二郎インスパイア店「らーめんバリ男」の味を再現したカップ麺

今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 らーめんバリ男 旨辛濃厚豚骨醤油」。2018年8月6日に発売された新商品です。東京新橋の二郎インスパイアラーメン店「らーめんバリ男」の味を再現した、名店再現系のカップ麺です。

「らーめんバリ男」は東京都心のど真ん中にある二郎インスパイアのラーメン店



らーめんバリ男」は、東京新橋にある二郎インスパイア系のラーメン店で、日本橋とハワイにも支店があります。東京都心のど真ん中に存在するお店で、二郎インスパイア系で都心に根を下ろしているお店はそう多くないと思いますが、そのうちの一軒となっています。新橋と言いつつも西新橋の内幸町や虎ノ門に近い一角にあり、話題となっていた虎ノ門ヒルズと新橋駅の中間くらいの位置にあります。私は今年2月の東京出張の際にたまたまこの店でラーメンを食べているので、今回カップ麺になったのを知って楽しみにしておりました。

私はとんこつラーメンのおいしいお店と聞いて「らーめんバリ男」に伺ったのですが、それはそれはもう二郎インスパイアそのままのお店で、太いとんこつスープと、それに勝る強力な背脂が特徴的な一杯でした。場所柄、ビジネスマンが昼食をとるにに利用されているようですが、私なんかがこの店で昼食を取ると、もう午後からの仕事はお腹がキツくて厳しくなるんじゃないかと思います。文句なくバリバリの二郎系でした。

カップ麺で二郎の味を再現するのはなかなか難しいことだと思いますが、サンヨー食品はカップ麺メーカーの中にあって、二郎系のカップ麺を比較的多く出してきた実績があります。今回の一杯の再現性は果たしてどうなのでしょうか。楽しみです。



商品概要



品名:サッポロ一番 らーめんバリ男 旨辛濃厚豚骨醤油
メーカー:サンヨー食品
発売日:2018年8月6日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(仕上げの小袋)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ファミリーマート)

栄養成分表

1食100g(めん70g)あたり
エネルギー:449kcal(めん・かやく345kcal スープ104kcal)
たん白質:9.2g
脂質:17.7g
炭水化物:63.3g
食塩相当量:6.1g(めん・かやく1.8g スープ4.3g)
カルシウム:218mg



二郎インスパイアのお店のスープに比べると豚も唐辛子も迫力不足

スープは「豚骨のうまみに、ガーリックのコクを合わせ、唐辛子のスパイシーな辛みをきかせた旨辛濃厚豚骨醤油スープ」とのこと。とんこつベースで、油脂が表面に浮き、ガーリックの効いたスープです。しょうゆや唐辛子の効きは弱めです。

太いとんこつベースのスープで、表面に油脂が浮く構成となっています。このあたりは二郎系カップ麺に共通する特徴ですが、背脂が浮いているわけではなく、また、豚脂の風味もそれほど前には出てきません。お店ほど「豚」が前面に出ていないためインパクトに欠け、物足りないです。もうちょっと油ギッシュな豚パワーがないと再現したとは言い難いように思います。

二郎系のスープにしてはしょうゆの味が弱く、「とんこつしょうゆ」というよりは「とんこつ」っぽい味で、これはお店と共通しています。お店のスープもしょうゆの存在はほとんど感じられず、たれの中にしょうゆは入っているのでしょうが、一般に「とんこつしょうゆ」ではなく「とんこつ」と称しているラーメンと同程度のしょうゆしか入っていないものと思われます。お店のスープだと強烈な豚が前に出る形となりますが、今回のスープだと豚脂がそれほど前に出てこない上、しょうゆの味も弱いとなると、前に出てくる味がなくなってしまいます。このあたりから、多少の主張不足なスープになっていたように思います。

唐辛子も入っていますが、これもピリ辛以下程度にしか辛味は感じられません。お店では卓上に「特製唐花」という自家製の唐辛子が置かれていて、これを後半戦にスープに投入することで変化をつけるのですが、お店の「特製唐花」に比べると風味が弱く、もうちょっと量入れて存在感を出しても良かったのではないかと感じました。



がっしりした噛み応えの太い油揚げ麺

麺は「しっかりとした食べごたえのある太麺」むとのこと。縮れのある太い油揚げ麺を使用しています。

二郎系ラーメン店で使用されている太い麺の雰囲気に比較的近いイメージの太い油揚げ麺で、がっしりとした噛み応えが大きな特徴です。実際のお店の麺は太さが均一ではなく、もっとゴワゴワした食感の麺でしたが、そのあたりの再現はカップ麺ではなかなか難しいのかなと思います。

太麺なのでかなり強い主張があるのに対し、スープが若干迫力不足で、麺がちょっと勝ち気味のバランスとなっていました。これはスープのパワー不足の影響が大きく、お店のスープと同じように豚がもっと頑張っていてくれたら改善されていたバランスなので、麺の非ではないように感じました。

キャベツは頑張っているがもやしは入っておらず、肉そぼろは物足りない量

具は「キャベツのシャキシャキとした歯ごたえと肉そぼろのうまみが食欲をそそり、唐辛子の辛みがスープのおいしさをいっそう引き立て」るとのこと。キャベツがそれなりにたくさん入っていますが、お店の特徴であるもやしはなく、また肉そぼろの量も物足りなかったです。

キャベツは上の画像で見える量よりも実際は多く入っており、底の方にたまっていたものを撮りきれませんでした。申し訳ありません。お店のキャベツに比べると物足りないですが、さすがに二郎系のキャベツをカップ麺で再現するのは無理な話で、今愛のキャベツの量は健闘していると感じました。甘みがスープの中でよく映えてもいました。ただ、キャベツと共にお店の大きな特徴でもあるもやしも入っていて欲しかったですね。

肉そぼろの量は物足りないです。二郎系のラーメンは通常サイズでもチャーシュー麺ばりに肉が入っているのが大きな特徴なおで、今回の微量の肉そぼろでは厳しいように思います。私なんか、実際の「らーめんバリ男」のチャーシューを見て、これ食べ終えるのにどれくらい時間がかかるんだろうと気の遠くなる思いを抱いたのを覚えています。結局10分くらいで食べ終えましたが。

オススメ度(標準は3です)

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
らーめんバリ男」の味を再現したカップ麺でしたが、二郎インスパイアのカップ麺としては、豚成分が足りなかったです。二郎食べる人は豚を求めていると思うですよね。とんこつ、豚脂(背脂)、そしてチャーシューと、とにかく豚を摂取できなければ納得できないんじゃないかと思います。豚成分の少ないラーメンを食べると、ぐぉぉ豚くれ~パリーンみたいに生命維持装置から飛び出してしまう黄金マスク編の正義超人みたいなものです。麺やキャベツなどところどころ良かった部分もあり、全体としてはそれなりにおいしいカップ麺でしたが、二郎インスパイアとしては豚成分が足りないと感じる一杯でした。

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