リニューアルされた「凄麺」シリーズの名作「熟炊き博多とんこつ」

今回のカップ麺は、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」。2018年10月8日にリニューアル発売された、「凄麺」シリーズの商品です。このブログでこれまで何度も食べてきている「凄麺」シリーズの名作カップ麺を改めて食べてみたいと思います。



今回の「熟炊き博多とんこつ」が気になった理由として、上の画像では少しわかりにくいかもしれませんが、リニューアル後の左のパッケージに写っているラーメンの色が、右のリニューアル前のパッケージよりちょっと黄色いんですよね。右はちょっと赤味がかった白なのに対し、左は黄色味がかった白。ひょっとするとだいぶスープが変化しているのではないかと思ったわけです。単なる撮影時のライティングの違いかもしれませんが、リニューアル「前」「後」の商品を比較することで、違いがあるのかを検証していきたいと思います。



商品概要



左がリニューアル「後」で右がリニューアル「前」。比べてみると内容物にいろいろ変化があることがわかります。まずはかやくですが、紅生姜がオミットされ、代わりにネギが後入れの別添袋として付いています。「後」商品はそのネギの袋の中にすりごまが入っているのに対し、「前」商品はチャーシューとキクラゲが入っている袋に入っており、リニューアル「後」商品の方がごまの量は多そうです。「前」商品のネギは粉末スープの中に入っています。液体スープは両者同じ包装ですが、中身は果たして同じなのでしょうか。



かやくのみ入れた状態で麺の比較。麺は両者同じのように見えます。おそらく麺には手が入っていないのではないかと思われます。あのとんこつラーメンとしては少し多加水でつるみの強い独特の食感が今回も楽しめるのではないでしょうか。あと、チャーシューは「前」に比べて薄くなり、少し小さくなったように見えました。

品名:ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
メーカー:ヤマダイ
発売日:2018年10月8日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・後入れかやく)
定価:税別210円
取得価格:税込203円(イトーヨーカドー)

栄養成分表

リニューアル「前」商品
1食105g(めん60g)あたり
エネルギー:350kcal
たん白質:11.9g
脂質:9.5g
炭水化物:54.3g
食塩相当量:7.6g(めん・かやく1.5g スープ6.1g)

リニューアル「後」商品
1食104g(めん60g)あたり
エネルギー:354kcal
たん白質:14.6g
脂質:9.6g
炭水化物:52.4g
食塩相当量:7.1g(めん・かやく0.4g スープ6.7g)

カロリーはリニューアル「後」がほんの少しだけ大きくなっています。たんぱく質と脂質は「後」が大きく、炭水化物と塩分は「前」が上回っています。根拠はないのですが、これまでの経験則だと、炭水化物や塩分の増えるリニューアルはコストカットのイメージが強く、今回その真逆のリニューアルなので期待できそうな気がしています。

完成後写真の比較



リニューアル「後」商品の完成写真。後入れのネギとごまがかなり目立っています。ネギは比較すると肉厚ですね。



こちらはリニューアル「前」商品。こちらは「後」には入っていない紅生姜が大きな特徴。液体スープの色が「後」に比べると黒っぽくて、外装は両者同じでも中身が違っているように見えました。その結果、スープの色も「後」より「前」が黒っぽくて、表面に浮く油が多めでした。栄養成分表の脂質は「後」が勝っているのですが、浮いている油の量は「前」が多いように見えました。また、写真からは分かりづらいですが、チャーシューは大きさや厚みが「前」が上回っており、キクラゲの量もちょっと多かったです。



骨感の増したあっさりとんこつスープで、すりごまと合わせてまろやかな味

スープは「(福岡県の一番食品株式会社と共同開発)炊き出し感と豚骨のまろやかさのあるポークエキスをふんだんに使用し、畜肉の旨味と香り、かえしの甘さとコクをブレンドした豚骨スープ」とのこと。あっさりめながら、ほのかにとんこつ臭と感じられるしょうゆ味のスープで、とんこつ臭とまろやかさを両立しています。

あっさりなとんこつスープという点はリニューアル「前」「後」共通していますが、比較してみると「前」はしょうゆの濃さや豚脂の風味が強く感じられるのに対し、「後」は骨の味を強く感じるスープになっています。これはだいぶ変化が見られますね。しょうゆと豚脂の風味でパンチが強いのが「前」、じわじわと骨の旨みを感じるのが「後」で、人によって好みの分かれる変化なのではないかと思います。私はとんこつスープには骨の味を求めるので「後」の方が好きで、今回のリニューアルは良化したと感じられました。

ただ、「前」「後」の味の違いは、具として入っている紅生姜とすりごまの違いの方が大きく感じられます。「前」は紅生姜の味が溶け出してしょうゆ味と組み合わさることでパンチが増すのに対し、「後」はすりごまと骨の味が合わさってよりまろやかな味に仕上がっています。どっちもおいしいですが、よりとんこつラーメンらしさを感じるのは「後」の方かなと思います。

とんこつラーメンとしては多加水でつるみのある極細ノンフライ麺

麺は「博多豚骨ラーメンらしさを麺質で追及した本格細ストレートノンフライ麺」とのこと。極細ストレートのノンフライ麺です。

とんこつラーメンは低加水麺であることが多いですが、「熟炊き博多とんこつ」の麺は以前からつるみの強い多加水気味の麺が使用されています。今回の麺もその特徴を踏襲しており、リニューアル「前」「後」で特に違いは感じられませんでした。両者同じ麺だと思われます。

あっさり味のスープとのバランスはよく取れており、スープと麺の相性は抜群。極細麺なのでとんこつラーメンの雰囲気がかなり出ており、スープの骨の味と合わせて本格感が強いです。これで定価税別210円というのはなかなかすごいことなのではないかと思います。他社製品でこういう商品はそうそうお目にかかれない味と価格のバランスです。

チャーシューは小さくなりキクラゲも量は減ったが、ねぎとすりごまの量は増した

具は「先入れ チャーシュー、キクラゲ」、「後入れ 小ねぎ、すりごま」とのこと。とんこつラーメンの基本となる具を揃えており、特にネギの多さが大きな特徴です。

すでに上でも書きましたが、チャーシューは小さくなり、薄くなってしまいました。もともとそんな大きなチャーシューではないものの、さらに小さくなっています。肉感はそれなりにあるものの、厚みがない分「前」よりも減退していました。また、キクラゲの量も少し減ってしまっていて、もっと量が欲しかったですかね。

一方で、ネギは量が増し、ひとつひとつに厚みがあってみずみずしくなりました。これは明らかな良化。素晴らしいです。またすりごまの量もかなり増えていて、スープのところでも書いたように、ごまの風味がスープの味を決定づけている感がありました。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
今回のリニューアルでは、スープの味がだいぶ変わった印象で、豚脂の風味やしょうゆの濃さが抑えられた一方、あっさりながら骨の味が強く感じられるようになりました。また、具のすりごまの増加によって味に大きな影響があり、骨の味とすりごまが組み合わさることで、以前よりまろやかなスープに仕上がっています。具のチャーシューやキクラゲにはコストダウンの影響が見受けられたものの、ネギやすりごまは増えており、全体としてはリニューアルで良化したと言って良いのではないかと思います。★6に限りなく近い★5。これで210円は安いです。

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