神田神保町の行列焼そば店「みかさ」監修によるカップ焼そば

今回のカップ麺は、明星食品の「明星 みかさ監修 ソース焼そば」。2018年10月8日発売の新商品です。東京神田神保町にある焼そばのお店「みかさ」監修によるカップ麺です。昨年10月にも「みかさ」の味を再現したカップ麺が発売されていました。

みかさ」は、1984年に熊本で創業した焼そば専門店で、1993年に東京に移転してからは、神保町になくてはならない存在感になった人気店です。連日行列の耐えないお店として有名で、ラーメン店では行列はそれほど珍しくないですが、焼そば店で行列しているのはすごいことだと思います。お祭りの屋台みたいですね。神保町は年中、ブックフェスティバルとかスポーツ用品祭りをやっているようなものではありますが。味だけではなく量の多さでも支持を集めており、並サイズでも結構な食べ応えとのこと。焼そば好きとしてはぜひとも行ってみたいものですね。神田神保町と言えばカレー屋のイメージがありますが、カレー好きな人は焼そばも好きという勝手なイメージを持っています。まぁ私がそうだってだけなんですけどねw 小さい頃連れてってもらっていたお店で、カレーライスと焼そばが半分ずつ盛られたプレートを必ず注文していました。

今回はそんな「みかさ」監修のカップ焼そばですが、「みかさ」監修の商品は昨年2017年の10月にも発売されていて、今回は1年ぶりの登場ということになります。昨年食べたものは、濃くて甘いソースにしっかりと炒めた風味がつけられており、重厚なソースが特徴の一杯でおいしかったです。今年の商品と比べてみると、多少栄養成分に違いが見られるため、今回の発売にあたり多少変更が加えられているものと思われます。

焼そばを作る工程のうち「焼き」を使えないカップ焼そばだと、普通のカップ麺よりも制約が大きいため、なかなかお店の味を再現することは難しいかと思われますが、それでも昨年の商品は、ソースにつけられた炒めた風味が強く漂い、実際に炒めたかのような臨場感を出していました。今年の一杯は果たしてどうでしょうか。



商品概要



品名:明星 みかさ監修 ソース焼そば
メーカー:明星食品
発売日:2018年10月8日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:3袋(液体ソース・特製ソース・ふりかけ)
定価:税別218円
取得価格:税込235円(ローソン)

栄養成分表

1食169g(めん130g)あたり
エネルギー:719kcal
たん白質:10.0g
脂質:29.3g
炭水化物:103.7g
食塩相当量:7.0g
ビタミンB1:1.37mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:193mg



酸味・甘味のソースにスパイス感・炒めた風味が重なった重厚なソース

ソースは「肉と野菜の旨みが溶け込んだスパイシーなソースと、キャベツや香味野菜を炒めたような香ばしさが特長の甘みのあるソースの2種類でお店の濃厚な味を再現し」たとのこと。あまり他のカップ焼そばでは見かけることのない、「液体ソース」と「特製ソース」の2種類の液体状ソースが入っています。以前に液体と粉末が両方入っていたパターンはありましたが、液体2種類というのはなかなかないと思われます。

液体状のソース2種のうちの一方は「液体ソース」と書かれた大きい小袋に入ったメインとなるソースで、甘味と酸味でパンチの効いた力強い味です。正直、私オサーンは焼そばで甘いのとか酸っぱいのとかはあまり得意ではないのですが、これを補完する形でもう一方の「特製ソース」の方には、スパイスと炒めた風味がついていて、ただ甘酸っぱい味には留まらない重厚感を出していました。かなりヘビー級なソースです。

一方で、昨年のソースに比べるとやや肉感がなくなったかなという印象を持ちました。昨年のものは炒めた風味の中に肉の旨味みたいなものを感じたのですが、今回のソースはそれがあまりなかったように思います。これが実際に肉成分が減ったからなのか、他の味との兼ね合いで弱く感じたのかはよくわかりませんでした。また、お店のソースはかなりスパイス感があるそうですが、今回のソースにもスパイス感はあったものの、ソースの他の味に比べてちょっと弱いように感じました。



チャーシューチップは量は少ないものの薄切り肉みたいな肉感はある



麺は「お店の麺をイメージした、太さと厚みがあり、中心がもっちりとした食感で食べ応えのある極太麺」とのこと。太くて縮れの強い油揚げ麺です。油そばとかで使われるような極太麺で、焼そばの麺としてはかなり太いものになっています。お店の麺を写真で見ると確かに太めの麺ですが、今回使われている麺はさらに太いように見えます。

太い油揚げ麺なので盛大な油揚げ麺臭を心配しましたが、今回はソースも甘味と酸味、さらには炒めた風味がかなり強いため、極太麺でもきちんとバランスは取れていました。むしろ今回のソースだとこれくらい太くないとバランスを取るのは難しいのではないかと思います。

麺量は130gで、大盛カップ焼そばの標準的な量となっています。極太に加えて量も多いため、かなりガッツリ系の食べ応えになっていました。ソースだけではなく麺も重量級です。実際のお店の焼そばもかなり麺が多いようなので、味だけではなく量も再現するためには普通サイズではダメだったのでしょう。普通サイズにしないのは妥当な判断だと思います。

唐辛子と花椒の入ったふりかけはソースの味を増強している



具は「キャベツとチャーシューチップの組み合わせ」に、「アオサ、紅しょうが、こしょう、魚粉を組み合わせ」たふりかけが別添とのこと。チャーシューチップはそれほど多くなく、キャベツはほどほどに入っています。通常の大盛サイズカップ焼そばより少し高い価格設定を考えると、具はそれほど充実はしていないように思います。

チャーシューチップは、カップ麺でよくあるハムみたいな食感のものではなく、しっかり肉感があります。家庭で使われるような薄切り肉みたいなイメージです。それほど多くは入ってなかったものの、肉感には満足です。キャベツは標準的な量が入っていて、本来ならソースの中で清涼剤的な役割を期待したいところですが、今回はあまりにソースが強いため完全にソースの味に侵食されていました。存在感出すならもっとカットを大きくしないといけないかもしれません。

別添のふりかけにはあおさ、紅しょうが、こしょう、魚粉が入っているそうですが、目立っていたのはあおさと魚粉で、特にあおさは濃いソースの中でも香ばしい風味を放っていました。さすが焼そばの定番ですね。魚粉もそれなりに存在を感じ取れたものの、富士宮やきそばの魚粉のような太さはなく、あくまでアクセント程度の存在感でした。紅しょうがやこしょうは濃いソースの中でほとんど埋没していたように思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
神田神保町の人気焼そば店「みかさ」監修によるカップ焼そばでしたが、メインの液体ソースで強い甘味と酸味がある一方で、炒めた風味をしっかり感じられる特製ソースの存在により、重厚な味に仕上がっていました。かなり強いソースです。それに合わせる麺は極太で、強ソースに強麺でしっかりバランスを取っています。濃い味と麺量130gでお店の味を再現しており、食べ応えのある一杯でした。

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