「味噌麺処花道」のメニュー「煮干し辛味噌ラーメン」を再現したカップ麺

今回のカップ麺は、寿がきや食品の「花道 煮干し辛味噌ラーメン」。製造は加ト吉水産。2018年10月15日発売の新商品で、東京野方にあるラーメン店「味噌麺処花道」監修によるカップ麺です。「味噌麺処花道」監修のカップ麺は、2010年あたりから寿がきや食品から毎年発売されています。

味噌麺処 花道」は、東京野方にあるみそラーメン専門店で、お店の看板メニューである「味噌ラーメン」をはじめ、「辛味噌ラーメン」や「味噌つけめん」、みそ味の「あえ麺」といった、みそ味のバリエーションを中心に展開しています。野方は私の大学時代に友人が住んでいたのでよく行ったことがあって、その当時は野方でラーメンと言えば「野方ホープ」でしたね。背脂系のラーメンの出始めあたりの頃で、結構行列ができているのを何度か目にしました。今も野方は結構なラーメン激戦区のようで、今回の「味噌麺処花道」を始め、人気店が軒を連ねています。あの「無鉄砲」のつけ麺専門店もあるそうです。

これまでにも「味噌麺処花道」のカップ麺では、辛味噌ラーメンなど辛い商品が出ていましたが、今回はお店にあるメニューの「煮干し辛味噌ラーメン」を再現。お店のメニューであると同時に、寿がきや食品の大ヒット商品「辛辛魚」にも寄せてきている気配を感じます。なにせ激辛+魚介ですからね。毎年だいたい1~2月発売の「辛辛魚」から半年間を空けての同系商品で、新たなヒットを狙っている感じがします。お店の「煮干し辛味噌ラーメン」はこの夏に新しく加わったメニューとのことで、カップ麺用に用意されたメニューなんじゃないかとついつい勘ぐってしまいますが、流石にカップ麺側からしか見ていない人間による浅はかな考えでしょうか。

それでは激辛と魚介の組み合わせの新商品、しっかり食べてみたいと思います。



商品概要





品名:花道 煮干し辛味噌ラーメン
メーカー:寿がきや食品(加ト吉水産製造)
発売日:2018年10月15日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく入スープの素)
定価:税別260円
取得価格:税込281円(ローソン)

栄養成分表

1食157g(めん75g)あたり
エネルギー:515kcal(めん・かやく334kcal スープ181kcal)
たん白質:16.3g
脂質:17.4g
炭水化物:73.0g
食塩相当量:9.2g(めん・かやく2.6g スープ6.6g)
カルシウム:220mg



やはり魚介と辛味の組み合わせは鉄板だった!

スープは「たっぷりの煮干抽出スープと濃厚豚骨味噌スープを合わせ、特製の煮干しラー油を加えた辛味噌スープに、ニンニクと山椒でアクセントをつけ」たとのこと。液体と粉末で魚介が強く効いたみそ味のスープで、唐辛子によって辛味も強いです。

とんこつベースのみそ味のスープに、液体と粉末でダブルの煮干しや唐辛子が強く効いています。特に魚介の存在感は強く、途中からこのスープがみそ味であることを忘れてしまいます。魚介と辛味の組み合わせは「辛辛魚」で示されている通り、どちらの存在も活かす素晴らしいコンビネーションで、今回のスープでもその威力は存分に発揮されていました。ただ辛いだけとか、ただ魚介が強いだけとかよりも、ずっと味に深みを帯びてくるように思います。「深み」とかお気楽に使っちゃったものの、表現としてはずいぶん浅いですよね。まぁ私自身の浅さはともかくとして、とにかく深みを感じました。



こちらは後入れの粉末。おそらく唐辛子や煮干し粉末の混合物です。「辛辛魚」と同じような感じだと思います。パッケージに「激辛で濃い!!」と書かれていて、実際濃いし辛いですが、辛さに関しては「辛辛魚」ほど辛くはなく、辛さレベルで言えば激辛の壁を超えない程度の印象でした。実際に辛味成分の唐辛子等が「辛辛魚」より少ないのか、もしくはスープのベースが「辛辛魚」のようにしょうゆではなく今回はみそなので、みそが辛味を抑制する効果があるからなのかはわかりませんでしたが、「辛辛魚」ほどの辛さは感じなかったです。

辛さは「辛辛魚」ほどではなかったですが、魚介と煮干しの組み合わせは鉄板で、とてもおいしかったです。カップ麺でももっと魚介と辛味を組み合わせた商品がどんどん出てもらいたいですね。スカイラブハリケーンかよってくらい圧倒的なコンビネーション。



麺の主張が弱くスープ一辺倒のバランスだが、魚介や辛味が強調されて悪くない



麺は「もっちりとした、食べ応えのあるノンフライ太めん」とのこと。中太で縮れのあるノンフライ麺です。「辛辛魚」で使われているものと似たような太さや形状の麺ですが、「辛辛魚」のように全粒粉は入っていません。

太めの麺ですが縮れがついているためスープをよく絡め取り、スープの味をより強く感じられる仕上がりになっています。もともとスープの味が強いので、スープ一辺倒のバランスになるのは「辛辛魚」と共通しています。スープの味を強く感じること即ちスープの魚介や辛味を強く感じられるということなので、これはこれで悪くないバランスのように思います。

お店の麺はもう少し太い上に丸麺なので、今回の麺とはだいぶ雰囲気が違いそうですが、スープを前面に押し出すという意図を考えれば、今回の麺は良い選択のように感じます。

具はニラのみで物足りない



具は「ニラ」とのこと。具はニラのみで、価格帯を考えればかなり物足りないです。

ネギしか入っていない「辛辛魚」同様、具はほぼ何も入ってないに等しい状態ですが、魚粉の入った別添粉末が具としてカウントされているのだと思われます。250円超えの価格設定を考えればもっと具は充実していて欲しいですね。「辛辛魚」の場合はもっと激しく辛いため、舌が麻痺しているうちに具が少ないことも気にならなくなりますが、今回は辛さが控えめで他に目が行く余裕があるためか、具の少なさが気になってしまいました。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
東京野方の「味噌麺処花道」のメニューを再現した一杯でしたが、魚介と辛味という鉄板の組み合わせは「辛辛魚」を思わせるものがあり、みそラーメン版「辛辛魚」の感がありました。ただ、「辛辛魚」に比べると辛味は控えめで激辛の壁は超えない程度なので、初心者版「辛辛魚」と言えるのかもしれません。いやそれでも十分辛いので注意が必要だし、辛いの苦手な人は食べられないと思います。単体でも十分おいしいし、来年初頭に出るであろう「辛辛魚」までのつなぎとしても良い商品だと感じました。

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