ペヤング史上最強の激辛「END」終末の恐怖!

今回のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 激辛やきそばEND」。2018年8月27日発売の、「ペヤング焼そば」の新商品です。ただでさえ辛いシャア機体と同じ色のパッケージでお馴染みの通常の「ペヤング 激辛やきそば」ですが、「激辛」に「END」の入った、まさに「END」を「終末」と訳すのに相応しい、カタストロフな一杯のようです。どれだけ終末でカタストロフなのか、通常の「激辛やきそば」と食べ比べながらお送りしたいと思います。



今回は黒いパッケージに赤文字で、いかにもおどろおどろしい雰囲気が漂います。「激辛」「MAX」に加えて「END」と書かれており、もう脅しもここまでくると売上に影響するんじゃないかというくらい、正直怖いです。



しかし「MAX」と言いつつも、実は「激辛やきそば」にも「辛さレベルMAX」と書かれており、この時点ですでに「MAX」らしいです。あちらも「MAX」こちらも「MAX」で、取りようによっては両者とも同じ辛さということもできます。実際メーカーサイトでも両者の説明に「ペヤング史上最強の激辛」もしくは「当社史上最強の激辛ソース」と書かれており、どちらも最強扱いです。中間にはすでに販売を終了している「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」も販売されており、辛さMAX商品が乱発されているMAXインフレ状態です。正直「激辛やきそば」も「もっともっと激辛MAX」も、辛さにそれほど違いがあるようには感じませんでしたからね。ひょっとすると今回の「END」も辛さはそれほど違いがないのかもしれません。

私は基本的に、どんな辛いものを食べてもそれほど苦に感じない、辛いのが得意というよりは辛いのに鈍感な人間で、周りが泣きながら食べているものでも私だけ平気で食べていることが多いです。正直、カップ麺の激辛クラスの商品も、ほとんどの場合はもっと辛くても良いんじゃないかと思いながら食べています。でも「激辛ペヤング」だけはどうにも苦手な辛さのようで、カップ麺の中では実はこれがいちばん辛い商品だと感じています。口のまわりが痛いし、パッケージ見ただけで毛穴から汗が吹き出して逆に涼しくなってくるレベルです。口の中もそうですがお腹に来てしまうのも困ってしまうところ。体がペヤングの辛さを全力で拒否しているかのようです。

今回の「END」が「激辛ペヤング」と同じ系統の辛さの上にそれがパワーアップしているのなら、ちょっとやばいんじゃないかなぁと思っているのですが、果たしてどんな味なのでしょうか。ビクビクしながら、食後にピクピクなって「へんじがない、ただのしかばねのようだ」状態ではないように願いながら食べてみたいと思います。



商品概要



左が「END」で右が通常「激辛ペヤング」。

品名:ペヤング 激辛やきそばEND
メーカー:まるか食品
発売日:2018年8月27日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ2袋(ソース・かやく)
定価:税別185円
取得価格:税込195円(セブンイレブン)

品名:ペヤング 激辛やきそば
メーカー:まるか食品
発売日:2012年2月20日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ2袋(ソース・かやく)
定価:税別175円
取得価格:税別210円(ヴィレッジヴァンガード)

栄養成分表

ペヤング 激辛やきそばEND
1食119g(めん90g)あたり
エネルギー:554kcal
たん白質:9.5g
脂質:26.8g
炭水化物:68.6g
食塩相当量:3.0g

ペヤング 激辛やきそば
1食118g(めん90g)あたり
エネルギー:556kcal
たん白質:8.6g
脂質:29.1g
炭水化物:64.8g
食塩相当量:3.0g

栄養成分に大きな差異は見られません。あまり味にも違いがないんじゃないかと思いつつも、実は獰猛なハンターが擬態しているだけなのかもしれないので怖いですね。恐ろしい。



両者の違いは、液体ソースのみのようです。麺や具はまったく同じものに見えます。激辛なのに赤黒い通常の「激辛ペヤング」のソースの色も不気味で怖いですが、「END」のソースは外装が黒く、中身の色が確認できません。実は緑色だったりレインボーだったりするのかもしれません。怖いですね。

調理後完成品の比較



左が「END」で右が通常「激辛ペヤング」。 麺や具だけではなくソースも同じ色だったので、見た感じほとんど両者に違いは見られません。しかし実は液体ソースの形状が少し異なっていて、通常「激辛ペヤング」がどろどろしているのに対し、「END」はさらっとしていました。通常「激辛ペヤング」はどろっとしているのも恐怖の対象だったので、「END」の方が怖くないように見えました。もちろん、擬態の可能性が高いので怖ろしいですけどね。ってか食べる前からビビりすぎですねw



こちらは「END」。見た感じは「激辛ペヤング」どころか、ノーマルペヤングともそれほど大差がないです。見事な擬態です。怖ろしいです。



こちらは「激辛ペヤング」。よく見ると誤差の範囲ではありますが「END」よりも少し赤いです。この点では、擬態技術は「END」が勝っており、ハンターとしての資質は「END」が上回るようです。怖ろしいですね。

通常「激辛ペヤング」の激辛ソースを甘い味に追いやる「激辛END」の別次元の激辛ソース

ソースは「ペヤング史上最強の激辛!体中が熱く燃え上がる」とのこと。通常「激辛ペヤング」はりんごやトマトの味が(無駄に)効いていて(変な)甘みや風味を感じるのですが、「END」のソースは甘みや風味を感じるものの「激辛ペヤング」よりは明らかに弱く、そして、あー言いたくない、認めたくない。でも言います。段違いの辛さです。これはひどい。

鼻に抜ける青唐辛子のものと思われる青臭さを先鋒に、そこから胃を直接突き刺してくる猛烈なラッシュ。胃が縮まったまま固まってしまうような感覚。普通だと、激辛商品を食べ比べた場合、一方の辛さによって舌が麻痺してしまい、両者の辛さの優劣はなかなかつけ難いのですが、今回は「激辛ペヤング」で麻痺した舌ごと「END」の辛さで狩られていくような、強制終了再起動後にスタート画面にもたどり着けずに瞬殺されるような、何が起こったのかよくわからないうちに屍になってしまっていました。

辛さにはいろんな種類があり、人によって感じ方も千差万別なので一概には言えませんが、あくまで私の感じ方としては、カップ麺最強の辛さなのは間違いありません。辛いからと言ってイコールおいしいわけではないですが、辛さだけなら「北極」も「辛辛魚」も問題にはならないのではないかと思います。なんでしょうねこの辛さ。私が苦手な辛さというのはもちろん要因として大きいのですが、これ食べた後に「激辛ペヤング」を食べ直すと、実際以上に甘く感じてしまいます。「END」の舌休めに「激辛ペヤング」を食べて甘さで回復する、訳わかんない状況になっていました。

りんごやトマトを効かせたソースという点では両者共通で、唐辛子が多く入り甘みが小さいのが「END」ということなんだろうと思います。両者食べ比べてみて、あれだけ苦手だった「激辛ペヤング」が、まるでバーモントカレーのような甘さだと感じたことが衝撃的でした。



麺や具は両者まったく同じ、ノーマルペヤングとも同じ

麺はいつもの中細油揚げ麺で、両者ともいつものペヤングと共通です。表面につるみがなく麺の滑りが悪いため、唇に微量の摩擦が生まれてしまい、そこから激烈な痛みを伴うソースの辛さが体内に入っていくような感覚です。もちろん思い込みであり被害妄想です。辛さの痛みでのたうち回っていると、見るものすべてが悪の差金に見えてきてしまいますね。ノーマルペヤングだと油揚げ麺臭を感じる麺ですが、今回は両者とも辛いのでそんなものを感じている余裕はありませんでした。

具も両者共通でノーマルペヤングとも同じ。普通なら辛いソースの中でキャベツの甘さが清涼剤液な役割を果たすものですが、激辛ソースにまみれたキャベツはまるで吸血鬼に血を吸われて吸血鬼化した眷属のようで、すでにソースとキャベツは同義のようなものでした。ソース=キャベツなんて式は私は数学の授業で習った覚えはありません。ペヤング地方のみの特例式です。

オススメ度(標準は3です)

★★★測定不能★★★(∞)
「ペヤング激辛やきそば」の最終奥義、というよりも「終末」として誕生した「END」でしたが、あの強烈な辛さの通常「激辛ペヤング」を甘みの強いバーモントカレーのような存在に追いやり、他の激辛カップ麺とは段違いのものを感じました。人が耐えられる辛さを考えるよりも、コストが許すまで唐辛子入れちゃえ的なものを感じざるをえませんでした。当然、評価はしません。味はよくわかりません。おいしいのかおいしくないのかも判別できず、ただただ最強の辛さという商品でした。

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