「鍋料理」に着目した「水炊き風」の麺職人

今回のカップ麺は、日清食品の「日清麺職人 水炊き風鶏だしそば」。2018年10月22日発売の、「日清麺職人」シリーズの新商品です。今回の「麺職人」は「鍋料理メニュー」に着目し、今回の「水炊き風」と近日レポ予定の「火鍋風」が同時発売となっています。

以前の「麺職人」シリーズは、ノンフライ麺を使用しながらもお手軽価格で食べられるカップ麺という位置づけでしたが、安価で食べられるノンフライ麺商品が増えたことにともない、最近の「麺職人」は女性をメインターゲットに置いたヘルシー志向のカップ麺という位置づけに変わっています。健康に良いとされる全粒粉入りの麺を使用するようになったのもその現れでしょう。今回の「鍋料理」のチョイスも「女性に人気」という理由のようです。以前よりもあっさり味、さっぱり味の傾向が強まり、昔の「麺職人」ファンとしてはちょっとさみしくもありますが、これも時代の流れでしょうかね。

水炊き」を題材にしたカップ麺は以前はほとんど見かけませんでしたが、最近は増加傾向にあります。ヘルシーなイメージの鶏肉のブームに加えて、鶏白湯ラーメンの爆発的なヒットも相まったことが理由でしょうか。今回の一杯には水炊きらしい強い鶏の旨みに期待したいところ。果たしてどんな一杯になっているのか楽しみです。



商品概要



品名:日清麺職人 水炊き風鶏だしそば
メーカー:日清食品
発売日:2018年10月22日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:2袋(後入れ液体スープ・かやく)
定価:税別180円
取得価格:税込138円(コープ)

栄養成分表

1食88g(めん65g)あたり
エネルギー:287kcal(めん・かやく257kcal スープ30kcal)
たん白質:7.3g
脂質:5.3g
炭水化物:52.5g
食塩相当量:5.8g(めん・かやく1.7g スープ4.1g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:141mg

カロリー287kcalで低め。麺職人シリーズは一貫して300kcal程度のカロリーに抑えられており、油をあまり使わないノンフライ麺を使用する利点を活かしているように思われます。



厚みのある鶏のだしが後味としてじわじわ効いてくるしお味のスープ

スープは「口当たりはあっさりとしていながらも、あとから濃厚な鶏のうまみが口の中に広がる塩スープ」とのこと。鶏のだしを強く効かせたしお味のスープです。おそらくは、鶏ガラ、鶏肉、鶏油といった複数種の鶏があわさり、太い鶏のスープを形成しています。鶏の旨みに加え、鶏油由来と思われるやわらかさも併せ持っています。

基本的にはあっさりしお味のスープで、ほぼ鶏の味しか効いていない単調な味ではあるのですが、上の説明でもある通り、じわじわと鶏の強さが口に広がり出し、あっさりなのに濃厚感が出てくるスープです。今回は鍋料理に着目した「水炊き風」のスープではあるものの、それほど鍋料理とか水炊きを意識することもなく、普通に鶏のだしの効いたしおラーメンのスープとして違和感のないデキでした。

鶏の厚みを持たせた深みのあるスープであるとともに、脂質を抑えたいかにもヘルシーな味に仕上がっています。油分は最低限の鶏油の使用に抑え、厚みのある鶏だしで旨みをカバーするやり方は、「麺職人」シリーズの真骨頂なのかなと思います。カップ麺の世界でも健康志向がもてはやされる時代になってきていますが、健康志向であることを喧伝せずとも低カロリーな、いわゆる「さりげなく健康志向カップ麺」は今後増えていくのではないでしょうかね。あ、いわゆるとか決め顔でそう言ってますが、もちろん「さりげなく健康志向カップ麺」なんて言葉は今作りましたよ。



全粒粉の入ったノンフライ麺が、あっさりなスープの中で甘みを際立たせている



麺は「"全粒粉" を練り込むことで小麦本来の風味が感じられる、しなやかなノンフライ中細ストレート麺」とのこと。最近の「日清麺職人」ではおなじみの、全粒粉が入っていることが視認できる中細ストレートのノンフライ麺です。鶏の澄んだスープの中で、麺の黄色が映えています。

全粒粉入りの影響で地の麺の風味を強く感じ、自然な甘さが光ります。麺の優秀さももちろんのこと、スープがカロリーを抑えたあっさり味であることも大きく影響しており、スープの主張が強くないからこそ感じられる麺のおいしさ。麺がスープに多少勝ったバランスになっていますが、これが油揚げ麺だったなら油揚げ麺臭によってスープの味がわからなくなってしまうところ、ノンフライ麺を使用する「麺職人」シリーズだと麺の甘みが光る構成となリます。

スープにはだしや旨みを効かせても、高カロリーになりがちなパンチのある強い味にはせず、全粒粉を使用したノンフライ麺の甘みを相対的に際立たせるという、低カロリー&麺の魅力を両取りした巧みな組み合わせになっているように感じました。おそらく最近の「麺職人」シリーズの狙いは常にそこであり、今回は鶏だしのスープが効果的でその狙いがしっかりハマった印象です。鶏の味わいが深く、ヘルシーであり、そして麺がうまい。これはしてやったりでしょうなぁ。

具は4種類入っているがどれも存在感があまりない

具は「キャベツ、ミンチ肉、ネギ、赤唐辛子」とのこと。基本的に最近の「麺職人」シリーズは具をほとんど捨てている印象ですが、今回も量が少なく充実しているとは言えません。水炊きなので鶏肉主体と思われる肉そぼろは入っているものの、量が少なくあまり存在感がありません。

他に入っているキャベツやネギ、赤唐辛子なども申し訳程度にしか入っておらず、具に期待して買うならやめた方が良いと思います。以前から言ってますが、中途半端に具を入れるくらいなら、その分のコストをスープに割いちゃって、もうかけラーメンで良いのではないかと思いますがどうでしょうか。やっぱり具はないとさみしいですかね。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
鍋料理に着目した水炊き風の麺職人新商品でしたが、特に水炊きを意識することなく、鶏の厚みを感じるしお味のスープに仕上がっていました。食べてすぐより後味の広がりが印象的な鶏だしです。スープに合わせる全粒粉入りのノンフライ麺はあっさりスープの中で旨みや甘みが際立ち、鶏だしのスープとの相性の良さも印象的でした。具の少なさは相変わらずですが、脂質の少ないヘルシーなスープでありながら、鶏や麺の旨みがしっかり感じられる良品です。同時発売の「火鍋風」も近いうちに食べたいと思っています。



話は全然関係なくなりますが、昨日のプロ野球ドラフト会議。皆様のご贔屓のチームの首尾はどんな感じだったでしょうか。我がGチームは原新監督が立て続けに抽選を外してしまい、根尾選手や辰巳選手といった目玉選手を取り逃してしまいました。ただ、ドラフト2位で指名権を得た明秀日立の増田陸選手、私は今年のセンバツで見て一目惚れしていて、彼を指名できたのがとにかくうれしかったです。このブログでも夏前あたりにちらっとどこかで増田選手のこと書いていた気がします。監督が高校時代の坂本選手も指導していたため比較の引き合いに出されていますが、フルスイングの力強さはSチームの山田選手の方が近いのかなと思っています。来年からプロ野球を見る楽しみがひとつ増えました。3年前のドラフトで期待していたBチームの吉田正尚選手も今年ブレイクしたので、彼らにはこれからもチームオサーンとして頑張ってもらいたいものです。チームオサーンってなんだ?

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