「緑のたぬきそば」発売当時1980年の味を再現したカップ蕎麦

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 復刻版 緑のたぬきそば」。2018年10月8日発売の、「赤いきつねと緑のたぬき」シリーズの新商品です。「赤いきつね」発売40週年を記念して発売された復刻版で、「緑のたぬき」発売当時1980年の味を再現した商品です。レポ済の「赤いきつね 復刻版」は東日本向けと西日本向けの商品が出ていて、このブログでは「東向け」を食べましたが、今回の「緑のたぬき」復刻版は東西の区別なく1商品のみの発売となっています。

今回もまた、「緑のたぬき」現行品と比べていきたいと思いますが、「赤いきつね」と同じように、私の住む札幌では「緑のたぬき 東」の販売がないため、コンビニ限定の「マルちゃん 緑のたぬき天そば ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)」を比較対象としました。それでは早速比較していきたいと思います。

商品概要



左が「緑のたぬき 復刻版」で右が現行品の「ぶ厚い特製天ぷら入り」。「赤いきつね」と同じく、現行品には七味唐辛子がついています。





両者ともに天ぷらが入っていますが、「復刻版」の天ぷらはえびの色が薄く、現行品はえびの色が濃いです。また、現行品のみ天ぷらに野菜らしき緑色が見えることがわかります。麺に両者違いは見られず、また粉末スープもそれほど大きな違いは確認できません。かまぼこは「復刻版」が5枚なのに対し現行品は3枚。「赤いきつね」でお揚げの違いがわかりませんでしたが、今回は天ぷらが明らかに違いがわかり、また「赤いきつね」では明らかに見劣っていた「復刻版」の具が、今回の「緑のたぬき」ではそれほど見劣りしていないように見えました。さすがに天ぷらの厚みは違ったものの、通常の「緑のたぬき 東」と比較できていれば大きさにそれほど違いはなかったものと思われます。

品名:マルちゃん 復刻版 緑のたぬき天そば
メーカー:東洋水産
発売日:2018年10月8日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(粉末スープ)
定価:税別180円
取得価格:税込127円(イオン)

品名:マルちゃん 緑のたぬき天そば ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)
メーカー:東洋水産
発売日:2018年9月3日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(粉末スープ+七味唐辛子)
定価:税別180円
取得価格:税込184円(セブンイレブン)

栄養成分表

マルちゃん 復刻版 緑のたぬき天そば
1食99g(めん72g)あたり
エネルギー:474kcal(めん・かやく438kcal スープ36kcal)
たん白質:11.6g
脂質:24.2g
炭水化物:52.4g
食塩相当量:5.6g(めん・かやく1.6g スープ4.0g)
ビタミンB1:0.35mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:158mg

マルちゃん 緑のたぬき天そば ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)
1食105g(めん72g)あたり
エネルギー:515kcal(めん・かやく476kcal スープ39kcal)
たん白質:11.6g
脂質:28.2g
炭水化物:53.7g
食塩相当量:5.8g(めん・かやく2.0g スープ3.8g)
ビタミンB1:0.39mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:158mg

麺量は両者72g。天ぷらの大きさの違いに伴って総カロリーはだいぶ違いますが、他の部分ではそれほど大きな差はありません。つゆに関してはカロリーでは現行品が、塩分では「復刻版」が上回っています。

完成写真の比較



こちらは「復刻版」。天ぷらが膨張して一面に広がっています。ちょっとふわふわした感じ。今回比較するした商品と比べてしまうと厚みで見劣りするものの、通常商品の「緑のたぬき」と比較するとそれほど大きさに違いはないように思います。薄い色の小えびが入っていて、他の具は見当たりません。かまぼこが5枚入っていて賑やかです。



現行品の「ぶ厚い特製天ぷら入り」。天ぷらは色の濃い小えびとのり天か野菜天らしき緑色のものが入っています。原材料見てもこの緑色がなんだかわからないんですよね。「復刻版」に比べるとがっちりした形状の天ぷらです。つゆの色や麺の形状に大きな違いは見出だせませんでした。



しょうゆの濃さとキレの「復刻版」に対し、現行品は出しの甘みを感じるつゆ

つゆは「かつお節のだしをベースに、濃口醤油を利かせたそばつゆ」で、「七味唐辛子入り」とのこと。濃口しょうゆのキレと香りが強めに感じられるつゆで、かつおだしは控えめ。甘みがあまりないキリッとしたつゆとなっています。

比較対象の現行品のつゆも東日本向けなので濃口しょうゆで色の濃いつゆなんですが、実際比較してみると、「復刻版」のつゆの方がしょうゆの味が濃く、一方で現行品のつゆの方がかつおの風味とまろやかな甘味を感じることができます。「赤いきつね」のつゆでは大きな違いが見出だせずにかなり焦りましたが、こちら「緑のたぬき」は明らかに違うつゆの味でちょっとホッとしました。別に「違わねーじゃねーか!」とメーカー批判したいわけじゃないですからね。これは両者ともに良い味で、どちらが優れてるとか一概に言い切れる感じではないですね。私は蕎麦つゆにはしょうゆのキレを求めてしまうので、「復刻版」のつゆが好みでした。だしの甘みを感じる東日本向けの現行品より「復刻版」の方がしょうゆの味でより東っぽい味になっていたのは面白かったです。

縮れのある中細油揚げ麺のお蕎麦で、復刻版と現行品で違いはわからない

麺は「なめらかでのどごしが良いそば」とのこと。中細で縮れのある油揚げ麺のお蕎麦です。しっかりした蕎麦の香りがあり、「日清のどん兵衛」のぴんそばに比べて縮れがあることで、こちらはこちらでカップ蕎麦らしい良さが出ています。私はどっちも好きです。

つゆは「復刻版」と現行品でわかりやすい違いがあったのに対し、麺は見た目も味も両者同じのように感じました。まったく区別ができません。もちろん、私の味覚が海原雄山ではないため理解できないのかもしれませんが、原材料を確認すると、材料の並びがまったく同じだったので、おそらく両者同じものが使用されているのではないかと思われます。

天ぷらの小えびの色や食感に大きな違い

具は「天ぷら、かまぼこ、ねぎ」とのこと。「復刻版」と現行品で構成は同じですが、天ぷらの中身とかまぼこの枚数が大きく違っています。

天ぷらに入っている小えびが、「復刻版」の方は薄い色なのに対し、現行品は濃い色の小えびが使われています。えびの量は現行品の方が多かったですが、現行品の天ぷらは天ぷら増強版のものなので、通常商品の天ぷらならばまた違ってくるのかもしれません。えびの味については薄い色だからといって弱いわけではなく、「復刻版」のえびもしっかり風味を放っていました。現行品にのみのり天か野菜天と思われる緑色のものが入っています。また、「復刻版」の天ぷらは衣のつなぎが弱く、その結果つゆに馴染んでくるとほろほろ崩れてふわっとした感じになってきます。比較的形状を残してしっかりした食感の現行品の天ぷらと対照的で、どちらにもそれぞれ良さがありました。天ぷらも甲乙つけ難いです。

かまぼこは「復刻版」が5枚なのに対し、現行品は3枚。「復刻版」の方が上回っていました。ともに同じかまぼこが使用されているようでした。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
「緑のたぬきそば」の「復刻版」と通常版「東」の代用品としてコンビニ限定の「ぶ厚い特製天ぷら入り(東向け)」を比較してきましたが、つゆの味に大きな違いがあり、しょうゆが濃くキレの強い「復刻版」に対し、かつおやだしの甘みを感じる現行品のつゆは両者甲乙つけ難いデキでおいしかったです。また天ぷらにも両者違いがあり、小えびの色に加えて、ふわっとしている「復刻版」、つゆに浸しても形が比較的しっかり残る現行品という違いがあり、こちらも両者それぞれ良かったです。「赤いきつね」での比較では、つゆやお揚げの味に大きな違いがなかったため、具の充実ぶりで勝る現行品以外選択肢はありえないような状態でしたが、こちら「緑のたぬき」は麺以外でしっかり違いを認識でき、現行品に負けない価値を見出だせる一杯でした。

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