋武蔵」でも共通するものでした。

もうひとついえば、どうも店員さんが店主さんにビクビクしながら動いているように見えたこと。決して怒鳴ったり不機嫌になったりしている店主さんではないのですが、客のこちらが緊張してしまうピリピリムードでした。東京でラーメン店巡りをしていた時も往々にして見慣れた光景ではありますが、ラーメン店だからこの雰囲気が特別に許されるというものでもないように思います。店舗の構造上どうしても店員さんの姿が見えてしまうので、和気藹々とした空気が欲しかったです。店員さんが店主さんの空気を読もうとするあまり、少し客への挨拶が欠けている店のような印象も受けました。気持ちの良い接客とは言えませんでした。もちろんこの雰囲気によって、店主さんの職人としてのプロ意識は十分に伝わってきましたけどね。

次は一番人気の「あらとん つけ麺」をいただこうかと思っています。つけ麺には「あら盛」(180円)という、通常の3倍の麺の量を設定できるそうですが、ちょっと私には食べきれる自信のないすごい山盛りだったので、普通の量で食べようと思っています。次回も楽しみだなぁ。

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麺eiji 「冷製鶏塩」



最近はカップ麺を食べつつも、平岸のラーメン店「麺eiji」がすっかり気に入ってしまって、週に1回くらいは通っています。普段は「濃厚魚介豚骨塩」を食べているのですが、今回は夏の限定メニュー「冷製鶏塩」を食べてみることにしました。





出てきた一杯は、到底ラーメンとは思えないかなりお洒落な見た目。器もお洒落です。なんでしょうねこのセンスは。店のご主人はたまたまラーメン作りに従事してらっしゃいますが、これがラーメンじゃなくて他の料理だったとしても、または食べ物じゃなくてセンスを問われる仕事に従事していたとしても、きっと成功する方なんだろうなと感じました。900円という値段はラーメンとしては高価ですが、この見た目だけでちょっとした高級料理を食べる感覚になるので、リッチな良い気分になりますね。

それでは早速食べてみましょう。まずはスープから。冷たいスープとわかっていても、やっぱり不思議な感覚です。もっと鶏の味がするのかなと思いましたが、しお味が勝っていて、溶かしたトマトのジュレと茗荷の味が強くてあまり鶏の味がしませんでした。ただ、抱きしめたらポッキリ折れてしまうようなはかないあっさり味は、放っておけずについつい飲み続けてしまう魅力がありました。

麺はかなり太い平打ちで、まるできしめんのようです。モチモチしていておいしいのですが、スープ命の私の好みとしては、このあっさりスープだとちょっと麺が存在を主張しすぎてしまうので、細い麺の方が良いんじゃないかと思いました。ただ、あくまでスープや具を脇役と捉えて麺を食べるものだと割り切って考えれば、これはこれで麺の味が引き立つ良い感じではありましたね。

具は、一番上の写真に書いている通り、トマトのジュレ、鶏挽き肉煮、なめこ、オクラ、水菜・・・などなど。非常に彩り豊かでうれしくなってしまいます。その中でもトマトのジュレはかなりおいしかったです。酸味を強く主張するわけではないのですが、トマトの旨みが凝縮されていて、控えめなしお味のスープとよくマッチしていました。また、なめこのしお味も心地よかったですね。900円はちょっと高いと思われるかもしれませんが、実際食べてこれだけの材料を使われているのを目の当たりにすると、この値段で大丈夫かな?と思ってしまうくらいゴージャスなものでしたね。

お気に入りのお店のラーメンなのでついつい褒めるところばかり書いてしまいたくなりますが、贔屓の引き倒しになるのは嫌なので、ちょっと思ったことを書いてみます。スープ、麺、トマトのジュレをはじめとする具のすべてが、とても考えられていて素晴らしいのですが、食べ終わった印象としてはどうもひとつひとつのパーツが独立して存在し、総和として足し算ではない何かを生み出すという感じではありませんでした。パーツが優れているのでおいしい一杯であることに間違いはないのですが、足し算以上の何かが欲しかったところです。濃厚魚介豚骨麺ではそれができているので、きっとこの一杯も練っていけば大きくなる存在だと思うんですよね。

あともうひとつ。「冷製鶏塩」と銘打つからには、もうちょっと鶏の存在を明確に前に出すべきかと思いました。他の方のブログ等を拝見すると、どうやら昨年の方が今年よりも鶏の味が強いスープだったようで、やっぱり鶏塩というからにはその方が良いと思います。具の鶏挽肉もちょっと弱かったので、他の具財を削ってもちょっと存在を主張できる鶏肉を使用してみるとか手はあると思います。

逆に、鶏塩の看板を下げ、トマトのジュレを前面に出す方法もあると思います。今年のものは昨年より鶏の味が弱くなったというのが本当ならば、ご主人の考えとしてその方が良いと思ったのでしょうし、きっとそれは間違いじゃないと思うんです。このジュレには果てしない可能性があると感じたので、冷製ではない他のラーメンにも絶対使えると思うんですよね。冷製や温製に関わらず、バジルとか使って思いきりイタリアンにしてみても面白いと思います。東京で流行っていて札幌では見かけないトマトラーメンっぽいものでも良いですよね。先見性のありそうなご主人なのでその当たり既に目をつけている可能性が高そうですけどね。他の店にはない大きな武器なので、有効に活用してもらいたいなぁと、店のファンとしては強く思います。

素人がウダウダ書いたことで不快に感じた方もおられることでしょう。大変申し訳ありません!なんだかとてつもない大きな可能性がありそうな一杯だったのでついつい熱くなってしまいました。ただ、現状でも本当に満足できる一杯なのは間違いないです。濃厚系が好きでeijiに行かれている方だと軽く肩透かしを食う感じのあっさりラーメンですが、それでも何かを感じられる秀逸なラーメンだと思います。
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らーめん 山嵐 「白スープ(背脂豚骨)」

ある日の昼下がり、この日も札幌地下鉄南北線平岸駅に降り立ち、悠々と週一回の来訪が決まりとなりつつあるお気に入りの店「麺 eiji」に向かいます。店のそばまで行くと、店の前に人だかりができています。隣のお弁当屋さんに並んでるんだろうくらいの気持ちで近づいていくと、当の「麺 eiji」の前に行列ができているではありませんか!後に予定が入っていたので並ぶわけにもいかず今日はラーメンなしかと途方に暮れていると、そういえば同じ平岸駅近辺に我が「ひたすら食いまくる会」神奈川支部長の友人氏がオススメするお店があったことを思い出しました。急遽踵を返し、その店に向かうことにしました。

その店の名前は「らーめん 山嵐」。平岸駅からは歩いて10分程度、「麺 eiji」からは7~8分程度だと思います。eijiに比べると席数は多いものの、同等もしくはeijiを凌ぐ人気を誇る店なので入れるかどうかとても不安でしたが、すんなり入ることができました。私が入った後に待ち客が増えていたのでホントに今回は運が良かったんだと思います。

お店は、平岸から環状通りを中の島方面に向かう途中右側にあり、札幌都心部からだと左側になりますね。隣が空き地なのでぽつんと一軒建ってるように見えます。駐車場スペースは店の前と横合わせて5台程度分あるでしょうかね。でも、私が行った時はすべて埋まっていました。

店内は今風の木を前面に出すデザインのボクトツな感じの内装で、席はカウンターとテーブルあわせて12席ですが、スペースは広めで待合席もあるので、中でゆっくり待つことができます。私が行った時は店員さんが3人いて、なかなか元気の良い応対で好感持てました。

さて今回注文したのは「白スープ(背脂豚骨)」。山嵐の定番メニューです。他には、白スープに魚粉の入った「海スープ」などがありましたが、詳しくはチェックし忘れました。でもこの「海スープ」の存在も気になるんですよねー。



ほとんど待たされることなく出てきた「白スープ」が↑。薄白のスープの上に大量の背脂がのっています。カップ麺では見たことがありますが、ラーメン店でとんこつ+大量背脂の組み合わせは初めて見ました。他では食べられなそうなこういう一杯は食べがいがありますなぁ。具は、チャーシュー、浅葱、キクラゲ、キャベツ。キャベツ以外の具はまさにとんこつラーメンって感じですね。逆に言えばこの店の具の一番の特徴はキャベツってことですかね。



スープは臭みのないあっさりとしたとんこつスープなのですが、表面の大量の背脂がこってり感と甘さを出しています。見た目だけではなく味も今まで食べたことない感じでした。私の好み的に言えばもっとこってりなとんこつが好みですが、この背脂の味を最大限に活かすにはこれくらいのくどみのないとんこつが良いのかなと思います。とてもおいしかったのですが、背脂一辺倒の感があるので最後の方はちょっと飽きてくるかもしれません。

麺は上の写真でわかるとおり、太いストレート麺。まるで家系の麺のようでしたが、家系のよりもモチモチ感と甘みがあるように感じました。ただこれはスープの影響もあってこう感じたのかもしれません。とてもおいしい麺で、背脂とんこつスープとの相性も良かったです。ただ、背脂やとんこつスープの味をもっと楽しみたい場合は、極細麺も注文できる(しかも替玉もできる)のでそちらの方が良いかもしれません。

具は、キャベツがやはり印象的でしたが、スープと背脂だけでも結構甘みがある上にキャベツも甘いので、後半の飽きにつながった理由はこのキャベツにもあるかもしれません。ただ、浅葱やキクラゲは見た目にも味にもとても良かったですね。

とても印象に残るインパクトのあるラーメンで、背脂ってこんなにおいしいのかと再認識しましたし、甘さや柔らかさの感じられるとてもおいしいラーメンでした。次回は魚粉入の「海スープ」も食べたいと思います。麺eijiでの新発見に続いて、今回もとてもおいしいラーメンに巡り会えて幸せでした。どちらも同じ平岸地区にあるところが凄いですね。我が家からは距離があるので足繁くは通えませんが、あったらあったで食べすぎてしまうので、かえって遠くて良かったのかな?これからは平岸駅に着いても両店のどちらに行こうか悩んで決まらないなんてことがありそうです。
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