「IPPUDO」タイバンコク店の人気メニューを逆輸入でカップ麺化

今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「IPPUDO タイ トムヤムクン豚骨」。製造は日清食品。2018年7月23日に発売された新商品で、セブンプレミアムの「IPPUDO」シリーズの3作目の商品となります。

タイ料理の王者として日本でも知名度の高い「トムヤムクン」と、一風堂の誇る「とんこつ」スープの組み合わせは果たしてどんなものなのか。もともとトムヤムクンのカップ麺のスープは、クリーミングパウダーを使ってクリーミーな味に仕上げる場合が多く、クリーミングパウダーが一風堂のクセのないとんこつスープに置き換わってもそれほど違和感はないように思えます。今回はクリーミングパウダーも併用されているようです。

「IPPUDO」とは?

福岡大名に本店を構えるとともに日本全国に店舗を展開し、おそらくは全国的に最も有名なとんこつラーメン店のひとつとなっている「一風堂」ですが、日本のみならず世界にも多くの支店を展開しており、「IPPUDO」の名で親しまれています。「IPPUDO」はセブンプレミアムのブランドとしても今回で3作目を数え、以前にはニューヨーク店の「IPPUDO NY クラムチャウダー」や香港店の「IPPUDO 香港 スパイシー海老豚骨」を、あjの逆輸入という形で発売してきました。今回はアメリカ、東アジアに続いて今回は東南アジアのタイバンコク店からの逆輸入です。



商品概要



品名:IPPUDO タイ トムヤムクン豚骨
メーカー:セブンプレミアム(日清食品製造)
発売日:2018年7月23日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:1袋(トムヤムクンペースト)
定価:税込213円
取得価格:税込213円(セブンイレブン)


栄養成分表

1食103g(めん70g)あたり
エネルギー:407kcal(めん・かやく322kcal スープ85kcal)
たん白質:9.4g
脂質:11.0g
炭水化物:67.6g
食塩相当量:7.0g(めん・かやく2.5g スープ4.5g)
ビタミンB1:0.23mg
ビタミンB2:0.30mg
カルシウム:243mg



トムヤムクンととんこつのクリーミーさが両立するスープ

スープは「一風堂こだわりの豚骨スープにエスニック料理の定番トムヤムクンを一風堂河原店主監修の下、絶妙なバランスで合わ」せ、「タイ産のトムヤムクンペーストを別添で使用し、香り高い本格的なエスニックが楽しめ」る「クリーミーなスープ」とのこと。

「一風堂」のとんこつをベースに、トムヤムペーストでトムヤムクンの味を加えたスープです。ピリ辛程度の辛みがあり、パクチーやスパイスを始めとして魚醤など魚の味や、レモングラス系の香りもあり、エスニック感がある味に仕上がっています。トムヤムクンだけではなく地のとんこつも骨太で、トムヤムクンととんこつがしっかり両立できています。とんこつスープとクリーミングパウダーによりかなりクリーミーな味で、タイの袋麺で「クリーミー」を謳っている商品よりさらにクリーミーです。

クリーミーさが前面に出た反面、まろやかさに隠れてトムヤムクンの特徴である酸味はやや弱め。十分にエスニック感はあるものの、トムヤムクンのカップメンや袋麺に比べるとガツンとくる酸味の強さがありません。私なんかはトムヤムクンに酸味を求めてしまうため、ちょっと物足りない味だと感じてしまいました。トムヤムクンとして他の味がしっかりしているので、酸味のなさにちょっと違和感をおぼえてしまうかもしれません。

「トムヤムクン」としての本格感よりも「トムヤムクン」と「とんこつ」の融合を楽しむスープであり、両者が両立できているのはお見事です。普段からトムヤムクンのインスタントを食べ慣れていると、酸味の弱さで肩透かし的な違和感がありましたが、酸味がとんこつの太さに置き換わるからこその「IPPUDO」であり、酸味を求めるなら別のトムヤムクンのカップ麺を選ぶべきなんだと思います。トムヤムクン好きからするとなんだか微妙な表現になってしまっていますが、トムヤムクンでありとんこつでもあるおいしいスープでした。



トムヤムクン味では珍しい、しっとり感の強い中太ノンフライ麺

麺は「しなやかな食感の中太縮れ麺」とのこと。中太で低加水のノンフライ麺です。

ひょっとすると、トムヤム系のカップ麺でノンフライ麺のものを食べるのは初めてかもしれません。タテ型なのでいつもどおり油揚げ麺かと思って食べましたが、油揚げ麺としてはあまりにしっとりした食感で、原材料を見返したところ、やはりノンフライ麺でした。しっとりやわらかい食感の中太ノンフライ麺で、一風堂のとんこつラーメンで使われている麺とまったく違う形状です。ずっしりと重さを感じます。麺自体の甘さが強く伝わってきて、スープの甘さをさらに増幅させていました。強いスープの中に入っても、存在感のとても強い麺です。

トムヤムクン味のカップ麺には細めの油揚げ麺というのがデフォルトのような組み合わせなので、今回のノンフライ麺はかなり新鮮な印象でした。今回「ざわざわ」言っていたのはいつもの黒スーツの人たちではなく、実は特別出演のショッカーの皆さんでしたーみたいな新鮮さです。うーんこのたとえは果たして新鮮というのだろうか。

具のボリュームに欠けるが、パクチーはたくさん入っていた

具は、味付エビ、味付肉そぼろ、味付卵、ねぎ、パクチー。具の種類は豊富ですが、ボリュームはそれほどありません。

トムヤムクンでは主役となるエビは、数こそ入っていたものの、同じ日清食品の「トムヤムクンヌードル」に比べるとだいぶ小粒です。昔のカップヌードルとか、「カップスター」に入っているような小さいエビでした。味付肉そぼろも一応は入っているものの、量が少なすぎてほぼ存在感はありません。卵も少ないです。

最も目立っていたのはパクチーで、見た目に緑の粒がたくさんあり、味でもパクチーはかなり存在感ありました。今回の商品の「トムヤムクン」らしさを最も表現できていたもののひとつだと思います。パクチーが苦手なら食べない方が無難なくらい幅を利かせています。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
IPPUDOタイバンコク店の人気メニューを逆輸入してカップ麺化した商品でしたが、パクチーやスパイス、レモングラスの香りの効いたトムヤムクンらしさと、とんこつによるクリーミーさが融合したスープでした。とんこつが幅を利かせている分、酸味がちょっと弱いように感じましたが、とんこつの太さを楽しむための一杯と考えれば満足できる味だと思います。そしてトムヤム系カップ麺でノンフライ麺使用というのがとても意外で、新鮮な組み合わせでした。おいしかったです。

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