京都一乗寺の人気ラーメン店「極鶏」のメニュー「赤だく」を再現したカップ麺

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺屋 極鶏 赤だく」。2018年10月29日発売の新商品です。京都一乗寺の人気ラーメン店「麺屋 極鶏」で供されているメニュー「極鶏 赤だく」を再現したカップ麺です。

麺屋 極鶏」は、ラーメン激戦区である京都一乗寺にある人気ラーメン店で、濃厚な鶏白湯が特徴。その濃厚さはポタージュと称されるほどで、濃厚でドロドロしたスープとなっています。今回のカップ麺で再現されているのは、濃厚な鶏白湯に唐辛子などで辛みをあわせた「極鶏 赤だく」で、お店のメニューには他に「鶏だく」、「黒だく」、「魚だく」があるそうです。極鶏4兄弟ですね。でも、おそだくとかカラだくとかチョロだくなどはいないようですよ。残念。

カップ麺としても「麺屋 極鶏」の再現商品はこれまでに2回、今回と同じ東洋水産から発売されており、2016年と2017年にいずれも看板メニューの「鶏だく」が再現されていました。「鶏だく」さんはおそらくおそ松さんみたいに長男で主役的な存在なのでしょう。今回は次男坊の「赤だく」さん。あっちの次男はカラ松さんなので、なんかちょっと似てるかも。赤だくとから(辛)松。すいません。過去2度再現された「鶏だく」は、ドロドロした鶏白湯スープはおいしかったものの、あの本気盛譲りの太い麺が主張しすぎていて、スープと麺のバランスがあまり良くない印象でした。今回の商品は麺に改善が見られるかどうかが天下分け目の赤壁の戦いになるのかなと思います。まぁ赤だくですしね。火計じゃ!連環の計じゃ!!東南の風が吹いた!頑張れ周瑜氏!



商品概要



大量の粉末スープと細かいかやくで表面が覆われています。これは濃厚そうだ。唐辛子もたくさん見えるので、かなり辛そうですがどうなんでしょうか。

品名:マルちゃん 麺屋 極鶏 赤だく
メーカー:東洋水産
発売日:2018年10月29日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(特製油)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ローソン)

栄養成分表

1食109g(めん80g)あたり
エネルギー:521kcal(めん・かやく410kcal スープ111kcal)
たん白質:10.6g
脂質:26.9g
炭水化物:59.2g
食塩相当量:5.9g(めん・かやく2.9g スープ3.0g)
ビタミンB1:0.92mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:207mg



辛味のアクセントがドロドロで濃厚な鶏白湯スープを食べやすくしている

スープは「鶏肉の旨味と唐辛子の辛味を利かせた濃厚な鶏白湯スープ」とのこと。「極鶏」のスープらしく、濃厚な鶏の旨みが感じられる鶏白湯スープで、別添の特製油を入れると表面が赤く染まります。まさに火計。風が変わった。

過去2回発売されている「鶏だく」を再現したカップ麺のスープと遜色ないレベルでドロドロした鶏白湯スープです。いやー濃厚濃厚。鶏って甘いのですね。私の考えみたいに。この濃厚な甘みを感じる鶏白湯スープに、別添の「特製油」によって、赤い色の油が加わり、辛みが増す構成となっています。とは言っても真っ赤な割にそれほど辛くないです。せいぜいピリ辛程度で、ごく一部に火をつけることで、火計自体の威力よりも、火によって敵兵を混乱させる作戦のようですね。真っ赤ですが辛さの効き方はアクセント程度で、鶏をじっくり味わえる程度に留まっています。

お店で供される「赤だく」も、大量の唐辛子がふりかけられていて見た目はとんでもない激辛ラーメンでも、実際食べると鶏白湯と相殺されるのかそれほど辛くないようなので、今回のスープは見た目と実際の辛さのギャップの再現性は高いのではないかと思います。

辛味がアクセントになることで、鶏のスープを飽きずに最後まで楽しめ、「鶏だく」の時よりもだいぶ食べやすいスープなのではないかと思います。お店の一杯だと素材の良さとか調理したばかりの臨場感だったりとか、いろいろ売りにできる部分があるでしょうが、カップ麺だとそのあたりに限界があり、ずっとドロドロした鶏ばかりだと厳しい部分はあるのですが、今回は適度に辛みをつけることで、より箸が進む形になっていて素晴らしいと感じました。鶏の甘さとピリ辛のマッチングいいですね。



前作までの麺から細くなり、スープとのバランスが改善



麺は「スープとの相性がいい、食べごたえのある角麺」とのこと。中太程度で縮れのある油揚げ麺です。ドロドロしたスープと合わせて、スープを拾いやすい形状になっています。

前作までの「鶏だく」で使われていた「本気盛」譲りの太い麺から、形状は似ていてもひとまわりふたまわり細い麺に変更になっていました!!どうせあのふっとい麺でしょ?と最初から諦めていたので、これは僥倖。さすが孫呉随一の智将!さすが長男!周瑜なのかおそ松なのかどっちかにしろ!すいませんうれしくて我を忘れました。

ともすれば太すぎる麺が飽きの要素となってしまっていた前作までとは異なり、するすると口に入っていく細さに変わったことで、スープとの相性も格段に良くなったように感じました。縮れのある麺でスープをよく拾うため鶏白湯強めのバランスになりますが、それでこそ鶏白湯ポタージュですよね。これでいいと思います。鶏白湯の甘みを今回強く感じたのは、相対的にスープの威力を増させたこの麺の変化も大きいでしょう。

鶏挽肉が鶏白湯の味を増強し、赤唐辛子の風味がスープとよくあっていた



具は「味付鶏挽肉、唐辛子、ねぎ」とのこと。3種類の具がいずれも細かい形状で入っていて、なかなか具だくさんに見えます。

お店の一杯にはチャーシューが入っているようですが、今回のカップ麺に入っているのは鶏挽肉。ちょっと担々麺っぽさがあります。お店にはないであろう効果として、鶏挽肉の鶏の旨みが鶏白湯スープをうまく補強しており、スープと挽肉の組み合わせはなかなかのものがあります。細かい挽肉なのでスープに混ざりやすいのも良かったです。

そしてたくさん入っている唐辛子は挽肉以上に威力があると感じました。スープ同様、辛さはあんまりないのですが、赤唐辛子の辛さじゃなくて野菜的な味の部分、ピーマンやししとうに共通するよう野菜の風味が強く出ていて、この唐辛子の味が鶏白湯スープとベストマッチ。さりげなくこれはギンギラギンクラスでしょう(古)。たまにうまいペペロンチーノを食べた時にこういう味に巡り合うのですが、なんかこの味の表現難しいです。赤唐辛子オイルの味。青唐辛子の青臭さともちょっと違うんですよね。赤唐辛子の野菜の味ってことで伝わると助かります。辛くないがゆえにおいしさがわかりやすく光ります。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★★☆☆☆☆(6)
濃厚な鶏白湯が特徴の「麺屋 極鶏」の味に唐辛子の辛味を効かせた「極鶏 赤だく」の再現商品でしたが、いろいろ光るところが多くてピッカリ眩しい一杯でした。まず鶏白湯がしっかり濃厚なこと。その土壌の上で辛味がアクセントを効かせることで、濃厚ながら食べやすいスープに仕上がっていました。そして麺が細くなったこと。これも麺が出しゃばりすぎることなくスープを立て、その効果は大きかったです。また、鶏白湯の味を増強する鶏挽肉、さらには鶏白湯とベストマッチの赤唐辛子の風味も素晴らしかったです。これは良作でしょう。色んな味が作用して、最終的には鶏白湯の甘みが際立つ商品でした。おすすめです。

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