ゆずと鶏油が主役の「正麺カップ」の新しいしお味

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ ゆず香る金色塩」。2018年7月2日発売の、「マルちゃん正麺カップ」シリーズの新商品です。爽やかなゆずの香るしお味のラーメン。

金色塩」ということなので、ゆずとともに鶏油が主役の繊細な味になると思われるため、そうなると「正麺カップ」の大きな特徴である主張の強い多加水ノンフライ麺との兼ね合いが気になるところ。この麺はみそ味とか担々麺系の濃い味との相性が良い半面、あっさりスープに対してはちょっと強すぎる麺のように感じていますが、今回のスープとはどんな相性なのでしょうか。

正麺の麺があっさりスープと相性が良くないというのはメーカーも認識しているのか、以前はラインナップにあった「マルちゃん正麺カップ 旨みだし塩」という商品は現在はなくなっていて、代わりに「野菜ちゃんぽん」や「うま辛野菜タンメン」といった変化球的なしお味に置き換わっています。袋麺の正麺には「旨塩味」あるんですけどね。今回の商品が「正麺カップ」の新しいしお味になりうるのかも注目したいと思います。



商品概要



品名:マルちゃん正麺 カップ ゆず香る金色塩
メーカー:東洋水産
発売日:2018年7月2日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく)
定価:税別205円
取得価格:税込216円(ファミリーマート)

栄養成分表

1食93g(めん65g)あたり
エネルギー:334kcal(めん・かやく280kcal スープ54kcal)
たん白質:9.2g
脂質:9.0g
炭水化物:54.0g
食塩相当量:6.1g(めん・かやく2.3g スープ3.8g)
ビタミンB1:0.61mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:140mg



ゆず香る鶏油の効いた太いしお味のスープで、「赤穂の塩」使用によリしお味が刺さらない

スープは「チキンをベースに、かつおと昆布の旨味を合わせた、まろやかながらあっさりした塩味のスープ」で、「ゆず香料で香りを付け」、「『赤穂の塩』を使用」、「ローストガーリックチップ入り」とのこと。鶏ベースで鶏油の浮いたしお味のスープで、商品名の「金色塩」の通り黄色味が強いです。

ゆずが強く香りますがそれ一辺倒ではなく、しっかりした鶏のベースと鶏油のまろやかさがあり、柑橘を纏いながらもなかなか本格的なスープとなっています。強く太くしお味が効いているためあっさりな味でもこってり派の人もある程度満足できそうな味に仕上がっています。結構しお味強いのにカップ麺によくあるしお味が刺さってくることがないのは、「赤穂の塩」使用の大きなメリットではないかと思います。今までも東洋水産の商品で高価格帯の商品で「赤穂の塩」はよく使われてきましたが、強さの割に当たりがやわらかいんですよね。

そして印象的だったのが「ローストガーリックチップ」で、細かい粒が少し入っているだけなのでスープの味に大きな影響を及ぼしているわけわけではないのですが、この粒が口に入った時だけほわっとガーリックが口に広がり、味のアクセントの効果を果たしています。今回のスープの創作的な部分でした。



正麺らしい多加水ノンフライ麺で、スープとのバランスは悪くない

麺は「生麺のようななめらかな口当たりと、粘りのある食感が特長の、透明感のある麺」とのこと。強い弾力が特徴のいつもの「正麺カップ」の多加水麺で、他の味の「正麺カップ」に比べて麺は少し細めのように見えます。

今回繊細なしお味のスープなので、強い正麺の麺との相性が心配でしたが、しお味スープに合わせるには低加水でもっと細い方がさらにスープの味を楽しめるとは思うものの、懸念したほど悪いバランスではなかったように思います。スープの中で適度に麺の小麦の味の存在を感じられ、正麺らしさを保ちながらもスープとマッチしていました。

東洋水産のメーカーサイトで強く喧伝されているわけではないですが、「正麺カップ」の麺で多加水麺のような強い弾力を生み出しているのは「こんにゃく」で、従来の多加水麺よりも湯伸びがしにくく、麺の湯戻しによってスープが濁ってしまうのを防ぐ効果があるそうです。そう言われてみると何となくこんにゃくっぽい弾力なのかなと思わなくもないですよね。この「こんにゃく」を使用した麺の製造技術は特許を取得していますが、使われているのはカップ麺だけで、正麺の袋麺の方には使用されていないようです。

具はちょっとチープだが、価格を考えると割り切れる

具は「焼豚、メンマ、チンゲン菜」とのこと。チャーシューは表面積はあって見映えしますが、ちょっとペラペラですかね。日清ラ王に入っている乾燥チャーシューと比べると大きな差があります。ただ、金色に輝くカップとその大きさでついつい高価格帯商品だと思いがちですが、この商品定価税別205円なんですよね。そう考えると、多少具がチープになってしまうのはしょうがないと割り切ることはできるかと思います。

他にはメンマとチンゲン菜が入っていますが、どちらもカットが細かくて量も少なめ。特にチンゲン菜はしおラーメンの具として面白い存在だったので、もっとたくさん入っていてくれるとうれしかったです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
食べる前に懸念していた、繊細なしお味のスープに「正麺カップ」の強い多加水麺の組み合わせでしたが、確かにもっと低加水で細い麺ならさらにおいしいんじゃないかと思う部分はあったものの、それでもそれほど悪いマッチングには感じられず、多加水麺でもしっかりしお味スープの中でバランスを保てていました。ゆず香る鶏油の効いたしお味スープは、ローストガーリックチップがアクセントとして効果的で、なかなかおいしかったです。

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