AIがレシピを選定したという「トマトチキンカレーメシ」

今回のカップ麺は、日清食品の「日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた」。2018年9月5日発売の、「日清カレーメシ」シリーズの新商品です。「AIが考えた」という不思議な名前のついたカップライス商品です。



今回のカレーメシは商品名に「AIが考えた」と入っており、AI (人工知能) が、「2,400万通りもの食材の組み合わせから、『カレーメシ』ファンが好むであろう最適なレシピを選定」したとのこと。その結果選ばれたのが「トマトとチキンをメインに、各種スパイスをきかせたトマトチキンカレー」とのことなんですが、なんか、別にAIを使用しなくてもそのうちこの味は商品化されていそうな、あんまりAIを使った意味がなさそうな印象です。メーカーもそう思われそうなのをよくわかっているのか、パッケージには「AIを無駄に活用」と書かれています。カレーメシ購買者やカップ麺愛好者がどんなレシピを見ているかのビッグデータを活用したとのことで、正直そのデータが具体的にどんなものなのかよくわからないので、「AIが考えた」と言われてもちんぷんかんぷんなんですが、おそらく「無駄」に活用したというところがユーモアであり商品の売りなのでしょう。



AIを使用することは確かにハイテクですが、よく意味のわからないハイテクよりも、私としては、お湯を入れるだけでできあがるカップライスという方がハイテクを実感できます。確かにカレーメシはハイテクだと思います。



そしておそらく「AI」とか「ハイテク」をイメージしたカレーメシのキャラクター。これだけ見ると昔ながらのちょっとローテクなロボットっぽいところが面白いですね。ハイテクであることを自分で茶化している感じがします。

AIを使った云々はともかくとして、「トマトチキンカレーメシ」は普通においしそうで、私カレーメシ大好きなので大いに期待しています。もっともっと頻繁に新商品を投入してもらいたいと思っているので、久々の新商品とても楽しみです。メーカーサイトには、AIが考えた「レシピを元に、商品担当者が試食と検証を繰り返しながら、スパイスの種類や配合など味のバランスを整え、ベースとなるメニューを作成して商品化の作業を進め、本商品が完成し」たと書かれており、実はAIよりもこの部分が最も重要なのではないかと思うのですがどうでしょうか。



商品概要

品名:日清トマトチキンカレーメシ AIが考えた
メーカー:日清食品
発売日:2018年9月3日(月)
麺種別:ライス
かやく・スープ:なし
定価:税別220円
取得価格:税込199円(イオン)


栄養成分表

1食99g (ライス量69g) あたり
エネルギー:422kcal
たん白質:7.9g
脂質:12.8g
炭水化物:68.7g
食塩相当量:3.0g

内容物の確認



内容物はカレーメシのいつもの姿。大きな塊のカレーツゥにパフライス、そして今回の具はカップ麺でもよく使われている蒸し鶏が入っていました。カレールゥをよく見ると、細かくトマトが入っているのがわかります。



今回の「カレーメシ」はなんとリゾットタイプ!!



お湯を入れて5分待ちフタを開けてみると、今回はなんとリゾットタイプのカレー!!いつもの「カレーメシ」はもっと水分の少ないルゥタイプなんですが、今回は「日本めし」シリーズなどと同じように、スープ状になっていました。メーカーサイトに特にそういう記載がなかったので、最初はお湯入れる量を間違っちゃったかと焦りましたが、味がうすいわけではなかったので、お湯の量はこれで正解かと思います。



トマトとスパイスがチキンの仲介の元、仲良くケンカしている

ルゥは「トマトをベースに、チキンの旨みとまろやかなコクが特長のカレールゥ」で、「クミンやコリアンダーなどのスパイスを使用し、ガーリックとジンジャーの風味でアクセントを加え」たとのこと。チキンベースでトマトの酸味の強いカレーですが、上でも書いたとおり、ルゥタイプのカレーではなく今回はリゾット状になっています。

いつもと違って水っぽいので、なんだか味がうすいんじゃないかと思ってしまいましたが、実際食べてみると、強いトマトの酸味とスパイスで、かなりのハードパンチャーぶり。これはなかなかの激しさです。トマトとスパイス、どちらか一方が勝ってしまうバランスではなく、しっかり両者が並び立っているところがポイントかと思います。ハードパンチャー同士が打ち合う中で、ベースのチキンが味にまろやかさを加えて調和を取っており、これが所謂、仲良くケンカしな!状態なのかなと思います。

辛さはピリ辛程度で、それほど辛いわけではありません。5段階で3番目の辛さとのことですが、いつもの「カレーメシ」の硬派な味のイメージからすると、スパイス感はあっても辛さは弱いかなと感じました。ただ、「カレーメシ」シリーズというか、日清食品のカレー味カップ麺全般で共通する、甘みをあまり加えない姿勢は貫かれており、変に甘くないところはとても好感が持てました。その結果、トマトとスパイスの味をしっかりフルに感じ取ることができました。うーむ、ドはまりしそうなうまさです。



いつもの「カレーメシ」と違うリゾット状のライス

ライスは「湯かけ調理でも湯戻りの良いごはん」とのこと。いつもの「カレーメシ」シリーズと共通のパフライスかと思われますが、今回はリゾット状で、スープの中に入っているような構成のため、いつもと全然違います。やや湯戻しに難があるパフライスのため、いつものルゥタイプだと食べ初めの序盤戦は戻り切らずにごはんとして多少の違和感を感じることが多いのですが、今回はスープの中に入っているため、湯戻しがとてもスムーズです。現状ではこのタイプの方が自然なごはんの食感になるように感じます。

蒸し鶏はカットが大きくて食べ応えあり

蒸し鶏、トマト」とのこと。蒸し鶏とトマトが入っているとのことですが、実際のところトマトはカレーの中に溶け込んでしまい、具として存在を感じることはなかったです。ほぼ蒸し鶏のみと言って良い具の構成かと思いますが、いつも「カレーメシ」シリーズの具は量が少ないので、こんなものですかね。

蒸し鶏は量はそれほど多くないものの、カットは大きく、ライスの中に埋没して存在感を失うことなく、しっかり食べ応えがあります。日清食品の他のカップ麺で食べ慣れている具なので別段なにか感慨があったわけではないですが、ラーメンスープだけではなくカレーとの相性も良かったです。どんなにトマトが席巻した味でも、この蒸し鶏が入るだけでしっかりチキンカレーになっています。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★★☆☆☆☆(6)
パッケージは相変わらず遊び心たっぷりで力の入っていない「カレーメシ」の新商品でしたが、トマトとスパイスがどちらも強く効かせながらもチキンが間に立って両者しっかり調和が取れており、かなりおいしいカレーに仕上がっていました。これだけおいしいと、一見無駄に思えたAIの活用が、実はカレーメシ愛好家の私オサーンの胃袋を掴むツールとして強く機能していたのかもしれません。まぁAI使っていないいつもの「カレーメシ」もすごくおいしいので、AIの効果かは何とも言えませんけどね。今回のカレーメシも自信を持っておすすめできる素晴らしい商品でした。なんか新商品を積み重ねるたびに、どんどんカレーメシが好きになっていきます。

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